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「もう俺は金塊なんてどうだっていいです」

「一分一秒でも早く杉元佐一をぶっ殺したい」

概要

CV:杉田智和

演者:栁俊太郎

日本陸軍第7師団に所属の一等卒。二階堂洋平の双子の兄(?)。

静岡県出身。双子ともに暴力的な性格で表情、行動に少し不気味な雰囲気を持つ。

兄弟仲は非常に良く、好物はみかん

土方歳三に善戦したり身体が不自由になっても健常者と違わないほど普通に動き戦えるなど、戦闘力や身体能力はなかなか高く、打たれ強さもある。


後述の理由により途中からは無邪気とすら言える一面も出てくるようになった。

戦闘時は基本的に命令にきちんと従うが、杉元佐一を目の当たりにすると激高し周りが見えなくなってしまう。


作中での活躍(ネタバレ注意)

















小樽で刺青を探す杉元と交戦。その後、鶴見中尉率いる第七師団と共に杉元を拘禁。だが拘禁した杉元を殺さないよう厳命されていたにもかかわらず、杉元の挑発に怒り独断で拷問の末殺害しようとする。しかし浩平が部屋の外で見張りをしている際に洋平は白石由竹により拘束を解かれていた杉元に首を折られ死亡。さらに重傷を装い脱走をした杉元に腸を盗まれた。洋平の亡骸を目にした浩平は崩れ落ちるように号泣している。

双子の片割れを失った悲しみから浩平は杉元への復讐心を燃やしていく。


洋平の死後、浩平は造反組の仲間である尾形百之助谷垣源次郎の追跡に同行。しかし谷垣が仕掛けた囮に気を取られたため、襲撃してきた羆に爪で叩きつけられ頭の皮膚ごと左耳を削り取られる。尾形の援護で何とか生還するも、直後に造反組の動向を追っていた鶴見の隊につかまり他の造反者を言えと右耳を削がれる拷問を受ける。拷問を受けても口を割らない浩平だったが「杉元を殺させてやる」という条件にあっさり乗り仲間を告発、鶴見の下へ戻った。

鶴見の下へ戻った浩平は削がれた耳を常に首から下げ、それを洋平に見立ててコソコソ話しかけるなど奇妙な行動が増える。言動も初期の時とは代わり少し子供じみている。


江渡貝弥作と出会ってからは、彼が作った人間の皮で出来たヘッドギアを着用(削がれた耳は口元に来るように加工されている)。その後、ニセ刺青人皮の手がかりを探しに来た土方と交戦し右足を切り落とされる。

足を切り落とされてからは痛みを和らげるモルヒネを何度も服用したせいでモルヒネ中毒に。「やだやだー!」、「怖いよぉ!」など言動、行動がさらに幼児退行してしまう。自暴自棄になる浩平のために鶴見自ら有坂中将へ頼み散弾の仕込まれた義足を与えられる。


網走監獄襲撃時は、杉元と一対一で交戦。しかし義足に仕込まれた散弾を杉元に利用され右手を失った。入院時に「杉元は死んだ」と聞かされてからは傷心のあまり全く食事を取らず寝込んでしまうが有坂中将からお箸入りの義手をプレゼントされた。(余計にショックを受けたのは言うまでもない)

だが、そのお箸は意外なところで活躍し師団に大きく貢献することに…

ついでに有坂中将の友人長井氏が開発した「元気になる薬」メタンフェタミンを貰い、シャキッとした元気な姿を同じく入院中の鯉登少尉たちに見せていた。



関連イラスト

変化前

二階堂webオンリー展示マンガ「故郷」

浩平が短脚絆、洋平が巻脚絆をしている。

変化1

センシティブな作品

包帯を顔に巻き、耳を洋平の耳に見立て首から下げている。

洋平の死後は浩平が洋平の巻脚絆を使用している。

変化2

Kouhei <3

江渡貝お手製の耳付きヘッドギアをつけている。

変化3

無題

右足が義足になる。

変化4

センシティブな作品

右手が義手に。もはや逆百鬼丸


兄・弟の明記について

二階堂兄弟は現時点でどちらが兄・弟の正確な明記がない。

【ゴールデンカムイ質問箱】で作者である野田サトル先生が「どちらが兄ですか」と言う質問に答えた際に浩平の方が少しだけ早く生まれたと答えている。しかし明治時代は先に生まれた方を弟にする風習があったりなど必ずしも浩平が兄とは言えず、またアニメ第5話のあらすじで弟の浩平と言う内容だったにもかかわらず現在は兄の浩平と変更されている。修正をしたとのアナウンスもないため意図的なのかただのミスなのかは分からないのが現状である。

※現状では浩平が兄の可能性が高い(アニメ、公式ツイッターの紹介文で兄と表記あり)


余談

体の欠損率は作中1で、見せ場の度に体の一部を失っている。

奇怪な行動はある種の愛嬌もあり、ギャグ枠としてかなり重宝されているキャラだが、彼が辿っている人生は過酷そのものでファンも目を背けたくなるほど。いつか報われてほしい一人でもある(そもそもの原因が鶴見中尉の命令に背いて杉元を拷問しようとした事なのは言ってはいけない)。


義手と一緒に貰い服用した「メタンフェタミン」という薬は、現実では昭和には「ヒロポン」という名前で一般にも売り出されている。そしてこの薬は、現代では覚醒剤と呼ばれる「依存性が高い上に服用を続けると廃人になる可能性が非常に高い」代物でもあった。

しかし現実でも戦後になるまでは「依存性も副作用もなく元気になれる薬」として認識されていたため、有坂中将も悪意ではなく完全な善意からこの薬を渡した様子。


月島軍曹がいない時には鯉登少尉の通訳もしていた。



















最終決戦ネタバレ










五稜郭での最終決戦では洋平の仇である杉元と遭遇し激しい攻防戦を繰り広げるものの、最後は杉元へ手榴弾での自爆攻撃を試みるも失敗し、自身は「爆風によって舞い上げられた銃剣によって頭まで真っ二つになって死亡」というかなりグロい結末を迎えることとなった。

また死亡直前に(真っ二つになった自身を見て)双子の片割れと再会し(たと錯覚し)、お互いの名前を呼びあい喜ぶというシーンがあり、薬物中毒の症状がかなり進んでいたことが窺えるような描写となっている。

皮肉なことに、狂ってしまったために(彼の認識では)最期に今までの苦労が報われたハッピーエンドを迎えられたのかもしれない。

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