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仁科稔

にしなみのる

仁科 稔(にしな みのる)とは、映画『名探偵コナン 14番目の標的』に登場するキャラクターである。

概要

鈴置洋孝

料理エッセイストとして活動している男性。37歳。


キザな性格だが、鈴木園子のように女性ファンも多い。最近では「パリのレストラン」などの料理関連の本を書いている。エッセイストになる以前は犯罪ルポライターとして活動しており、村上丈の事件を取り上げたことがある。


しかし、実際は味覚音痴で料理の知識も大したことはない。作中でも、彼の本を読んだ毛利蘭が誤ったワインの知識をに話し、それをプロソムリエである沢木公平にやんわりと訂正される一幕がある。


小山内奈々には海中レストラン「アクアクリスタル」で出会った際に「(著書の中で紹介した店の料理が)不味かった」と文句を言われ、それが原因で口論となる。その際、奈々がお土産に持参したワインブラインド・テイスティングの勝負をしたが、ボジョレーのムーラン・ナ・ヴァンを飲んで、最高級ワインであるシャンベルタンの名を挙げてしまい、奈々に笑われた挙句「グルメエッセイストの看板を降ろしたら?」とまで言われてしまった。なお、沢木は同様の条件でいとも簡単に銘柄を言い当てている。


金槌のため水が苦手であり、海面を走る「アクアクリスタル」へのモノレールの上でも冷や汗をかいていた。


関連タグ

名探偵コナン 14番目の標的


以下、ネタバレ注意







































































































終盤、犯人によって「アクアクリスタル」が爆破され水没し、泳げない仁科は溺れかかるが、白鳥任三郎の人工呼吸によって一命を取り留める。その後、眠りの小五郎によってこの事件の真犯人が沢木であることが明かされ、その中で自分が復讐の標的として狙われていたことを知る。


犯行動機は、沢木が抱えている味覚障害にあった。味覚障害の直接的な原因は奈々が原因で起きた交通事故で頭部を強打した後遺症なのだが、医者に「ストレスが原因の可能性もある」と診断された沢木は、以前からストレスの原因となっていた人物に対しても「自分を味覚障害に陥れた元凶」として憎悪を向けるようになった。その1人が仁科だったのである。


前述の通り、仁科は味覚音痴であるにもかかわらずグルメを気取って知ったかぶりの本を書き、ワインについての誤った知識を読者に植え付けていた。それがプロである沢木にとっては我慢ならず、仁科は沢木にとって「ストレスの原因」となっていたのである。(訂正しようと思えばできたかもしれないが、客に恥をかかせる訳にはいかないため、指摘できなかった可能性が高い)沢木は仁科が金槌であることを知っており、「アクアクリスタル」を爆破することで溺死させようとしていた。なお、この爆破は仁科の殺害のみを目的としたものであり、沢木は「他の人間は死のうが生きようがどうでも良かった」と発言している。


その後、沢木の最後の抵抗で「アクアクリスタル」は完全に崩壊するが、宍戸永明ピーター・フォードと共に無事脱出し、警察の船に救助された。


小物臭漂う人物ではあったものの、少なくとも罪に問われたり普通に考えれば殺意を持たれるレベルの行動はしていなかったため、仁科本人からすれば災難な目に遭ったと言える。

ただし、今回の一件で味覚音痴と知ったかぶりの知識で本を書いていたことが大勢に露見したため、エッセイストを続けていくのは不可能だと思われる。(現代なら最悪、炎上する可能性すらある)

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