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概要
「仏語」とも言う。ただし「仏語」と言うときはフランス語の略とも注意されたし。
主に仏教の教義などで使用される用語や、それが元になってできた言葉のことを言い、日本人が普段何気なく使用している日常語やことわざ・四字熟語などの日本語の中にも、古来からの仏教文化の影響によって使用されている用語がある。
中には神仏習合の思想から、神道・神道用語の影響を受けたものもある。
有頂天などのように、俗用化された結果、仏教用語本来の意味からズレてしまっている日常用語も多い。
実はこれも仏教用語なんです
追記は50音順にお願いします。
- 挨拶
- 愛嬌
- 阿吽
- 悪人正機
- 足を洗う（同様の風習がキリスト教にもあるがまた別の意味）
- 阿鼻叫喚
- 天邪鬼
- あみだ(あみだくじ)
- 阿羅漢
- 阿頼耶識
- 以心伝心
- 韋駄天
- 因縁（縁起）
- 有相無相/有象無象
- 有頂天
- 会釈
- 閻魔帳
- 大袈裟
- 億劫
- 開発
- 餓鬼
- 覚悟
- 境界
- 袈裟斬り
- 華束/華足
- 結集
- 外道
- 玄関
- 業（「ごう」と読む）
- 向上
- 五戒
- 極楽
- 御馳走
- 乞食（「こつじき」と読む）
- 娯楽
- 金輪際
- 沙羅双樹
- 懺悔（「さんげ」と読む）
- 三宝
- 四苦八苦
- しっぺ（しっぺ返し）
- 四天王
- 慈悲
- 娑婆
- 執着
- 修行
- 出世
- 修羅場
- 精進(精進料理)
- 上品・下品
- 自力作善
- 世間
- 殺生
- 刹那
- 善哉
- 禅問答
- 袖擦り合うも他生の縁
- 退屈
- 他力本願
- 檀家
- 旦那
- 断末魔
- 知恵
- 長広舌を振るう
- 天竺
- 堂々巡り
- 南無三
- 奈落
- 涅槃
- 八面六臂
- 般若
- 彼岸
- 非業の死
- 左前
- 火の車
- 無事
- 仏舎利（舎利）
- 分身
- 坊主
- 方便
- 煩悩
- 煩悩即菩提
- 魔王
- 曼荼羅/曼陀羅
- 未曽有
- 三日坊主
- 無我（無我夢中）
- 無常（諸行無常）
- 無念
- 夜叉
- 羅刹
- 六道
- 輪廻(上記「六道」と合わせて六道輪廻とすることもあり、別に輪廻転生もある)
- 六根清浄
- 悪口(「わるくち」、「あっこう」とも読む)
…とまあキリが無い。「仏教用語禁止の日本語会話」は「英語（カタカナ語・横文字）禁止令」以上に難しいのが現状であり、そんなことしたら日本語が成り立たなくなる。それだけ、日本文化には仏教の影響が溢れているということだろう。
