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仮面ノリダー

かめんのりだー

1988年から1990年にかけて放映されたフジテレビ系バラエティ「とんねるずのみなさんのおかげです」のコーナー(パロディ)ドラマ。当時の子どもたちから圧倒的人気を博した。グッド!グッダー!グッデスト!
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「やめろジョッカー!ぶっとばすぞぉ~」

ストーリー

仮面ノリダー・木梨猛は改造人間である。
彼を改造したジョッカーは、世界征服を狙う悪の秘密結社である。
世界平和を守るため、仮面ノリダーは戦うのだ!!

概要

バラエティ番組・とんねるずのみなさんのおかげです内で放送されたコーナードラマ。
その名の通り仮面ライダーのパロディコント。その高いクオリティから今なお根強い人気を誇る。

公式か否か?

パロディでありながらも石ノ森章太郎公認(ただし後述するように放映後の事後追認)といわれ、ライダー本編からのスタッフやキャストも参加した。
その一方で東映および毎日放送(当時のライダーシリーズの放映局)に対しては非公認である事を忘れてはいけない。
また石ノ森公認とは言うものの企画自体は東映・石森プロそのものに対して「無断」で始めたものであったことによる問題があることや、とんねるず自身の版権管理が厳しいなどの事情があることから、DVD化は極めて難しいと言われている。

つまり、現在でいう千葉県船橋市非公認ゆるキャラふなっしーとほぼ同じ立ち位置である。

石ノ森章太郎自身は、かつて自身で自作のセルフパロディーをやった事もあり、ファンの「ごっこ遊び」にも理解を示していたため「うちの息子が好きなんだよ」と、笑って許したと言われ、1989年のTVガイドの取材に応じた際にフジテレビのプロデューサーに「(いち視聴者として)楽しく見ている」旨を伝えたとコメントした。
前述の「石ノ森公認」の根拠はココからで、この一件やとんねるずやスタッフたちのライダーシリーズへの敬意があったからこそ、後述する東映の怒りも乗り切り、キチンとした作品として制作する事が出来たと言われている。

なお、現在「仮面ノリダー」は、とんねるずでもフジテレビでもなく、東映の登録商標となっている。(2013年登録)
当時の映像を放送で使用する場合は「協力 東映・石森プロ」のテロップを流せば問題ないようである。

これらはノリダーを見て育った世代が東映の中核に参入するようになったためで、いわば時間が解決した問題であるとも言える。

吉川進の見解とその後

一方で本家である仮面ライダーシリーズを「作る側」であった東映プロデューサー陣、特に当時においてライダーシリーズを担当していた吉川進氏(スーパー戦隊、メタルヒーローシリーズの生みの親。ライダーにはBLACK~Jまでを担当)は関連書籍やインタビューで「昨今のスーパーヒーローのギャグ・パロディ化はヒーローの否定につながります。高倉健やクリント・イーストウッドと、とんねるずは同居できないのです」と相容れないものとして強く批判した。(一方で、『仮面ライダーBLACK』で主演を務めた倉田てつを氏は、『ノリダー』側のオファーに「大好きだから出たい」とプロデューサーにまで懇願したものの、OKが出ず断念した、と後年のインタビューで語っている。実際、撮影現場で「ノリダー」の言葉は禁句だったとのこと)

BLACK RXの後、仮面ライダーのTVシリーズは再び終了となる。企画を予定していた新作(BLACK RXの続編で、主役まで決定済だった)も結局実現には至らなかった。前述の吉川氏の発言記事から仮面ノリダーが原因なのでは?という憶測、または当時の宮崎事件の影響という憶測等も立つがこれらは正確な情報ではない。

とにもかくにも種々の出来事があいまって、本家ライダーはOVA等で細々と続くものの、TVシリーズとしての再開は仮面ライダークウガまで待つ事となる。

しかし時を置くにつれて、いわゆる「ノリダー世代」が成長し、当時ファンであった子どもたちの幾人かが成長して著名人となった後にファンであった事を公言するようになった事、また同様にファンであった者が東映の中核への参入を果たしている事、また2000年代を超えて吉川自身が東映のコンテンツ事業から一線を退いている事などから、上記のように東映の本作への対応は軟化とも見られる方向に傾いている。

そのため現在では「制作会社としては当初不服ではあったものの、視聴者の人気に押されたために、事後承諾の形で承認ととれる対応をするようになったパロディ作品」という見方が一般的である。

特撮パロディ故の困難

実際に特撮形式のほぼ毎週かつ大掛かりのパロディであり、現在のバラエティ製作現場の台所事情を考えても毎週のようにやるのは現在ではほぼ困難といわれている。実際に特撮番組並の費用がかかっていたらしい。
ノリダー役の木梨憲武に対して『日本一の着ぐるみ師』を自称した石橋貴明はノリダーV2の頃には既に毎週のように動きにくい着ぐるみを着て動き回るのが非常に辛い状態だったという。
ノリダーV2の頃には二人のモチベーション低下とマンネリ、スケジュールの関係もあった為、V2はノリダーに比べ短命に終わった(いわば打ち切り的オチで終了)
バラエティ番組におけるパロディ特撮の先駆けではあったが、ノリダー程の大掛かりなパロディは以後現れる事は少なくなっていった。


登場人物

仮面ノリダー

木梨猛/仮面ノリダー(演:木梨憲武
世界平和のためにジョッカーと戦う正義のヒーロー。血の色は緑。
戦闘員相手には『ノリダーカーニバル&フェスティバル』という全体攻撃を使い
怪人相手には必殺のキックやヘッドバッドを決めるのがパターン。
ちなみに、80年代or「完結編」は「旧2号」風、90年代は「新1号」風のコスチューム。
すーパーNORIだー(演:木梨憲武
放浪の旅で修行、その成果でパワーアップした姿。

ジョッカー

ジョッカー怪人・○○男or○○女(演:石橋貴明
ファンファン大佐指揮の下、世界征服を実行に移す悪の改造人間。
○○の中には改造のモチーフ名が入る(ラッコ男など)。
そのモチーフは動物・植物の有機物や無機物・果ては行事など多岐に渡る。
ファンファン大佐(演:岡田真澄
ジョッカー幹部。5番アイアンを愛用している。
キングジョッカー男(演:石橋貴明
ジョッカー総帥かつ、最強の恐怖○○男。ちなみに、V2でも生きていた。が、ノリダーも生きてた。
ジョッカーのみなさん(倉田プロモーションの人)
いわゆる、戦闘員。一番の被害者。「ノリダー海」ほか。

仮面ノリダーV2

一文字マモル/仮面ノリダーV2(演:木梨憲武)
キングジョッカーとの戦いの末に消息を絶ってしまった仮面ノリダー1号の代わりにゲロジョッカーの野望に立ち向かう正義のヒーロー。
V2コンパクトで「だーいじょーV!」と掛け声で仮面ノリダーV2に変身し、本家『仮面ライダーV3』と同様、26の秘密が存在するも、コント打ち切りにより最後まで26の秘密がすべて明かされる事はなかった。愛用するバイクはノリダーV2サイクロン。

ゲロジョッカー

ゲロジョッカー怪人(演:石橋貴明)
ジョッカー怪人よりも能力が高い怪人。
初期は本家、仮面ライダーV3と同様、機械合成怪人等がメインで占めていた。
終盤では旧ジョッカー怪人と同様の動物系の怪人のパターンに戻った。
猩々右近(しょうじょううこん)(演:ボブ市川)
キングジョッカーを救助したゲロジョッカーの最高司令官だったが、第07話であまりの失態続きで戦闘員に降格された。最終話で誤ってゲロジョッカー基地の自爆を押してしまい、爆死した。
バンバンビガロ大佐(演:クラッシャー・バンバンビガロ)
V2第01話に登場したゲロジョッカーの大佐で、猩猩右近をノックアウトさせた人物。デモンバズーカを開発し、ノリダーV2を倒そうとした。第02話以降では登場しておらず、その後の彼の消息は不明。
クローンマリナ(演:石橋貴明)
V2第02話に登場。ゲロジョッカーが開発したマリナのロボットで、一文字マモルを毒薬入りのビールで抹殺させようとしたが、本物のマリナが現れた上に一文字マモルにニセモノだとバレてしまい、その後の消息は不明。
ゲロジョッカー戦闘員(倉田プロモーションの人)
ジョッカーのみなさんと同様の戦闘員だが。ヘルメットと黄色いタイツを着用。掛け声は「ゲロゲーロ!」

仮面ノリダーの関係者

立花藤兵衛(演:小林昭二
歴代仮面ライダー達を支援したおやっさんと同一人物(中の人的な意味で)
小林氏がおやっさんを演じたのはこれが最後。
ちなみに、1度だけ、『ウルトラマン』のムラマツキャップもやった。
マリナ(演:渡辺満里奈
木梨猛の恋人の女性。行く先々でジョッカーやゲロジョッカーの作戦に巻き込まれる。
チビノリダー(演:伊藤淳史)(演:岡村隆史
ノリダーをサポートする小さい仮面ノリダー。ウルトラセブンのカプセル怪獣に近い。
おならじゃないのよ、空気が入っただけなの~。」

その他

アミーゴの観葉植物
植物よ、でっかくなーれ!
アラシ隊員
ナレーター(演:中江真司)
こちらも本家ライダーの人、ツッコミを入れる場面も。

関連タグ

とんねるず 仮面ライダー パロディ
ゴレンジャイ

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