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伊予鉄道

いよてつどう

愛媛県松山市に本社を置く鉄道事業者。通称伊予鉄。
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伊予鉄道とは愛媛県松山市に本社を置く鉄道事業者。

概要

正式社名は伊予鉄道株式会社。通称伊予鉄
125年(2012年現在)の歴史を有し、法人格が存続しているものとしては現存最古の私鉄である。
松山市駅を起点として市内軌道線、郊外線3路線及び中予方面への一般バス路線及び新宿名古屋などの夜行バスなどを展開する。
1984年から京王電鉄の中古車を京王重機整備で改造の上導入している。最初の導入車両は800系(元2010系)、2009年より3000系(井の頭線)を導入した。
市内軌道線では最新鋭のLRVから、国内では唯一の機関車方式による路面気動車として「坊っちゃん列車」(動力はディーゼルだが形状はSL)を運転している。この元ネタは夏目漱石の小説「坊っちゃん」であり、主人公及び実際に夏目が体験した、当時の伊予鉄道の客車牽引列車について著述したことが名の由来である。

郊外線

各路線とも、地方鉄道としては珍しく毎時4本の高頻度運転を行っている、

廃止路線

  • 森松線(いよ立花-森松)1965年に廃止。
    • 廃止後、跡地に国道33号線が整備されたが、周辺地域の発展により慢性的な渋滞が発生しているのは皮肉である。


市内線

軌道線は5系統(7路線)

  • (1)環状線(松山市駅→JR松山駅→松山市駅)西回り
  • (2)環状線(松山市駅→大街道→松山市駅)東回り
  • (3)市駅線(道後温泉⇔松山市駅)
  • (5)JR線(道後温泉⇔JR松山駅)
  • (6)本町線(道後温泉⇔本町六丁目)
※なお、4系統が存在しないのは、4が死に繋がるとして忌避されていたためである。

バス路線


一般路線


高速バス(一部共同運行便あり)

  • 八幡浜・松山市駅-大阪(梅田)
  • 松山市駅-福岡
  • 松山市駅-東京
  • 松山市駅-岡山
  • 松山市駅-高松
  • 松山市駅-徳島
  • 松山市駅-高知


車両

太字が現役の車両

郊外線

京王時代の5100系は吊り掛け駆動だったが高性能化されている。一部の編成は銚子電気鉄道入り。

  • 610系(足回りは流用、車体は自社オリジナル)
余談だが、アルナ工機(現:アルナ車体)が東武鉄道20000系の車体を増備を当て込んで見込み生産したが、東武が5扉車に移行したために余ったものを伊予鉄に格安で売ったものが610系、という噂が存在する。
  • 3000系(元京王電鉄3000系)
元京王3000系。 伊予鉄には昭和59年から平成3年に製造された車両が譲渡された。伊予鉄入りに際してVVVF制御に改造されている。
  • 800系(元京王2010系、引退後、2両編成2本が銚子電気鉄道へ移籍した。)
  • 600系
  • 130系
  • 100系(こちらも銚子に譲渡し、後に上記800系も銚子に来たために代替され引退)
1931年に高浜線が電化された際に製造されたモハ100形・モハ200形と戦後の1950年・1951年に製造されたクハ400形で構成されている。

これまた余談だが、京王→伊予鉄→銚子という譲渡体制が比較的多い。また、京王から来た3000系によって京王から来た800系が廃車されて銚子に譲渡され、かつて800系によって置き換えられ銚子に譲渡された100系を銚子にて再び置き換えるなど、それぞれの車両たちは数奇な運命を辿っている。
なお、現行3路線の中で横河原線の全線電化は1960年代と都市近郊鉄道としては比較的遅く、しかも客車牽引鉄道として残っていた。
これは、1950年当時横河原線の乗客数が減少傾向にあり、森松線廃止後の1966年に松山市-平井間が電化されたものの、残りの平井-横河原間は廃止する計画があったためである。
これは、沿線の重信町(当時 現在の東温市)の住民の反対運動や自治体の団地などの誘致もあり変更され、1967年に残りの平井-横河原間も電化された。
後述する「坊っちゃん列車」の元は、軽便時代の郊外線の車両であり(「坊っちゃん」に登場するのはこちら)、それを置き換えたのが、横河原線に最後まで残存していたディーゼル牽引客車列車であった。

市内線

  • 2100形(アルナ車両製リトルダンサータイプS、国内では数少ない単行の超低床車
  • 2000形(元京都市電2000形)
  • 50形(自社製造、かつては呉市電や南海電気鉄道和歌山軌道線の中古も同様の系列であった)
  • D1形+ハ1形D2形+ハ31形(ディーゼル牽引客車による路面客車・路面気動車・路面機関車であり、何れの形態としても現存するものでは日本唯一の存在)
    • 伊予鉄道が観光用として導入した「坊っちゃん列車」である。前述の通り、その元となる車両は、軽便時代の郊外線に走行していた。これらの車両は、往時の姿に出来るだけ近づけたもので、動力源こそ環境に配慮しディーゼルであるが、D1・D2の両機関車共にSL状の外観に加え、車外スピーカーによる走行音や疑似水蒸気など蒸気機関車と見紛うギミックを搭載し、ほぼ往時の雰囲気を再現した運行を楽しむことが出来る。

また、坊ちゃん列車は伊予鉄道で唯一の新潟鐵工所製の車両である。

バス部門

伊予鉄グループとして愛媛日野自動車を傘下に持つため、バスはすべて日野自動車製のブルーリボンシティなどばかりで中古車の導入はない。四国のバス事業者としては唯一、中型長尺車・CNGバス・ハイブリッドバスをそれぞれ保有している。

タクシー(伊予鉄タクシー)

  • いよてつ高島屋には伊予鉄タクシー専用のタクシープールが設置されている。

公共交通以外の事業

  • いよてつ高島屋(松山市駅に併設されたデパート。旧:いよてつそごう→伊予鉄百貨店)
    • 旧いよてつそごうは、そごうグループで唯一破綻を免れた企業である。
    愛媛日野自動車(日野自動車のディーラーで、伊予鉄の子会社)
    • そのため、伊予鉄のバスは全て日野製で統一されている
    伊予鉄オート(マツダのディーラー)

(このためか、いよてつ高島屋の社用車はファミリアスクラムだったりする。が、先述の伊予鉄タクシーは適当な車種がマツダにないと判断したのかタクシーの定番コンフォートだったりする。)

  • 伊予鉄不動産(不動産事業のほかプール・スケートリンク・ボウリング場等を運営する。)
  • いよてつ総合企画(イヨテツケーターサービスより2016年に名称変更 人材派遣業・広告代理店)

その他

松山城

2008年より、伊予鉄道が指定管理者となっている。

IYOTETSUチャレンジプロジェクト

詳しくはこちら
ロゴと電車・バスのカラーが愛媛県らしくオレンジ一色に変更になる。2015年以降から塗装変更が行われている。

電車では、ステンレス車の610系3000系もオレンジ一色に変更される予定。だがそもそも、ステンレス車は腐食も少なく、塗装の必要がないため、塗料費や塗装作業費等の保守経費が節約できるのが最大のメリットであるのだが・・・

しかし、市民の前に現れた電車・バスの色は驚きのものだった。松山市民の前に現れたのは前塗装のオレンジが全面に施された電車ではなく、それよりもっと鮮やかでドきつい色だったのだ。
塗装変更発表当初から「なじまないのではないか」との声が多く聞かれていた。そして塗装変更が開始してから1年ほどが経過した2016年11月に四国では前代未聞の事態が発生した。
地元松山市の市景観審議会の有志9名が「市の景観になじまないので塗装変更を再検討してほしい」との意見書を提出したのだ。
http://mainichi.jp/articles/20161129/ddl/k38/020/586000c
私鉄で塗装変更をした例は数あれどこのように沿線自治体が塗装についての意見書を提出するというのは非常に珍しく、進展が待たれる。
当の伊予鉄道側は現状維持の方針だ。

僕らを忘れてないかい?
南海電気鉄道1000系江ノ電500形JR九州883系箱根登山鉄道3000形「ナカーマ」
・・・お前ら帰れ。

関連タグ

高松琴平電気鉄道(琴電):こちらは香川県にある私鉄。
京王電鉄 東武鉄道 東武20000系

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