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概要

1982年沖縄県生まれ・沖縄育ち。早稲田大学卒。

生まれつき骨形成不全症のため身長が100cmしかなく、普段は電動車椅子を利用して生活を送っている。パートナーはNHKアナウンサーの中野淳。2児の母親である。


生まれてすぐに骨形成不全症がわかり、中学まで養護学校に通った。沖縄県立首里高等学校を経て、早稲田大学第一文学部に入学。在学中からボランティア活動、国際支援活動などに取り組む。

大学卒業後は那覇市の小学校の英語指導員などの仕事をしていた。2010年に学生時代から交際していた中野と結婚(※事実婚。後に長男の誕生をきっかけに入籍するが、2019年になって夫婦別姓支持を理由にペーパー離婚して事実婚に戻っている)し香川県に移住。この頃からコラムニスト、ブロガーとして精力的に活動するようになる。


2019年にはハフポストへの寄稿を元にした著書「ママは身長100cm」を出版したほか、東京新聞中日新聞で「障害者は四つ葉のクローバー」、琉球新報で「100cmの視界からーあまはいくまはいー」を定期的に寄稿している。


現在は神奈川県川崎市在住で、社会民主党神奈川県連に在籍。2021年2月の社民党全国代表者会議にて人事異動があり、社民党常任幹事に就任した。


トラブル

2021年4月4日、同月1日に家族や友人と来宮神社への観光に出かけ、JR伊東線来宮駅で降車した際に起こったトラブルとその顛末をブログおよびTwitterに掲載。このときの駅側の対応に対する伊是名の言動が物議を醸した。

なお、2021年4月1日は改正バリアフリー法(「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」)の施行された日であることを留意されたし。

伊是名は小田原駅乗車の際、駅の係員に「来宮で降車する」と伝えた。しかし、来宮駅は無人駅でバリアフリー設備がない(ホームとの移動手段が階段のみで、スロープやエレベーターが設置されていない)ことから、有人駅でバリアフリー化されている熱海駅で降車してタクシーで移動するよう案内を受けた。

これに対し、伊是名は車椅子で乗車可能なタクシーは1ヶ月前からの予約が必須と主張したうえで、駅側に対して「バリアフリー法」に則った対応を要求。しかし、来宮駅は1日平均乗車人員1000人台で、バリアフリー法の適用範囲外となると係員から説明を受ける。

さらに伊是名は、障害者差別解消法(「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」を根拠に、自身が障害者であることに対する合理的配慮として「駅員数名を集めて100kg以上ある電動車椅子を運ぶこと」を要求。急には人を集められない、と主張するJR側と協議に入るが、解決案が出る前に伊是名が数名の新聞記者に取材を要請する。

約1時間ほど協議を行った末、伊是名一行は一旦熱海駅に向かい、熱海駅員4名が合流して来宮駅にまで同行。最終的には熱海駅員が車椅子を運ぶ形で対応し、伊是名はヘルパーに抱えられて階段を移動。またスマートフォンで駅員が車椅子を運ぶ様子を撮影し、「乗車拒否された」と投稿した。


この伊是名の行動に対し、「予定がわかっている以上もっと早くに連絡するべき」「駅員に対する感謝の気持ちが足りない」などの意見がある一方、「公共交通機関の利用自体が大変で、どこへも気軽に行けない」「車椅子非対応のため、夜間に熱海駅で下車せざるを得なかったことがある」といった障害者側の意見も投稿され、後述するような伊是名の過去の言動も含め賛否両論入り混じった炎上状態となり、ブログの記事は削除された。

なお、件の来宮駅は本件より以前よりバリアフリー化が計画されており、仮に今後正式にバリアフリー化されたとしても『来宮駅のバリアフリー化は伊是名の功績である』というわけではない。


本件は各種新聞社やニュースサイトなどでも取り上げられ、また当初多くの人から「純粋な観光目的であったが、本人の下調べが足りず、また駅側のバリアフリー対応が遅れていたことが不幸にも重なってトラブルに発展した」と見られていた。

4月16日にダイアモンド・オンラインに掲載された「JRの車椅子乗車拒否と生活保護叩きの意外な共通点」という記事で、ライターのみわよしこが本件について伊是名に取材を行い(熱海駅からのタクシーでの移動や、車椅子に対応したノンステップバスを利用せず)、来宮駅乗車を選んだ理由について「小田原駅から来宮駅まで、在来線で乗り換えなく行くことができるから」という主旨の回答があったと述べている。

しかし、小田原→来宮駅の伊東線直通の列車は、一番早い時間でも16時29分小田原発→16時56分来宮着となるため「17時に営業終了する来宮神社に16時56分来宮駅着で行こうとしていた」(来宮駅から来宮神社までは徒歩5分ほどのため、ギリギリ間に合わない)ことになる。さらに、電子瓦版が熱海のタクシー会社に4社に取材したところ、熱海第一交通が「車椅子対応のタクシーは前日の昼過ぎまでの予約なら時間通り対応可能。当日予約の場合も空きがあれば乗れるが、対応車両が稼働中の場合待ってもらうことになる」とコメントしており、伊是名の「1ヶ月前から予約が必要」という主張は誤り、もしくは調査不足といえる。

ここから、伊是名は来宮神社観光が目的なのではなく、改正バリアフリー法施行のタイミングであったことや、伊是名が社民党常任幹事という立場であることから「自身の政治的主張を目的に、わざわざ電車で無人駅に行くことを選び、障害者という立場を盾に駅員へ対応を強要した」という、「プロ弱者」ではないかという疑惑が浮上した。


伊是名は4月5日に配信されたYouTubeチャンネル「ワラしがみ」の動画の中で「どうやったら考えて貰えるかなって一番思うと、申し訳ないけど、こういうことを何回も繰り返すしかないんですよね。(中略)利用した駅っていうのは、無人駅になって、もう数年経っていて、今日無人駅になったから考えられませんでもないんですね。」と発言している(現在は削除)。ここから伊是名が問題提起という意図を持って行ったことが推測される。


また、伊是名が主張している「乗車拒否」に関してだが、結局電車自体には乗車できているので乗車拒否には当たらない。

事前の連絡なしに100kgを超える電動車椅子に座った人間を階段を通って運べというのが無茶な相談である。それをやってのけたJR職員はまさに職員の鑑と言えよう。


なお、社民党江戸川総支部のTwitterアカウントは4月9日に(地域的には本件とは無関係であるが)「当党の伊是名の行動により不快な思いをさせてしまい申し訳ありません。伊是名は障害者の立場からその権利を主張することに熱意を持つあまり、今回多くの方が不快に思ってしまう結果を招いてしまいました。その件について、一支部の立場ではありますが、心よりお詫び申し上げます」と謝罪を投稿。

しかし、翌日本部のTwitterアカウントでは「#伊是名夏子さんを支持します のタグに励まされています」「マジョリティの許容範囲内でしかマイノリティが生きられない社会を1歩ずつ変えていきましょう」と全面的に伊是名を支持・擁護、同日公開の党のYouTubeチャンネルでも同様に擁護するコメントをしている。

11日になって江戸川総支部は前述の謝罪ツイートを削除した(削除理由は「一地方支部のアカウントとはいえ、発信内容が『一線』を超えて党の政策方針に明らかに反する様な表現を使ってしまった」として、アカウント運営者が本部の担当者と協議して自主的に削除したとのこと)。


この件をきっかけに、伊是名のブログや著書、寄稿などから、下記するような複数の問題行動が発覚し、伊是名に同情・支持していた人物からも批判されている。

  • ボランティアの高校生やヘルパーをこき使い、善意の行動に対して礼を述べる前に文句を言う
  • 成人しているにも拘わらず、某テーマパークに子供料金で入場(障害者料金は当時存在せず)
  • 訪問介護の申請をする際に、自身の障害の程度について虚偽申告をしたと仄めかす(ただし、「どうにかすれば一人でできるけど、がんばらなきゃ一人ではできないのです。」と発言しているため、あくまで体調によってできることが一定ではないという意味であり、完全なる嘘ではないともいえる)
  • カフェに来ているのに「カフェインが苦手だから」と自前の飲み物を持ち込む
  • 本来なら自分でお茶を淹れられるのに普段は彼氏(現在の夫)に任せ、「おねだり」を拒否されて大激怒。仕事で夜遅くに帰宅した彼氏にお茶を淹れさせて機嫌を直す。あくまで冗談の範疇だが「どんな状況でも、姫のためにお茶を沸かすくらいの心の余裕、想いやりをもたなきゃダメですよね。」とコメント
  • 子供を土足でベンチや買い物カゴに上がらせる

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外部リンク

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社民党人事に関するニュース(沖縄タイムス)(参考文献)

ガジェット通信(参考文献)

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