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CV:茅野愛衣

概要

杜宮学園二年生で、時坂洸幼馴染でクラスメイト。伊吹遼太小日向純とも親友でクラスメイト。父親は駅前にある書店「オリオン書房」の店長で、自身もかなりの読書家。洋書も読みこなすなど、語学力も高い様子。

控えめながら芯の強い性格で、両親が海外出張で実質一人暮らしのコウに対して隣の自分の家から朝起こしに来る、登校前に朝食を作る等、母親のように接するほど、色々と世話を焼いている。


それでいてコウとは幼い頃からずっと一緒に居るため、お互いにいて当たり前の存在と認識しあっており、周囲から冷やかされても照れもせずに否定している。


杜宮学園でコウたちと普通の高校生活を送っていたが、ある日、杜宮市内で発生した異界化事件に巻き込まれてしまう……。

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公式サイト内 倉敷栞紹介

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東亰ザナドゥ 時坂洸


ノイ 楪いのり…両者とも声優が同じキャラ。前者は過去のファルコム作品のキャラ、後者は名前が似てる他にも共通点が見られるが、その結末は……


以下ネタバレ注意




























最終話前にアクロスタワーの展望台からコウに街から逃げる様電話して以来、一切の足取りがつかめずにいたが、災厄の匣パンドラの最奥、因果紡がれし座にて、異形と化した姿でコウ達XRCの面々に現れた彼女は、衝撃の事実を語る。


曰く、本物の倉敷栞は十年前の東亰冥災にて既に死んでいた


混乱の中、コウに手を引かれて二人で逃げる中、逃げ遅れて瓦礫に押し潰され、シオリの命は消えかかっていた。死ぬことに後悔はなかったが、 自分の死でコウの精神が崩壊することを恐れた彼女は「これが全部嘘でありますように」と願う。

そして願いを聞き届けたのはでも悪魔でもなく、ネメシス、ゾディアック等の実力者達に討伐されかかっていた神話級グリムグリード「夕闇ノ使徒」であった。

因みにシオリが死亡していると言う伏線は序盤から存在している(コウが何も失ってない筈の東亰冥災とシオリをやたらと意識している、金銭面で困っている訳でもないのに続けているバイト等)。

センシティブな作品


そうして栞は夕闇ノ使徒と融合。その力によって因果を書き換え、シオリの死を文字通り嘘としたのだが、あくまで杜宮市に限定の話であり、杜宮市の外ではシオリは10年前に死亡したことになっている。

そして導力ネット等の情報伝達の発達によって情報が簡単に流れるようになり、嘘による矛盾の齟齬が限界を迎えようとしていた結果として、杜宮市で異界化が多発したというのが劇中の数々の異変の原因である。


国一つを滅ぼすというSSS級神話級グリムグリードさえ超越する、SSSSS級XXXグリード『冥禍の神姫(くらきわざわいのみこ)シオリ』として覚醒した彼女は、日本全土を異界化させる事によって『シオリが生きている』という嘘による矛盾を解消しようと考える。

余りに残酷過ぎる現実に皆は絶句するも、彼女の目的を容認するわけにもいかず、またコウが彼女を取り戻すと覚悟を決めた結果、最終決戦の幕開けとなる。


最期はXRCの前に敗れ、グリードの力が消失した事によって因果の書き換えが無効となり、存在が消失を始める。悲嘆するコウや皆に残されるコウの事を託し、笑顔で消滅していった。


その後、シオリは元の因果の通り十年前に死亡した事になり、XRCと異界に関わる一部の人間の記憶以外、彼女の痕跡すらも全てが消え去る事となる。

シオリのいない日常に空虚を感じるコウは仲間たちとの交流さえも消極的になってしまうが、ある日、いなくなったはずの彼女に似た少女を見た事で僅かながらに元気を取り戻す。




以下更なるネタバレ注意






























……というのはノーマルエンディングでの展開であり、トゥルーエンディングのルートではシオリの声を聞いたコウ達が、レムの導きによって謎の門を見つけ出し、更には杜宮市に眠る存在の事を聞いたことで一縷の望みを見出し、門を開くための鍵探しに奔走する事となる。


全ての鍵を集め、門をくぐったXRCの面々を迎えたのは、光の球体の中で眠りにつく消滅したはずのシオリと、杜宮に眠るかつて神とも呼ばれた存在『九尾ノ白獣』であった。


東亰冥災や劇中の異変すら些事と言い切り、神話級グリムグリードを小さき存在と断じるこの白獣は悠久の時を生きてきた。その長い年月の中で彼は自分と共に存在し、自分を慰めてくれる巫女の役割を果たす魂を探し続けており、遂にシオリという存在を見つけ出した。

死に瀕した彼女を因果を紡ぎ直すことによって生き返らせ、自分と共に永劫を過ごしてもらおうと考えるが、そのまえに『夕闇ノ使徒』がシオリに接触してしまう。


グリードの消失後、改めてシオリを生き返らせた白獣はコウ達の紡ぐ因果に心地よさを覚え、その褒美としてシオリを解放してもいいと語り、それにふさわしい力を示すよう促す。それに対し、コウは今一度仲間たちに力を貸してもらう事を呼びかける。


試練を乗り越え、コウや皆と再会を果たしたシオリは、自分の生がでない真実となった事に涙を流し、共に夏を過ごすことになる――。

因みに序盤では異界の記憶は消し去られたものの、グリードに覚醒した影響からかこの時点で異界の記憶が保持される様になっている。又、白獣の発言から夕闇のシオリと白獣が確保してたシオリは全くの別個体とする説もあるが先述の事からどちらも(一応は)同一人物と見て良いだろう。





以後、PS4版による更なるネタバレ注意





























PS4版ではトゥルーエンドを正史(ノーマルエンドがパラレルとなる事柄は後述)としたアフターストーリーが追加され、彼女もまた平和な日常を送っていたが、突如現れた狐面の少年によってシオリもコウ達と例外なくアスカと共に異質な杜宮に攫われる。

シオリとアスカが攫われた先は国防軍基地。目の前に現れる狐面の少年。何故か彼はシオリの名前を知っていた。そしてアスカと共に蒼哭の境界へ放り込まれてしまう。

やはり最奥ではグリードに襲われており、コウ達に救われた直後にも狐面の少年は現れる。アスカが少年の面を斬りつけた事で面が割れたその少年の素顔は幼きコウの姿だった。

蒼哭の境界が収束し、再び少年を追うとするもユウキのホロスもジュンの秘術も封印されてしまう。最早後を追うのはこれまでかと思った矢先、シオリは少年の居場所が判ると言う。

シオリが導いた場所はさんさんロード。この場所に顕現されてるゲートの先に少年は居ると。何故少年の居場所が判るのかは自分でも分からないが、シオリはコウ達に同行を求めるも最奥へ近付くにつれて苦しむ様になっていく。


そして到着した最奥。少年は幼きコウの姿でコウ、シオリ、そしてトワをも弄び始める。そしてシオリはこの少年の事を知ってると言う。『夕闇ノ使徒』、と。何故今更になって『夕闇ノ使徒』が現れたのか。


実はシオリの復活が同時に『夕闇ノ使徒』の復活をも意味していた事が発覚。


XRCに討伐された筈のシオリと融合していた『夕闇ノ使徒』は既にこの世に存在しない…否、10年前に討伐された『夕闇ノ使徒』は既に存在しない筈。何故この時になって『夕闇ノ使徒』が現れたのか。

そもそも10年前にシオリと融合しなかった歴史となった現在、当時に『夕闇ノ使徒』の完全な討伐に失敗していた事が判明。

しかしシオリの復活と同時に復活した『夕闇ノ使徒』は流石に討伐されかけたボロボロの状態だった為、過去に干渉し異質なゲートを顕現させ、因果を歪める楔とする事で力を蓄え、時空間をも歪める事で世界の崩壊を目論んだ。つまりPS4版でのサイドストーリーの出来事は全てこれ等の布石だった。そしてシオリが彼の居場所を感知できたのは嘗て彼と融合していた為だった。

かつて融合する事で存在を保っていたシオリをも単独で復活した事で単純にシオリが復活しただけなのではなく、シオリが10年前に死なずに済んだと言う歴史に修正された事を嘲笑い、いともシオリを簡単に切り捨てる『夕闇ノ使徒』。自分がコウの姿をとっているのも死に逝くシオリが最期に見た光景が焼きついたからで自分の意思ではなく、リョウタや商店街の猫も偶然巻き込まれただけだと言う。

そしてコウ達を因果ごとグチャグチャにしてやると『夕闇ノ使徒』は言い放つが、コウには「ただ本能に流されるまま暴れてる空っぽなバケモノ」と一蹴され、最早グリムグリードとすらみなされないXXXグリード『夕闇の残影』に変化するも10人による死闘の末、敗北。何で自分が生まれたかすらも分からないと意味深な言葉を遺して『夕闇ノ使徒』は消滅した。

こうして10年前の因縁は謎を残しながらも漸く完全な形で決着を付ける事が出来た。


因みにPS4版が発表された当時は彼女の参戦も期待されたが、追加されたのはVita版ではNPCながら充分戦力になり得て追加参戦は当然視されてた友人トゥルーエンドですら独り殆ど救われてなかった大穴の友人のみで彼女の参戦はなく、発売後もシオリ未参戦を惜しむ声が多い。

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