概要
『キン肉マンⅡ世』の悪魔の種子編終了直後に書かれた、名脇役ロビンマスクの若きりし日の活躍を描いたスピンオフ。1話冒頭は悪魔将軍復活の失敗により崩壊する闘技場からキン肉マンに救い出されたケビンマスクの見た夢から始める。
現在は『Ⅱ世』29巻に収録済み。全7話。
あらすじ
時は1976年に遡る。
ケンブリッジ大学卒業を控えたルーキー超人・ロビンマスクは、恋人のアリサ・マッキントッシュとの結婚を認めてもらうため、アリサの父の下へと向かう。ところが保守的な父親に「超人に娘をやれるか」と一蹴されてしまい、落ち込んだロビンマスクは超人の力を捨て人間になろうと思い立つ。
祖父から三日三晩ストーンヘンジの石を持ち上げ続ければ超人強度はすっかりなくなり人間になれると聞いたロビンはすぐさま実行、かくてロビンは本当に人間になってしまった。
ロビンが人間になったことを知り、マッキントッシュ家は彼と娘との交際を認める。しかし、たまたまつけていたテレビで、ロビンは悪行超人ギロチン・キングが親友のジョンブルマンを斬殺するのを目撃してしまう。ギロチン・キングはイギリスを滅ぼすために正義超人のふりをして第19回超人オリンピック国内予選に参加していたのだ。
祖国イギリスの危機と仲間の死に憤激するロビンだったが、人間の力では悪行超人には到底勝てない。悲しみに打ちひしがれるロビンの前に謎の青年が現れ…。
