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六崎明香

むつざきめいか

六崎明香とはPixivユーザーのみらくる☆氏のオリジナルキャラクターである。
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六崎明香とは、Pixivユーザーのみらくる☆氏のオリジナルキャラクターである。


説明

夏休みの終わりに突然主人公の家に転がり込んで同棲を始めた。金髪碧眼縦ロールの目立つ容姿に加え、さらに氏の描くヒロインでもトップクラスに大きなバストを持っている。極めつけにお嬢様であり、多種多様な属性を備えるヒロイン。ですわ~ですのよ口調で話す。基本的に呼称等はメイと表記され、フルネームである明香とは呼ばれない。


一度ある事情で連載休止に見舞われてしまったが、僅か半月で復帰を果たし、そのまま物語を描き切って無事に完結させた。


プロフィール

年齢17~18歳
身長162cm
B-W-H95-57-88
肩書き社長令嬢 姫
イメージカラー



メイと明朗な学園生活

いきなり主人公の家で住み込み、さらに重要なカードを託して来る。急の決断だったためか服が一着しか持ってきておらず、主人公の服を借りる形で着こなしている。

初期の頃は両肩が見えてセクシーに見えるのも特徴。さらに洗濯や学校では放課後の清掃を教わり、庶民の生活を少しずつだが覚えていく。かつてライバルだった美緒とも打ち解け、転校してから初の友人が出来る。


ある日白猫を見つけるが住み込み先がマンションなので、飼うことが出来ず主人公の幼馴染の早紀に預けることで、さらに友人関係を広げていく。実は拾った時点でアビゲイル(通称:アビ)という名前をつけていた程思い入れが深かった。

この仔猫は新たに出来たクラスメイトの友達、早紀に引き取られてしまうが、結果として早紀と会う機会が増えるきっかけとなっており、この時出来た縁は後々にまで繋がり、終盤においては大活躍している。


お嬢様なので高い教養や礼儀作法を備えており、ネイティブ英会話もお手の物。ピアノの腕も確かで聴く者を驚かせる。

これらのスキルは学校行事等で如何なく発揮された。その反面でラーメンや炭酸と言った食べ物を好む一面もある。同居生活の際に初めて食べた一口だけで衝撃が走ってからは大好物に。その結果体重が気になってダイエットすることになったが、運動後にピザなどを頬張る等どうしてもやめられないようだ。


実は眼鏡を持っているが普段はかけていない。眼鏡をかけた姿は重要なシーンで初めて解禁され、物語のターニングポイントとなっている。


Mermaid festa

実は本編よりも先駆けて一度登場しており、夏休みに海辺で行われたコンテスト「Mermaid festa」で美緒に立ちはだかるライバル選手、それも高飛車お嬢様キャラとしての登場だった。美緒以上のスタイル(水着姿)を見せつけて優勝候補として立ちはだかった明香だったが、彼氏の助言を得た美緒の前に破れている。そんな彼女だったが、いきなりメインヒロインへと抜擢されるという大出世を果たした。



関連タグ

オリジナルキャラクター

金髪 巨乳  縦ロール お嬢様 眼鏡

















以下、物語のネタバレ展開を含みます。

























家族構成

父親日本人
母親マレーナ スウェーデン人(故人)
祖父スウェーデン人

出自は祖父の一人娘が日本にまで駆け落ちして生まれた北欧ハーフ。彼女が金髪碧眼なのはそれに由来する。

祖父から見れば、娘が駆け落ちの果てに先立たれてしまい、深いショックと逆にどんどん地位と名誉を得ていったため、180を超える体格に、目が悪くなって眼帯をつけた威圧感のある風貌なので、自身を守っているSPよりも強く見えてしまう。こういった見た目もあってか、誰も彼に対して口を出せる者がいなくなっていた。祖父を知らずに全く恐れない、孫のために勇気ある者が立ちはだかるまでは――。

また、母親のマレーナは自由奔放な性格だったらしい。



序盤

同棲生活に慣れて来たある日、夫婦らしき怪しい二人組が主人公単独でいたところに訪ねてくる。大事なものを持っていることを知っており、渡す様に要求されるが、あっさりと断られた。この時点ですでに二人に対しての配慮が施され、終盤まで出番が自粛されてしまっていた。


中盤

突然主人公の所へ住み込むことになったのも理由があり、親族二人が関わっていることが明らかになり、待望の眼鏡がここで解禁される。この時の髪型は絹枝の義姉をイメージしたとのことらしい。

かつて水着コンテストでは美緒に負けてしまった。実はコンテストの裏側で美緒は彼氏である美緒編の主人公にエスコートを行っている。何故敵わなかったのか、あの時は理由が解らなかったのだが、知らずのうちに明香も主人公(明香編)にエスコートを頼んでおり、容姿の再確認を「彼」に求めていたのである。中盤で明香は主人公のことを誰よりも信頼するようになり、狭い部屋を分ける衝立が撤去された。


終盤

メイの父親が逝ってしまうところから最終章が始まった。深夜二時、逢魔が時に主人公は死を隠すか伝えるか……。

この選択で物語が大きく変化すると警告が入り、かつてない運命の選択を迫られる。

それから一時の休息を挟むと急速に物語が動き出す。以降は緊迫した状況へと作風も変わり、謎や秘密などが明らかになっていく。



六崎を狙う二つの悪

メイ編を通したメインの悪役……なのだが、実は全くと言っていいほど姿を見せなかった(出番は序盤の一回とクライマックスの僅かな間のみ)。お金に目が無いことが二人の共通点。

肝心の初登場も主人公のみで、終盤までメイとは直接会っていない。この悪意の権化といえる人物の扱いには作者自身も苦しめられた。

借金苦から大金欲しさに計画を企て、何度かの再婚もある等、共存不可能な敵として描かれた。

終盤では攻略ヒロインを誘拐した張本人として再登場。数々の暴力と暴言で苦しめる。



ヒロインの誘拐に対しても、わずか1時間の猶予しか与えなかった。これは誘拐された時間を短く限定的にすることで、人一倍お金と女好きな男がヒロインを襲うだろうといった妄想を読者側に与えさせないための処置と言えるだろう。実はこの時点で万全の体制を整えようとしても、作中の一週間後にはお縄になっていたとメイの口から語られており、完全な詰み状態に陥っていたりする。また、さくちゅうでは彼のみがメイを「明香」と呼ぶ等、他の人物との差別化も図られている。


実はついてしまったのは理由があり、普段は慎重すぎる性格なのだが、主人公への評価が高いために、心配過ぎてついてしまったという設定がある。逆に低ければ絶対に乗らなかったので、好感度の高さを逆手に取られてしまっている。


もう一人の叔母はメイの父の妹に当たる人物であるが、事前の選択肢投票で「話を聞く」か「断固拒否する」で拒否の方が選ばれると、宣戦布告とも言えるメイの父の余命を餌に脅しを掛け、完全に敵対する流れが決まった。何故ここまで変わってしまった理由や哀しい過去描写は一切無く、夫と同等の敵として描かれている。


二人への評価と対応

しかし親族二人は、彼女の抱える問題そのもので物語における重要人物であるが、評価も良いものではなく、すこぶる悪いくらいだった。

さらに登場時期も従来よりもかなり早い。特に夫の方は登場の時点で倒すべき悪としての認識が強く、読者からはサブタイトルの時点で警戒されていた。メイ編はこれまでの作品で様々なヒロインが登場するようになった、ロスト・シンデレラとして物語がシリーズ化したことで以前よりも読者層が大きくなり、時代の移り変わりとともに多様化。それに伴ってヒロインの敵対者への評価やコメント等が、よりストレートになっていた。


親族二人は動かし方一つで作品全体を左右する程であり、扱いには関しては舞子編梢編をも上回る徹底した配慮が施されている。


具体的には出番や描写を極力までカットする対応を取られた。初対面の時から既に主人公の回答および行動が場面転換でいきなり終っている。中盤ではメイを転校に追いやったことが語られただけで、セリフなどは一切無し。親族二人と直接対決する前から「必ず倒す、悪を滅ぼす」宣言および、直前には「終盤はバイオレンス展開になる」と予告で注意喚起されていた。


作者は予てからヒロインと敵対する男キャラが、立ち絵で再登場する回が及ぼす影響を理解しており、最終章の開始を丁度ハロウィンの時期に合わせて、瞬時にリカバリーが効くように身を削る連続投稿を敢行して乗り切った。敵側の活躍がピークになった時には作中の波が底値であることを知らせて、次々回までさらなる注意を全体に促した。


また「関連作品」に表示される際も考慮して、敵対者となる親族二人の目がなるべく写り込まないだけでなく、開始時は丁度男性キャラクターだけが切れており、肝となるイラストには二重の細工が施されていたのである。親族二人は特に目の部分、ヒロインの辛苦の表情がなるべくサムネイルに移り込まない構図は、最後まで徹底して行われた。



最終決戦 その結末

親族との戦いも終わる時がやって来た。密かにカバンに隠れて連れてきていたアビの爪が、夫の左目を急襲して形勢は逆転。喧嘩のプロが闘いにおいて素人である主人公のパンチによってついに沈む。これは拳で生きて来た夫において、屈辱とも言える一撃となった。

実は計画そのものも十分な準備を怠った突貫作戦であり、難攻不落の邸宅を活かせず、仲間と言えるのはたった一人しかいなかった。


主人公は小さなマンションの一室に住む明香と共に交友関係を力に変え、適材適所で発揮させて勝利を収めた。逆に電波を遮断する邸宅を持ちながら、二人の親族は守衛一人さえも満足に信頼させることが出来なかった。また、最終章一連の事件およびヒロインと敵対した者は全員処分されるという、シリーズでは見られなかった勧善懲悪ともいえる決定的な罰が下されている。


エピローグ

その後、メイが通っていた元の女学校への復学も決まり、失われた過去までも修復された。大金よりも大切なお宝の存在を知り、今いる学園および主人公の家から離れて暮らすことになってしまう……はずだったが、手違いだったことが判明する。


かつて彼女が初めて登場した海岸で全てを告白し、夕陽の中二人はついに結ばれる。改めて主人公が住むアパートの隣に引っ越ししてきたメイとメイドの御一行。恋人同士となったが、早紀を入れた三人の仲に亀裂が入ることなく、これからも同じ時間を共有していくのだった。



余談

明香は当初の設定では主に性格がキツい理由で、ロスト・シンデレラシリーズのヒロインとして登場が見送られていたため、没キャラとしての扱いだった。実はヒロインとしての登場がお蔵入りになっていた影響で、肝心の名前が決まっていなかった。そのため、読者が名付け親となったという裏話がある。

さらに、幼いころのメイはファンアートを元にして描かれており、切り札として登場した。

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