逆に死者の世界の神だからなのか、自身のエネルギーを集めるために街一つ滅ぼしに行こうとしたり、魂を「何もできない（冥府軍の魔物を作る）ただの素材」「根絶（魂が消滅し善にも悪にも再利用できなくなる状態）とは言うけど前世のことなんかなんも覚えてないのは根絶と何が違う」と称するなど、命の事についてはドライに考えている様子。

その考えの為に最終的には倒さなければいけない敵として認識されることになる。

つまり、今作における真のラスボスである。

実力

冥府神としての力は絶大。

メデューサ戦で活躍した「三種の神器」を「おもちゃ」呼ばわりし、一撃で粉砕。
胃袋はじめとした臓器諸々が別次元に存在。心臓（ピット曰く「ケツプリ星人」）が別の生き物の様に動き回っているし、なんならその心臓がなくなっても生きてる。
首を砕かれても下半身を失ってもすぐに復活する。(ただし、それなりにエネルギーを消費する)

23章のボスとして登場する「ハデスの心臓」は、ディレクターの桜井氏も苦戦するほどの強敵。ちなみに、ボンバーマンのパロディである。

これらの凄まじい攻撃力と生命力がより性格とのギャップを感じさせて、

「ハデス様にハートをささげたい！」という地上界に居ながらにして冥府軍に入隊を希望する方々が増えている一因となっているのかもしれない。

最期

ラスボス戦でピットと互角の戦いで弱くなった真・三種の神器を破壊し、瀕死のピットにトドメをさそうとしたが、一時的に復活したメデューサにとどめの一撃を阻止され、頭部を粉砕される。

しかし、ハデスはすぐさま破壊された部位を復活させ、「蘇らせた恩も忘れたか、使えないやつめ」と言い、彼女を消滅させ、今度こそ止めを刺すべく両手と口からビームを出し、ピットを追い詰めようとするが、最後にパルテナ、ナチュレ、ピットの三位一体の攻撃に浄化された。

台詞

「まさか天使一人でメデューサを倒すとはねえ。お見事お見事。おじさん、びっくりしちゃった」

「タナトスさんチョーホンキ出したらマジヤバでちゃけパねえわけよ。」

「エレカたんも手ごわいねえ」

「新生オーラム、ホンキ度がちがうねえ」

「すべての生き物が望まれて生まれるとおもってんのお？」

「ドンキーコングって知ってる？」

「プット君を落としてしまえ！」

「すごい勢いでピット君をウンチにしてやるっっっっ！！！」

「う○こおおおおおおおお！！！」

また、THEENDの画面でしばらく放置をすると、彼が声を発する。

「いやあ…参った参った…！天使の癖に、冥府の神様をブッ飛ばしちゃうなんてなあ…。ピット君、任天堂キャラクターの中では歴代最強なんじゃ無いの？あの『ヤラレチャッタ！』のピット君がねえ…。フーン…時代も変わったねえ…。おーっとっとっと、またエンディングを破いて登場なんかしませんよ。ちょっと君の大切なセーブデータを消したいだけ！せーの…とおっ！」

※突如画面が真っ黒になる（バッテリー残量は消えない）

「アハハハハ！嘘嘘！冗談だから安心して！もう実体も無くなっちゃったし、ハデスさんなす術ナッシングなのよ！しかしこうなっちゃ復活も出来ないねえ…仕方が無いねえ…。このハデスさんの勇姿が二度と見られないなんて惜しいねえ…！宇宙全体の女子が悲しみで咽び泣いちゃうねえ…。こりゃ、『新・光神話パルテナの鏡2』！なんてモンも出ないねえ…。まあ、章をペロッと捲れば何時でも何度でも戻れますんで。時系列関係無く、いつでもファイトォ！…本みたいで便利でしょ？気が向いたら、ハートを悪魔の窯に突っ込んで試してみると良いよ！『ハートは天下の回りもの』ってね？稼げるよお？ついでに、ボスバトルモードも開けておいたからね？ねっ？」

「それじゃあ、ピット君とパルテナちゃんの絆の強さに…敬礼！！ほんじゃあね〜バイバーイ！」