概要
東方妖々夢においてリリカが使用する。１つ目の合同スペルカードの間に、三人の中でリリカに一番多くダメージを与えた場合に、通常弾幕第三波の後に使用する。難易度がEasy～Normalの場合限定であり、Hard～Lunaticの場合は上位スペルカードである鍵霊「ベーゼンドルファー神奏」が使用される。
発動するとリリカを中心として、Easyだと４本、Normalだと８本の楔弾の弾列がリリカを中心に、左右に回転した後、曲線を描いたまま全方向へと曲がった横長の弾列が放たれる。弾列に用いられる楔弾には赤いものと青いものがあり、赤を放った直後に青が赤とは逆回転で放たれる為、自機方向にはEasyだと赤２本青２本、Normalだと赤４本青４本の、クロスした曲がった弾壁が放たれる事になる。
弾壁の弾密度はそこまで高くも無いので落ち着いていれば間を抜けられるが、その弾壁が２枚ずつ、又は４枚ずつクロスして殆ど間を空けず襲ってくる為、中々の圧迫感がある。
備考
上位スペルカードである鍵霊「ベーゼンドルファー神奏」は、赤と黄、青と黄の楔弾の組み合わせが交互に襲ってくる構成となる。発射時に回転する回数が冥鍵「ファツィオーリ冥奏」より多い為に弾列が自機方向に対して縦一列と横一列の組み合わせになっている。
それにより、弾列の隙間に入る事が比較的容易である為、弾壁の隙間を素早く連続で抜けなくてはならないNormalの方がHard～Lunaticより難しく感じる人もいるだろう。
元ネタ
世界で最も高額と言われるピアノを作るイタリアのピアノメーカー、ファツィオリ（ファツィオーリ）が元であると思われる。
