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概要

声:関口英司白井悠介(『100%マジバトル』)


幽遊白書の登場人物で、仙水ファミリーの一員。

17歳。O型。12月3日生まれ。と4人家族。は模範的な警察官でありながら家庭内では暴力的だった二面性を持っており、作中では既に殉職している。

性格は何処か冷淡な印象が覗える虚無主義者(ニヒリスト)。顔立ちや髪型などの雰囲気が、小学生時代の仙水によく似ている。主に仙水と行動している他に、ファミリーでは神谷と仲が良い。アニメ版では、巻原戸愚呂(兄)を“食って”いる場面に立ち会っていた。


作中では自身の「狙撃手(スナイパー)」の能力を、幽助達に協力していた「盗聴(タッピング)」の能力者である室田を狙撃し、幽助達を神谷の根城である大凶病院へ向かわせるきっかけを作った。

後に仙水と共に幽助のマンションを襲撃。更にその後に入魔洞窟へ向かう道中で単独で幽助の足止めとして戦いを挑み、後述のタンクローリーを駆使して彼を追い詰めるが、飛影の介入によって戦況が一転。一瞬で距離を詰められ、腹部を刺されて(急所は外れている)意識を失う。

アニメ版では飛影に対し銃撃戦を挑むが全弾回避され、原作と同様に剣で刺されたが、尚も執念で抵抗を続け再度刺されるシーンが追加された。


仙水の野望が潰えた後に、脱獄した神谷によって救出され、しばしの談笑を交わした後に彼と別れ、元の学生生活へと戻った。

原作では高校卒業後に家出をし、その後の約5年間は家族に仕送りをしていたようだが、アニメ版では動向が語られず失踪のみとなっている。


裏設定など

後に明かされた設定では、将来の夢は「犯罪者か弁護士」であった事が判明。また、事件後に一緒にいたサイコメトリーのような能力を持つ女性は、アニメ版にて彼の実妹であったことも明かされた。


なお、多くの場面で仙水の右腕のよう付き添い、仙水からもを除いたファミリーの中ではそこそこ重用されている。仙水からスカウトされた経緯は不明であるが、彼の能力と仙水の多重人格の一人である武器商人“ジョージ”という銃器による共通点からと思われる(刃霧が所持していた拳銃もこの人格から借り受けたもの)。


余談であるが下記の能力の性質上、遠距離攻撃に特化しているが、一部格闘ゲームにおいては仙水ファミリーの中で貴重な参加枠を獲得している。デビュー作は神谷と同じく1994年にスーパーファミコンで発売された『幽☆遊☆白書 特別篇』で、攻撃用の必殺技は見事に飛び道具一色である。そのため、跳ね返し技を持つ相手にはすこぶる相性が悪い(跳ね返し不可の技もあるのだが、消費霊気量が最も多いため多用が出来ない)。ちなみに、後に発売された3DO用ソフトでは通常攻撃の一部で拳銃を使い、必殺技では本編で使ったタンクローリーを意識したトラックを突っ込ませる技も実装された。

更にマジバトではバイクに乗り相手に突進する技も披露している。

サービス終了間近に実装されたイベントストーリーでは妖怪の噂を聞き入魔洞窟を訪れる。そこで同じく訪れた整形後の神谷と再会し、森の中で会話。公式で唯一神谷の正体と居場所を知る人物となる。


また、ファミリーの中で仙水と樹以外でキャラソン持ち(曲名:霧の中の狙撃手)という、なかなかおいしい待遇を受けている。


能力名:狙撃手スナイパー

スナイパー

あらゆる物体に霊力を込め弾丸として利用、念で発射する能力。領域(テリトリー)の範囲は半径200メートルと、作中で明らかになっている能力者の中では最も広大。“狙撃手”の名が示す通り射程と命中精度は極めて高く、領域の範囲を超えた500メートル以上という長距離のターゲットへのヘッドショットを成功させる程


弾丸は様々な物体が対象になり、消しゴムや雑草など武器とは無縁な物でも、霊気でコーティングし硬度をBB弾並に強化させる。また、刃物や工具など元々が武器として使用出来る物を用いた場合は本来以上に殺傷力が増すために、霊力を持ち戦闘に長けた人間にとっても驚異となる。作中ではタンクローリーまで用いており、ここまで来ると最早弾丸というよりは砲弾である。

また、作中や一部格闘ゲームでも使用していたために印象が強いのか、Pixiv内のイラストでも弾丸としてサイコロを用いている姿がよく見られる。

なお、込める霊気量と総合的な殺傷力は物体の体積に依存するため、大きな物体に霊気を込めれば負担も相応に掛かってしまう。実際にタンクローリーを用いた際には、あまりに霊気を消耗したために立ち眩みを起こしている。


また、応用として自らの霊気で作った的を敵の肉体(急所)に描き、作り出した弾丸を自動追尾させる「死紋十字斑」を使う。

刃霧要

この的が存在する限り放たれた弾丸は全て的を目掛けて追尾するため、的を消失させるには刃霧が能力を解くか領域の範囲外に逃げる、あるいは彼の意識そのものを失わせるしかない。


余談

垂金の一件もあり、人間を殺害するわけにいかなかった飛影は、致命傷にならないようにわざと急所が外して刃霧の腹部を刺したものの、重傷であることには変わりなく、しかも倒れた彼をそのまま放置して去っているため、誰かに発見されなければ刃霧は意識が戻らないまま失血死していた可能性はあった。

(飛影や幽助としては一刻を争う状況だったため、倒れた刃霧に構っている余裕はなく、彼の生死は発見者の救出に託すしかなかった)

しかも、この時は界境トンネルが第三段階に達した影響で、D級以下の知性に乏しい凶暴な妖怪が人間界で自然発生する状態であり、最悪の場合はこれらの妖怪に重傷のために為す術もなく捕食される危険性もあった(実際に刃霧が倒れて程なくして幽助と飛影の前に妖怪たちが現れている)。

そのため、結果的に現役医師で能力者である神谷(殺人犯)の脱獄とその後に(倒れた場所が見晴らしの良い場所とはいえ)奇跡的に刃霧を発見したのは、彼にとって幸運だったと言える。


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【幽白】刃霧要狙撃手幽白、刃霧要描いた(*´∀`*)開戦前夜


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