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初代ゲッターロボ

しょだいげったーろぼ

TVアニメ『ゲッターロボ』やその漫画作品。または、それに登場する主役メカ。
目次 [非表示]

概要

永井豪石川賢原作のゲッターロボシリーズはマジンガーガンダムと同様にストーリーがあまりに肥大化しすぎており、区別のために最初のゲッターロボを便宜上「初代ゲッターロボ」と呼ぶことがある。

そんなわけでこの項目では、テレビアニメ『ゲッターロボ』やそのコミカライズ、そこに登場するロボットなどについて記述する。


基本的にどの媒体でも未知のエネルギー「ゲッター線」を動力として、「ゲッター合金」製で3つの戦闘機ゲットマシンが変形合体して人型になる。

各機体の形態に関してはそれぞれゲッター1(空戦型)、ゲッター2(陸戦型)、ゲッター3(海戦型)を参照。


その流体的な不可能変形がネタにされているが、一応変形機構に関してはマジンガーZのように架空の金属「ゲッター合金」の特性と設定されているが、どういう特性なのかはろくに説明されていなかったため、リメイクの際は解釈が問題になる。作者の石川賢もゲッターロボ執筆前にはあまりの無理さに匙を投げそうになっていたらしい(「ゲッターと私」による。永井豪が「マンガだから、難しく考えていたら面白くならない」とアドバイスしてゲッター3のアイデアを出したことで吹っ切れたとのこと)。また、ゲッターロボの前身となるキャラクターにはそもそも合体するようなアイデアは考えられていなかった。

(後年のガレージキット商品で完全変形初代ゲッターロボは発売されているが、各形態に相当アレンジが加えられているほか、ヘビーユーザーを想定した非常に複雑な変形機構であり、量産レベルでの生産は不可能であった。)

なお、合体の順序は厳密に決まっているようで、順序がメチャクチャでは合体が成立しない(OVAでは同じゲットマシンが数珠繋ぎになることはできるらしく、ゲッターGのゲットマシンが数珠繋ぎになっている)。一見合体できているように見えても、実際は些細な衝撃でポロリと転落してしまうくらいにはシビアなようだ…


だがしかし、マジンガーZが『搭乗型巨大ロボット作品』をジャンルとして築き上げた金字塔作品ならば、ゲッターロボはそれに『変形・合体・複数パイロット』の新基軸を採り入れて築き上げた金字塔作品である。


アニメ『ゲッターロボ』

祝!ゲッターロボ放映開始40周年!!


TVアニメ『ゲッターロボ』は1974年から75年までフジテレビ系列で放送された。製作は東映アニメーション物語は三人の高校生地上征服を企む恐竜帝国ロボット軍団と戦うという王道中の王道であり、その無茶苦茶な変形合体に全国のちびっ子が釘付けになった。

ゲッターロボは永井豪石川賢の両者が版権を有しており、二人の共作ということで永井の代表作『グレートマジンガー』と劇場版で共闘したこともある。


ざっくりしたあらすじ

ゲッター線というなんかよくわからんエネルギー研究し、人類文明の発展に役立てようとしている早乙女研究所は、宇宙開発用の搭乗型ロボット『ゲッターロボ』の開発に成功した。しかしこれを驚異と見た集団がいた。6500万年前の大絶滅を乗り越え、地下で発展を続けた恐竜人間達の作り上げた恐竜帝国である。

恐竜帝国は地上を支配するため、無人兵器メカザウルス」で地上に侵攻をかける。早乙女研究所の所長である早乙女博士息子早乙女達人プロトゲッターに乗ってメカザウルスに立ち向かうが戦死してしまい、新たなパイロットとして選ばれたのは熱血な流竜馬、ニヒルな神隼人、怪力の巴武蔵の三人。彼らはゲッターチームを名乗り、恐竜帝国を叩き潰すために戦うのだった。


スパロボでは

第1作『スーパーロボット大戦』から参加しているスパロボ御三家が一角。多くの場合は2期『ゲッターロボG』と同時参戦するため、途中で乗り換えるのが多い。例外は『A』。乗り換えたあとにそれまでの機体が一人乗り変形不可に改造されて残るようになっていた(竜馬達以外を乗り換えさせることができる)。新型は別ユニット扱いで改造を引き継がないが、一人乗りに改造がそのまま残る(『A PORTABLE』では逆に新型に改造を引き継ぎ、一人乗りが別ユニット扱い)。

ただし敵勢力である恐竜帝国や百鬼帝国がちゃんと「悪の組織」として登場する回数は少なく、DC戦争時代はディバイン・クルセイダーズの「協賛組織」扱いで傘下に下ることもなく、『α』でようやくまともに再現された。

近年ではキャストの都合やプレイヤーの世代などからTV版が据置・携帯機に登場することは少なく(ソシャゲでは常連だが)、OVA版が優遇されている。


ゲットマシン

  • イーグル号
  • ジャガー号
  • ベアー号

ゲッターロボ



漫画版

ゲッターロボは小学館の学年誌(『幼稚園』や『よいこ』にまで)に漫画が掲載され、それとは別に週刊少年サンデーでも漫画版が掲載されていた。あの悪名高い目だ!耳だ!鼻!!で有名なアレである。後にこちらは超大作ゲッターロボサーガの第一章として位置づけられる。


変形合体による立体化

  • スタジオハーフアイにて『完全変形ゲッターロボ』を発売。初代ゲッターロボ初の変形合体を実現。ブラックバージョンに相当する『ブラックゲッター』も発売、マフラーも付属。さらに『最小変形 ゲッター1』『最小変形 ゲッター2』『最小変形 ゲッター3』も発売された。
  • グッドスマイルカンパニーにて『ダイナミックチェンジ ゲッターロボ』を発売。SDのデフォルメで再現。後にリアル頭身にリメイクした『ダイナミックチェンジR ゲッターロボ』を発売。さらに「ゲッターマシンガン」を付属した『限定版』も発売された。



関連項目

ゲッターロボ ダイナミックプロ スーパーロボット スパロボ御三家

伝説 ゲッちゃん ブラックゲッター ゲッターエンペラー


ゲッターロボG:続編

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