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初見泉

はつみせん

初見泉とは、裏サンデーに連載された漫画「ケンガンアシュラ」に登場するキャラクターである。
目次 [非表示]

よお…はじめまして。代理君♡


プロフィール

所属企業乃木グループ(企業序列6位)
身長178センチメートル
体重80キログラム(トーナメント時84キログラム)
券願試合数39勝15敗
企業獲得資産1兆4401億8280万円
年齢41歳
誕生日6月19日
嫌いな言葉努力、根性
異名『浮雲』
CV蓮池龍三

概要

ケンガンアシュラ」で開催された拳願絶命トーナメントにおける、乃木グループ代表闘技者。

軟派で女好きな遊び人風の中年で、異名の「浮雲」のようにつかみどころのない性格。


勝敗成績に15敗とあるが、負け仕合の内訳は寝坊が9回、バックレ4回、ド忘れ2回と彼自身の素行によるもの。

不真面目を絵に描いたような性格であるため、トーナメントの片原鞘香による紹介では拳願仕合史上「最強の無責任男」とあだ名される。

そんな人間なので苦手とする人も多く、乃木グループの秘書である秋山楓は素行やちょっかいをかけられることから敬称をつけず、主人公の十鬼蛇王馬かつての知人を思い起こさせるために苦手としていた。

皇桜学園グループの理事長である奏流院紫音とは元カノで、唯一彼女には頭が上がらない。


好不調の「ムラ」が半端ではなく、調子が悪い時にはサボらずに仕合に出たとしても格下相手に苦戦することがある。

しかし、絶好調の時には現役トップクラスの闘技者である若槻武士関林ジュンも一蹴するほどで、闘った関林からは「何をしでかすか分からない」と評されている。

そのムラについては本人も自覚しており、自分なりの調整方法も持っている。若槻曰く、短期間に仕合を繰り返すと調子が上がっていく性質があるとの事。

かつて次代の「滅道の牙」候補としてスカウトされたほどの実力の持ち主でもある(ただしスカウト後一週間で「飽きた」と言ってバックレている)。


そして、なんだかんだ言いながらも負けず嫌いな性分も併せ持つ。そもそも本当に怠け者で軟派な性格なら、筋肉フェチの奏流院紫音が一瞬で惚れ込むほど鍛えたり、「強いやつに会いたい」からと海外で武者修行に出たりはしない筈である。そうした彼の内面を知る雇用主の乃木秀樹は、彼のやらかしで多額の損失を受けながらも信頼を置いている。


戦闘スタイル

彼のベースとなっている武術は「初見流合気道」。「当身7分で技3分」を旨とする流派で、打撃の鍛錬も徹底的に行うのが特徴。

そして、手負いとはいえ前借り状態の王馬の打撃をすべて防いで見せるほどのスピードの持ち主。

さらに膝の「入り抜き」で体軸をずらすことなく最小限の動きで攻撃をかわす技能と、誰もが死を確信する「極限のライン」をミリ単位で見極める洞察力・判断力によって、まるで攻撃がすり抜けているように錯覚させられる回避を行うことができる。


主な技

  • 叢雲三連(むらくもさんれん)

体勢を崩した相手の急所3カ所(烏兎(眉間)・人中(の下)・下昆())に連続で当身を放つ。

  • 百会投げ(ひゃくえなげ)

座り込んだ相手の片腕を掴んで引くと同時に同じ側の脚を払い、体を大きく投げ上げて頭頂部から地面に叩きつける。

  • 星落とし

片手で相手の顎を、もう片方の手で腰を抑えて投げ、受け身を取らせず後頭部から地面に叩きつける。乃木曰く「初見泉の集大成」。


活躍

トーナメント1回戦では千葉貴之と対戦。あらゆる人間をコピーできる裏の「役者」で、仕合前から見せる相手のブラフを警戒して劣勢になるも、相手が合気道の技を使ったわずか数秒で形勢逆転、頭部に少し傷を負ったのみで圧勝し、2回戦に駒を進める。


2回戦では1回戦で再起不能になったかと思われた坂東洋平と対戦。関節の可動域が異常に広い「超軟体体質」により関節技が通用しない圧倒的不利な組み合わせで、自分を確実に殺そうとしてくる坂東への恐怖を押し殺しながら立ち向かう。事前に坂東の奥の手について考察していたおかげで間合いを計りつつ必殺の一撃を回避し続け、相手の油断を誘って腕の骨をへし折り、最後は投げ技を使って勝利した。

帝都大学病院との同盟による密命であった"殺し"こそできなかったが、「乃木のおっさんがなんとなかするだろう」と初見は意に介していなかった。


2回戦後で発生した東電組クーデターでは守護者たちを相手にせずに逃げ回っていた。


3回戦は加納アギトと対戦。王馬とのスパーリングで絶好調の状態で仕合に臨んだ。加納の戦闘スタイルの変化を訝しみながらも術中にはめ込ませたかに思われたが、武の境地である「先の先」を会得した加納の進化に気づかず、「後の先」による叢雲三連の失敗で指を折られ、瞬く間に追い詰められる。無意識のうちに受け流しを使うことで瞬殺こそ避けたものの、高威力の寸勁で追い詰められた挙句ハイキックで頭を蹴られて意識を飛ばされ、最後は大差で敗北した。本来なら死んでもおかしくないやられ方であったが意識が普通にあったことから、「手加減されてなお負けた」という事実を突きつけられ、忸怩たる思いに塗れた。


ここからは明言されていないので考察となるが、回想で加納と出会っていること、そして仕合中の「トーナメントに出たのも、こいつに勝って優勝できると踏んだから」という発言から、先述の「牙」候補となった時にバックレた理由に、加納と勝てないと見たことも一因と考えられる。

今回のトーナメントに照準を合わせて自身の調整を行ってきたが、その願いは届かなかった。


後継作であるケンガンオメガ時点では煉獄との対抗戦の闘技者として山下に名前が挙げられたが、氷室の調査により二年前の絶命トーナメント後は中国に渡ったことは分かっているものの、その後の動向は不明とのこと。


余談

  • 求道の拳』の登場人物である自称「ネオNINJA」、「日本一の馬鹿息子」こと初見良三とは遠い親戚関係にあるという裏設定がある。分家の出身でありながら一応初見流の次期当主ということになっているが、現当主が元気すぎるためあまりその自覚はない。

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