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医龍

いりゅう

医龍とは、永井明原案、乃木坂太郎作画の漫画、並びにそれを原作としたドラマのタイトルである。
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概要

正式名称は『医龍-Team Medical Dragon-』。日本の医療を題材とした青年漫画
漫画とドラマでは内容が大きく異なり、ドラマは2、3、4とオリジナルのシナリオが展開されている。
作品を織り成す魅力的な登場人物、医療ミス、抗がん剤治療、院内感染、内科と外科の対立、チーム医療、医局制度と現在医療を取り巻く諸問題を告発する物語である。

登場人物

バチスタチーム

朝田龍太郎(あさだ りゅうたろう)/演:坂口憲二
…本作の主人公。熟達の腕を持つ外科医。原作は饒舌だが、ドラマは基本的に寡黙である。
高い技術は使命感の裏返しで、患者の命を救う邪魔をするとして権力闘争を嫌う。

加藤晶(かとう あきら)/演:稲森いずみ
…明真大学助教授にして、明真大学付属病院胸部心臓外科医。
朝田も認めるほど技術は相当高く、「このチームには加藤が必要」と励まされ、
「チームドラゴン」のメンバーとしてチームを守っていくと決意する。

伊集院登(いじゅういん のぼる)/演:小池徹平
…研修医。ドラマ『2』からは研修期間は終了し、『4』では婚約した。
朝田に振り回されてばかりいるが、朝田の患者に対する真摯な姿勢や医局での経験を通じ、
朝田に付いて行けるほどにまで成長する。

藤吉圭介(ふじよし けいすけ)/演:佐々木蔵之介
…明真大学講師にして、明真大学付属病院循環器内科医。
内科医としては優秀だが、患者の立場になりすぎて外科医に患者を渡せず、
トラブルを起こす事もしばしば。朝田に対しても最初は強い反感を抱いていたが、
娘の命や自分の命までも救われ、朝田の人間性と腕を認め、術後の治療計画設立担当としてバチスタチームに入る。

荒瀬門次(あらせ もんじ)/演:阿部サダヲ
…明真大学付属病院救急救命部麻酔医。ドラマ版では金髪。
一瞥しただけで寸分狂わずその人の体重を当てたり、手術中に患者の体温をあてたりと、
麻酔医として天才的な腕前をもつが、非人道的な麻酔論文に関与していた過去がある。

里原ミキ(さとはら みき)/演:水川あさみ
…看護師。霧島軍司の異母妹。
オペ看護師としては並の医師よりも優れた医療知識と腕をもつ天才で、
どの執刀医のオペでもそのリズムや術式を瞬時に理解して順応することができ、
看護師の領域を超える外科医の技術をも身につけている。

その他

野口賢雄(のぐち たけお)/演:岸部一徳
…明真大学付属病院心臓外科教授にして、明真大学病院胸部心臓外科医局長。
ドラマの『2』で左還されたが、『3』では明真に戻ってくる。
アロワナを飼っており、老獪で奸智に長け、朝田や加藤を利用し総長の地位を狙う。
『4』では、桜井と旧知の仲であった事が発覚し、色々思い悩む一面も見られた。

霧島軍司(きりしま ぐんじ)/演:北村一輝
…北日本大学心臓外科医。北日本大学時代の朝田の先輩。
ミキの異母兄。朝田の腕の良さに妬みを持っており、
かつて同僚であった朝田が大学から追放されるよう根回しを行った。
ドラマ版では、加藤の元恋人で、朝田と良きライバルとなっている。

木原毅彦(きはら たけひこ)/演:池田鉄洋
…明真大学助手にして明真大学病院胸部心臓外科医。
伊集院とよく行動を共にし、会社で誰からもまともに相手にされていない人物の典型。
ドラマでは「チームドラゴンのサポーター」と自ら名乗り、
正式なメンバーではないものの、何かとサポートにあたっている。

鬼頭直人(きとう なおと)
…明真大学病院救急救命部の責任者。
ドラマでは女性で、名前は『鬼頭笙子(きとう しょうこ)』(演:夏木マリ)。
胸部心臓外科にいる朝田の実力を認め引き抜こうとするほか、
胸部心臓外科教授選においては霧島を推す野口に対抗して加藤を推薦した。

北洋病院(ドラマ版のみ)

善田秀樹(ぜんだ ひでき)/演:志賀廣太郎
…北洋病院院長。
野口とは学生時代の同期だが、野口とは対照的に患者をまず第一に考えた医療を志している。
北洋病院の現状に憔悴しているが、時折挑発的な言動をすることもあり、
静かな闘志を内に秘めている。
最終話で野口のスキャンダルに関する資料を集めて、失脚させるきっかけを作ったことが明らかになった。

野村博人(のむら ひろと)/演:中村靖日
…北洋病院外科臨床工学技士。
「チームドラゴン」の6人目。
実力は確かだが内気で、ミスを転嫁された事から対人恐怖症気味となり、さらに暗い性格になってしまった。しかし、朝田や伊集院の励ましによってそれを克服し、チームの一員として成長していく。その後はコミカルな一面も覗かせるようになった。
第3期では外山と共に朝田に呼ばれ、明真にやってくる。美人系に弱く加藤に憧れている。
その後、北洋が明真と提携し、外山とともに明真に出向。

外山誠二(とやま せいじ)/演:高橋一生
…北洋病院外科血管外科医。「チームドラゴン」の7人目。
朝田に「執刀のレベルは俺が見てきた中で1番」と言わしめるほど、若手ながらその腕は折り紙つき。
自身もその腕に絶対的な自信をもっており、朝田に対し「俺の技術を見れば執刀を変わりたくなる」と言い放ったこともある。
患者を自身の技術の腕を見せ付ける為の物とみなしたり、他のスタッフを馬鹿にするなど問題を抱えていたが、自身のミスで患者を術中死させてしまいそうになった時に朝田やスタッフに助けられたことにより考えが変わって、その後チームドラゴン入りを志願する。
第3期では同時オペの行なうため、朝田の招集を受け、北洋病院から明真にやってくる。
その後、野村とともに明真に出向する。

松平幸太朗(まつだいら こうたろう)/演:佐藤二朗
…北洋病院外科消化器外科医。「チームドラゴン」の8人目。
かつては西南大学医学部付属病院・消化器外科のエースで、日本初の非適合生体肝移植に成功し准教授にまで昇進した男であったが、自身の論文成績と教授の覚えを良くする為に目立つ症例だけを手がけるようになり、ついには論文を改ざん。
改ざんが発覚後は、予後不良な患者だけの治療をさせられる"敗戦処理"担当にされ、最後には医療ミスを名目に大学を追い出される。だが、かつて非適合生体肝移植を受けた患者の母親の手術を通して、再度メスを握ることを決めた。荒瀬からは『大将』と呼ばれている。

小高七海(こだか ななみ)/演:大塚寧々
…北洋病院外科麻酔医。「チームドラゴン」の9人目。
麻酔医としての実力は一流で、荒瀬に「朝田のスピードに付いて行けるのは俺とお前だけ」と言わしめるほど。荒瀬とは旧知の仲で、彼が麻酔論文に関わっていた頃はバーでよく話し相手になっていたという。
かつて緊急オペのため「誕生日に早く帰る」という息子・智樹との約束を破り、その間に智樹は喘息の発作で倒れて他の病院に運ばれてしまう。しかし、搬送先の麻酔医の医療ミスによって智樹は半身不随となってしまい、そのことがきっかけで手術にはほとんど参加しておらず、荒瀬のチームドラゴンに入れと言う説得にもなかなか耳を貸そうとしなかった。
だが、手術中に麻酔医の技量不足のため智樹が危険にさらされ、智樹を助けるため父親の制止を振り切って手術に飛び入り参加し、無事智樹を助ける事に成功。その後は和解しチームドラゴン入りを決意する。
木原から一方的に好意をもたれていたが一切相手をしていない。

ドラマ版3期登場人物

黒木慶次郎(くろき けいじろう)/演:遠藤憲一
アメリカから野口が連れてきたカテーテル医。
チームドラゴンの壊滅を目的に明真に呼び寄せた循環器内科医で、野口曰く「もう一つのアメリカ土産」。最高レベルのカテーテル技術を持ち、
心筋梗塞を発症して死の淵にいた荒瀬を45分で処置し、蘇生させたほど。
元は心臓外科医であったが、彼が心臓外科医時代に彼の婚約者の心臓手術で、教授が名誉欲しさにロス手術を選択するも失敗し、保身のためミスを擦り付けられた過去がある。
そのせいで外科医を強く憎んでいたが、自身のカテーテルミスで患者を急変させてしまった所を朝田に助けられ、互いに認めるようになる。
だが、アメリカ勤務時代から慢性の骨髄性白血病に冒されており、
明真に来てからもその症状に苦しみ続け、最後は朝田に看取られ息を引き取った。
「チームドラゴン」永久欠番の10人目。

真柄冬実(まがら ふゆみ)/演:谷村美月
新人研修医。伊集院が指導医。
プライベート優先主義で、手術の研修に「予定がある」とごねた上にシフトの定時で即刻帰ってしまう。
また書類整理などの雑務には不満な顔を隠そうともせず、朝田のオペが終わると「疲れた」と愚痴りながらさっさと手術室から退散するという極度の面倒臭がり。
真鍋徹のオペの際、エピネフリンのコネクターを外してしまうミスを犯し、オペに対して恐怖心を抱いてしまうが、朝田のオペに助手として入ったことで克服する。

北川響(きたがわ ひびき)/演:初音映莉子
加藤がアメリカから連れてきた看護師。オペ看としての腕はミキに劣らないレベル。
噂話をそのまま相手に伝えるなど、ドライな性格の一面も持っている。
密かに研修中の真柄のことを応援している。

ドラマ版4期登場人物

桜井 修三(さくらい しゅうぞう)/演:平幹二朗(医学生時代:平岳大)
桜井病院院長。朝田の恩師で、彼の医師としての技術、精神面を徹底的に鍛え上げた。
L&P病院が出来てからは医療設備や医師不足のため、患者が激減し経営の危機に立たされており、自身の病院を朝田に託すため彼を呼び寄せた。
検査で脳動脈瘤及び胸部大動脈瘤が見つかった後も無理のない程度に仕事に従事していたが、急変した患者の心臓マッサージ後に倒れ、L&P病院に運び込まれる。
脳と心臓を同時にオペをしなければならないほどの危険な状態であったが、チームドラゴンおよび岡村の執刀によって救われる。
復帰後は今までの病気が嘘だったかのように元気に張り切る姿が見られた。

早川 昭吾(はやかわ しょうご)/演:柄本佑
東京大学医学部出身の後期研修医で、研修医たちのムードメーカー的な役割で、
桜井病院に移った後、朝田とともに患者の診察や治療に当たっていたが、
自身の診察ミスにより担当した患者の容態が悪化し、朝田とL&P病院から応援で来た荒瀬のサポートによるオペを通して、医者としての自覚が芽生える。
その後、L&P病院に戻れる許可がおりるが、
院長である桜井の体を心配して桜井病院に残る事を決意する。特徴的な髪形をしており荒瀬からは「ツーブロック」と呼ばれる。

猪原 薫(いのはら かおる)/演:キムラ緑子
オペ看護師兼病棟看護師リーダーで、某朝ドラの登場人物のような威圧感を放つ時がある。
手術では器械出しを担当しており、その技量はミキや北川に勝るとも劣らない。

岡村 征(おかむら ただし)/演:高橋克典
国際弁護士資格を保有し、数々のアメリカの病院を再建に導いてきた実績を持つ敏腕経営コンサルタント。
野口とは経営パートナーとして、朝田達をL&P病院に引き抜いたが、後に解消する。
かつては全米NO.1と評されるほどの天才的な脳外科医であったが、婚約者を周産期心筋症で亡くしたことがきっかけで医者を廃業し、ビジネスで医療を改革するという目標を掲げて経営コンサルタントに転身した過去を持つ。
L&P病院の経営に携わっている時点で約10年間メスを握っていなかったが、ブランクを感じさせない動きでチームドラゴンとともに脳と心臓の同時オペを成功させ、終了後に朝田から「チームドラゴン」の11人目として認められる。

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