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古代の機械混沌巨人

あんてぃーくぎあかおすじゃいあんと

古代の機械混沌巨人とはアンティーク・ギアモンスター4体で融合召喚することができる闇属性、機械族の融合モンスター。
目次 [非表示]

「いにしえの魂受け継ぎし機械仕掛けの猟犬どもよ!」

「その10の首混じり合わせ混沌にして」

「絶大なる力とならん!」

「融合召喚!現れろ!レベル10!」

「この世の全てを形無き混沌に帰す、究極破壊神!」

「古代の機械混沌巨人!」


概要

アニメ遊戯王ARC-Vに登場するデニス・マックフィールドが使用、後にオベリスク・フォースも使用。融合次元における古代の機械モンスターの中でも最大の戦力として扱われている。


テキスト

融合・効果モンスター

星10/闇属性/機械族/攻4500/守3000

「アンティーク・ギア」モンスター×4

このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。

(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、

このカードは魔法・罠カードの効果を受けず、

相手はバトルフェイズ中にモンスターの効果を発動できない。

(2):このカードは相手モンスター全てに1回ずつ攻撃でき、

守備表示モンスターを攻撃した場合、

その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。


OCGにおける効果

これぞ超大型モンスターといった感じの豪快な打点・耐性・破壊力を兼ね備え、それに見合った量の素材を要求される古代の機械の切り札融合モンスター。アニメ版と比較すると魔法・罠カードの効果の対象になる点、効果は発動できないがモンスターの永続効果は無効化されない点と差異があるものの、融合素材が格段に緩くなっており、また貫通効果まで追加されたので総合的に見て強化されたと言ってよい。

それでも素材指定4体は重いが古代の機械飛竜から古代の機械箱サーチからの古代の機械サーチで一気に3体揃えることも可能なほか、歯車街&古代の機械射出機のコンボで召喚権を使わずに出す事すらも可能。後述するが機械族融合モンスターのロマンであるパワーボンド、さらにその後追加された古代の機械専用融合『古代の機械融合』のデッキ融合で召喚も可能である等融合魔法に恵まれている。

古代の機械では唯一の機械族・闇属性であるため、オーバーロード・フュージョンで手札1枚から繋げられる。


バトルフェイズ中相手のモンスター効果を封印する為オネストやリクルーター等のモンスター効果を全て封じ、さらにはSNo.39希望皇ホープ・ザ・ライトニングクリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン等の協力無比なエース級のモンスターすら効果を封じて正面突破できるポテンシャルを誇る。ただしバトルフェイズ以外のモンスター効果と邪神アバターのような永続効果持ちには無力なのでそこは弱点だろう。なお、他のアンティーク・ギアと違って混沌巨人の発動封じはフィールドにいる場合のバトルフェイズ中ならば常時適用されるため、混沌巨人の他にもモンスターがいるならばそれらのモンスターも恩恵を受けられる。

バトルフェイズ以外のモンスター効果は特殊召喚されたターンならば「古代の機械要塞」で対象をとるものを回避できるため融合素材等も含めできるだけ要塞の適用下で出したいところである。

全体攻撃&貫通効果を持つため、基本的に相手がモンスターを展開していればいるほど与えるダメージも大きくなるため、劣勢の状況を一体でひっくり返す事が可能。相手の召喚した名だたるエースモンスター達を混沌巨人一枚で全て殴り倒して逆転勝利という展開はこのカードの魅力的な個性である。もちろん「ブラック・ガーデン」や「おジャマトリオ」を発動し自分で能動的に的を用意してもOK。ここに要塞の効果が適用されて対象にとられなくなっていれば鬼に金棒となる。というか要塞によって対象にとられなくなった混沌巨人を戦闘での返り討ち以外で除去するには「相手ターンのメインフェイズに使用できる対象をとらないモンスター効果」という使えないデッキの方が明らかに多い手段しかない。

汎用性や安定性の高いギミック(主に伝説の武器軍団とか落とし穴を作る巨大花とか弾丸軍団とか)もあるにはあるがそもそも熱核竜の3レンダァ!が飛んできたりして混沌巨人が出てくる前に対抗策を潰されるどころかLPが消し飛ぶことも稀ではなかったりする。

機械族お得意のリミッター解除含む自分の魔法罠による強化や補助も基本的に受け付けないがパワー・ボンドによる強化は例外であり、パワー・ボンドを使って融合すれば攻撃力9000&全体攻撃&貫通が可能。まさしく殺意の権化。ただしエンドフェイズに受ける効果ダメージも大きいので倒しきれなかった時のデメリットも大きい。また、古代の機械要塞の「召喚・特殊召喚されたターンのアンティーク・ギアモンスターは相手のカード効果の対象にならない」効果は相手プレイヤーの行動を制限する効果であるためか上記のように混沌巨人にも適用される。

後に追加された「古代の機械弩士」とも相性は抜群。歯車街を破壊して展開しながら相手モンスターの攻撃力と守備力を0にできるので、混沌巨人を降臨させれば直接攻撃にも等しい大ダメージ1発分がほぼ確定する。


弱点はアニメと同じく相手ターンのモンスターによる除去だろう。特に昨今はほとんどのテーマのエクストラデッキに汎用除去効果持ちモンスターが控えており、何も対策が無く相手にターンを渡せば簡単に除去される。また、このカードで防げない防御札(威嚇する咆哮、RR-レディネス等)にも弱い。あと、これは混沌巨人の問題ではないが融合軸の古代の機械はモンスター効果と特殊召喚を多用するのでこれらを封じられるとかなり厳しくなる。可能であればこれらの対策ができるカードを入れた構築を心がけたい。


アニメ版

融合・効果モンスター

星10/闇属性/機械族/攻4500/守3000

「古代の機械猟犬」+「古代の機械双頭猟犬」

+「古代の機械参頭猟犬」+「古代の機械究極猟犬」

(1):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、

相手の魔法・罠カードの効果の対象にならず、効果も受けない。

(2):このカードは相手モンスター全てに1回ずつ攻撃できる。

(3):このカードが攻撃する場合のダメージステップ終了時まで、

相手フィールドのモンスターの効果は無効化される。


劇中の活躍

初登場はシンクロ次元での黒咲VSデニス(2戦目)で、アカデミアとしての立場を明かしたデニスが使用、自身の効果でRR-レヴォリューション・ファルコンの効果を無効にし、戦闘破壊したが返しのターンで黒咲はRR-サテライト・キャノン・ファルコンを召喚、効果で攻撃力を500まで下げられ、そのまま戦闘破壊され敗北した。その後も蹂躙されるエクシーズ次元の回想シーンにおいて大群で登場し、町や幻獣機メガラプターと思しきモンスターを薙ぎ払っていた。後にオベリスク・フォースも使用、連続攻撃で遊矢たちのフィールドを一掃した上で勝負を決めようとしたが、乱入してきたカイトが発動したアクションマジックによって防御される。直後のカイトのターンに銀河眼の光波竜によってカード名を変更された上でコントロール奪取され、そのまま敗北する。

エクシーズ次元編での遊矢・黒咲のタッグとのデュエルで正規での融合召喚を成し遂げたが、「古代の機械究極猟犬」まで融合召喚するだけでもかなり難易度が高く、実質トリオで連携しなければ融合素材を揃える事すらままならない代物である。

デニスも、コストは重いがそれでもぶっちゃけチート級のカードを使って特殊召喚を果たしている。

その破壊力は物理的にも凄まじく、コースが破壊されたことでデニスはアクションマジックの取得に失敗して敗北、発生した瓦礫によって黒咲がデュエル続行不能に陥るなど、デュエル自体にも多大な影響を及ぼしていた。


余談

頭の形がジオン軍のザクに酷似しているとよく言われるが、個人的には両手にビーム砲、モノアイ、使用者の中の人が柿原徹也、等の共通点のある袖付きの某MSの方が近いのではないかと思う。

また、スーパービークロイド-ステルス・ユニオンとは、「機械族の融合モンスター」・「融合素材が4体必要」・「守備力3000」・「全体攻撃と貫通を併せ持つ」・「アニメGX出身のカテゴリに属する」という共通点がある。


古代の機械巨人との関連が薄いためか、このカードの巨人のルビは「ジャイアント」であり、他の古代の機械巨人のルビである「ゴーレム」とは差別化されている。


関連タグ

古代の機械 遊戯王ARC-V デニス・マックフィールド オベリスク・フォース

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