概要
『スーパードラゴンボールヒーローズ』のプロモーションアニメに登場するザマスが復活した姿。ここではコアエリア戦士として行動している。
元第10宇宙の界王神見習いで、人間の愚かさに失望し「人間0計画」を企てるが、孫悟空達の活躍と全王に手によって、その野望と共に消滅。
した筈であったが、崩壊する監獄惑星にハーツ達と共に姿を現す。
独りよがりの正義を抱える彼の目的とは……？
容姿
見た目は合体ザマスと大して変わらないが、身体の各位に加え、右目にかけて眼帯の様なプロテクターを着けている。
服装も所々破損している。
戦闘力
トランクス曰く、以前より遥かにパワーアップしているとのこと。
作中では、ヒットの隙を突き不意討ちを仕掛けたり、ジレンの攻撃を多少かわす事が可能。
必殺技
- 聖なる逆鱗
アニメドラゴンボール超で使用した技。
指先から強力なエネルギー弾を生み出し、相手に投げつけ爆破。
- 神裂降矢
神裂斬で相手を切り裂いた後、矢のような斬撃を飛ばす。
活躍(宇宙争乱編)
- 第6宇宙編
コアエリアにて、フューにより囚われていたが、そこで出会った神を嫌う人間・ハーツと出会う。全王の抹殺を企てる彼と利害の一致で結託し行動を共にする事に。だが人間である彼の事は全く信用はしておらず、指図を受けると激しく威嚇していた。
そして“宇宙の種”を完成させるべく、第6宇宙を襲撃。ヒットやベジータ達と激突する。
第6宇宙侵略後、第11宇宙に現れる。そこで第11宇宙最強の戦士であるジレンと拳を交え、彼相手に引けを取らない実力を見せる。だがそこに、消息が不明であった孫悟空が大神官と共に現れ、さらには人の身でありながら神の御技である身勝手の極意”兆”を使用。その力に驚愕し、孫悟空に襲い掛かろうとするがその隙にジレンから強烈なアッパーを喰らう。
それを皮切りに実力の差が浮き彫りになり、徐々に追い詰められていく。が、不死身の肉体であるが故に彼の足止めを行いこれを成功させる。
- 第7宇宙編
決戦の舞台第7宇宙ではベジータ親子と渡り合うが、ハーツは宇宙の種との融合を決行。彼を護衛する為に疲弊した孫悟空達を圧倒する。が、ここでジレンにヒットと、襲撃した宇宙の戦士達が次々と集結。
するとここでハーツは宇宙の種との融合に成功し、究極ハーツへと進化を遂げる。全王をも討つ力を手に入れたハーツに歓喜。しかし、能力で心を読まれていたのか、ハーツにより拘束され、神をも殺すその力の前には不死身の肉体も意味を成さず、無念にも3度目の消滅を喫したのであった。
- 漫画版での活躍
初登場は宇宙争乱編からで、監獄惑星編では未登場。
カミンとオレン達と交戦していたケフラからも警戒される程の戦闘力は相変わらずで、第6宇宙の殺し屋ヒットと交戦。
人の身でありながら時間を操るヒットに不信感を募らせつつ、彼の時飛ばしに順応する。しかし、完全には見切れず、重い一撃を貰うなど、戦闘力は高くとも完璧ではない模様。
ヒットとの戦いは、ハーツの横やりにより決着するが、協力者とはいえ人間であるハーツの事は良く思ってはいなかった。
その後、第11宇宙に移動。他のコアエリアの戦士と共にトランクス達を圧倒。しかし、孫悟空の参戦で戦況が変わり、ハーツは第7宇宙へ。
コアエリアの戦士達の指揮を取りつつ宇宙の種を狙うが、そこへ宇宙の種の恩恵を受けた究極カミオレンが乱入。破壊神モードとなったトッポを、カンバー諸とも一蹴するその力を目の当たりにし、宇宙の種の真価を確信する。
しかし、究極カミオレンを圧倒するジレンの参戦で警戒心を強め、宇宙の種のもとへ。
ハーツを裏切り完成した宇宙の種を求めるが、ラグスに現場を捉えられたことで計画は破綻。
彼女の能力でガラス漬けにされた事で拘束され、さらにはトランクスにより胴体を真っ二つに切り裂かれる末路を迎えた。
自らの計画をハーツには話さず、人間を賛美するハーツに怪訝な顔をする、裏切りを起こすなど、プロモーションアニメ版よりハーツへの不信感・野心が強く描かれている。
その一方でハーツはザマスのことを「元界王神候補の人間」と評価しており、裏切りに遭ったと報告を受けた際は残念そうな顔を浮かべた。裏切られた時は始末するつもりだった可能性もあるが、そうだとしてもハーツはザマスを信頼していたことが窺える。
