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名古屋市守山区、東区でガイドウェイバスゆとりーとラインを運営する第三セクター企業。

路線

ガイドウェイバス志段味線、愛称ゆとりーとラインを運営する。専用軌道区間は大曽根駅-小幡緑地間で小幡緑地駅から先は一般道を走る。

将来的な新交通システムへの転用を見越して全線が高架橋で作られ、建設費用が1kmあたり54億円とガイドウェイバスにしては高額。

砂田橋駅まで名古屋市営地下鉄名城線と並走する。


ガイドウェイ区間は鉄道扱いのため、駅では乗降の有無を問わず、すべてのバスが停車する。


ガイドウェイバス区間の駅一覧

駅名駅ナンバリング乗り換え
大曽根駅Y01JR東海中央西線名古屋市営地下鉄名城線名古屋鉄道瀬戸線
ナゴヤドーム前矢田駅Y02名古屋市営地下鉄名城線
砂田橋駅Y03名古屋市営地下鉄名城線
守山駅Y04(名鉄瀬戸線の守山自衛隊前駅まで200m)
金屋駅Y05
川宮駅Y06
川村駅Y07
白沢渓谷駅Y08
小幡緑地駅Y09

車両

名古屋ガイドウェイバスとして以下の車両を保有しているが、管理は名古屋市交通局に委託されている。路線バスにガイドウェイ区間走行用の案内輪を追加装備したもので自動車としての型式・ナンバープレートを持っているが、法律上は無軌条電車の扱いなので鉄道車両としての形式名も存在する。ただし動力から見ると気動車になる。両方の資格が必要なことが、日本でガイドウェイバスがここ以外普及しなかった一因である。


現役車両

同じ時期に名古屋市交通局に導入された路線バスは車齢18年まで使用する事が決められていたが、運行効率がよく、走行距離も長くなったので車齢12~13年で更新となった。

GB-2110形

メーカーは日野自動車で、ペットネームブルーリボンシティハイブリッド。型式はLJG-HU8JLGP改。ハイブリッド車で車いす用リフトを装備している。変速装置は5速MT(FFシフト)

案内輪を格納する関係上ツーステップバスとなっている。

ハイブリッド化により、車両重量が増加。総重量15.8tと大型観光バス並の重さで、軽量化のためにアルミホイールを採用している。


過去の車両

いずれも2013年までに引退。構造が特殊なこと・専用路区間を走るために走行距離が伸びやすく、他社で再就役した車両はない。

GB-1000形気動車

三菱ふそう・エアロスターの標準尺車がベース。型式はKL-MP35JM改。開業時は既にノンステップバスワンステップバスが普及していた時期だが案内輪を格納する関係上ツーステップバスとなった。変速装置はアリソン社製トルクコンバータ式5速AT。


ほとんどが解体されたがG-53(名古屋200か2585/名鉄バス→名古屋市交通局)の廃車体が愛知県内のとあるヤードに置かれており、バスファンの間で密かに知られている。


GB-1100形気動車

GB-1000形とほぼ同一だがこちらは車いす用リフトを備えている。


GB-2000形気動車

日野ブルーリボンシティがベース。型式はKL-HU2PME改。こちらもツーステップバス。変速装置はZF製トルクコンバータAT。


GB-2100形気動車

GB-2000形に車椅子乗降用リフトを装備したバス。


保有状況

開業時は名古屋市交通局JR東海バス名古屋鉄道(後に分社化により名鉄バス)へ車両の管理、運行を委託していた。

2009年にJR東海バス、名鉄バスがゆとりーとラインから撤退するとすべての車両の管理が名古屋市交通局へ委託された。運行管理委託の名残で名鉄バス委託車は車内に成田山の交通安全の御札、JR東海バス委託車は「車内消毒実施済票」、「瀬戸市消防本部防火点検済ステッカー」があったが、現在は車両の置き換えにより委託管理の名残はない。

特殊装備

ガイドウェイバスには特有の装備が存在する。

案内輪

ガイドウェイ区間で車両をガイドする案内輪。前輪は格納式だが、後輪は固定式。ちなみに前輪案内装置は三菱が開発している。

連結器と中子

ガイドウェイ区間でトラブルにより走行不能になった場合、後続の車両で押して救援するための連結器が装備されている。なお連結棒は各駅に常備されている。

また前輪タイヤがパンクした場合に備え、前輪タイヤ内部に鋼鉄製の中子と呼ばれる物が入っており、高架区間を脱出できるようになっている。なお後輪はダブルタイヤのために入っていない。

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