ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

背景

ドイツ国防軍では、1939年のポーランド侵攻から長く続いた戦争による人的損害が無視できないレベルに達しつつあった。そこでドイツ陸軍は1944年7月に徴兵基準を下げて、14歳から50歳までの男性、それも徴兵対象外だった傷病者、さらには海軍、空軍地上部隊出身者なども動員して穴埋めを図った。

しかし6月のノルマンディー上陸作戦、7月のバグラチオン作戦で東西両戦線で大攻勢が行われた結果、これでも人員が足りなくなったため更なる動員が必要となった。そこで数をそろえるために上限を60歳に拡大し、国防軍や武装SSとも違う新たな軍事組織を作ることとした。


実態

人員は600万人がそろえられたものの、訓練は最低限、武器は拳銃小銃パンツァーファウストがせいぜいで、それも前大戦時の銃器や鹵獲銃、果ては自前の猟銃を装備することすらあったという。

そのため国民突撃銃と称する小銃を開発して配備しようとしたが、生産体制が崩壊している状況では、戦力となるほどの数は配備できなかった。

下記はその一つであるグストロフVG小銃。

グストロフVG1ー5

軍服も数がそろわず私服に認識用の腕章をつけるといった程度で、とても軍隊の体をなしているとはいいがたかった。

国民突撃隊


関連タグ

国民義勇戦闘隊:同時期の日本にあった同様の組織。

ホームガード:同時期のイギリスにあった同様の組織

関連記事

親記事

ドイツ第三帝国時代の組織・団体一覧 どいつだいさんていこくじだいのそしきだんたいいちらん

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 7857

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました