概要
鳥取県のJR西日本の路線のひとつ。米子市の米子駅から境港市の境港駅まで、17.9 kmを結ぶ。米子駅~後藤駅間(2.2km)は電化、それ以外の後藤駅~境港駅間は非電化となっているが、これは電車の車両基地である「後藤総合車両所」があり、電車が「回送列車」として運転されるためで、境港線の営業列車は全て気動車(ディーゼルカー)で運転されている(いずれも普通列車)。また、米子空港へのアクセスも担っている。
漫画家の故水木しげる氏が境港市出身ということもあって、キハ40系によるイラスト列車、「鬼太郎列車」が普通列車として運行されている。
米子駅は「ねずみ男駅」、境港駅は「鬼太郎駅」など、本来の駅名とは別に妖怪の名前もつけられている他、車内では鬼太郎(CV:沢城みゆき)と猫娘(CV:庄司宇芽香)によるアナウンスが行われる。
さらに、起点の米子駅のホームは「0番のりば」とされている。これは「霊番のりば」と引っかけたものであり、まさに地域を挙げた鬼太郎推しといえる。
2019年3月16日のダイヤ改正より、JR初となる車載型IC改札機によるICOCAサービスが開始された。