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概要


RADWIMPSの楽曲で、2019年7月19日に公開されたアニメーション映画天気の子』の劇中歌(主題歌)のひとつでもある。

同作の劇中歌のなかでもエンディングテーマ的な立ち位置にあり、物語のクライマックスを経て再会を果たした森嶋帆高天野陽菜の喜び、そしてその余韻のもとに流れるキャスト紹介を印象的に彩っている。

なお、劇中で用いられているのはサビ部分をメインに据えて編曲した「Movie edit」であり、フルバージョンについてはミュージックビデオが2019年11月4日からYouTube上で公開されている。また、2020年の5月28日には、劇中で帆高の声を演じた醍醐虎汰朗によるカバーバージョンのミュージックビデオが新たに公開されている。


経緯

アニメ映画『君の名は。』の公開から1年が経った2017年の8月に、『天気の子』の構想を練っていた新海誠から同作の脚本を渡されたRADWIMPSは、その脚本から得た印象をもとにして『愛にできることはまだあるかい』と『大丈夫』のデモを書き上げている。しかし、監督の新海誠は当初、『大丈夫』の劇中歌の使用については「本編で流すには言葉もメロディも強すぎる」として使いどころを見いだせず、長らく使用を保留にしていた。

それから1年が経った2018年の12月に、『天気の子』のラストシーンの構想、とりわけ帆高と陽菜の最後の感情に悩んでいた新海監督は、RADWIMPSの野田洋次郎との相談を通してふと話題に上った『大丈夫』を再度聴いたことによって「大事なことはぜんぶここに書いてあるじゃないか」と衝撃を受けることになる。その勢いのもとに、歌詞から着想を得て作成したコンテと1年前に貰った『大丈夫』のデモ曲を重ね合わせた新海監督は、その出来栄えを「それ以外はほかに在りようもない、それがこの物語のラストシーンだ」と大いに満足するとともに、「『君の大丈夫になりたい』この言葉を聞いてこの映画を見終わったお客さんはきっと最後に救われると思う」と期待を膨らませている。


また、この曲の歌詞を書き上げた野田洋次郎は、この曲を「帆高と陽菜のための曲」と位置づけており、かけがえのない大切な人がもがく姿を見たときに「この人の大丈夫に、自分がなりたい」と想う強い願いや、そのような願いをもって支えてくれる人がいることの心強さや安心感などを曲の世界観として盛り込んでいる。そして、監督の新海誠との対談をはじめとする機会を通して、曲中に散りばめたそれらのメッセージを再認識している。


関連動画

Movie Edit(2020年5月)


オフィシャルミュージックビデオ(2019年11月)


Covered by 醍醐虎汰朗(2020年5月)


関連タグ

天気の子

愛にできることはまだあるかい - アニメ映画『天気の子』の主題歌。

グランドエスケープ 祝祭(RADWIMPS) - アニメ映画『天気の子』の劇中歌。


天気の後 - 『天気の子』の後日談(エピローグ)タグ。


参考文献

  • 新海誠『小説 天気の子』 角川文庫 2019年7月25日初版発行 ISBN 978-4-04-102640-3

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