概要
天城雪彦とは、海堂尊著書、『ブレイズメス1990』、『スリジエセンター1991』に登場する人物である。
登場作品
人物
術式『ダイレクトアナストモーシス(直接吻合法)』を世界で唯一可能とする天才心臓外科医。
モナコ公国のモンテカルロ・ハートセンターで外科部長を務めていた。
患者の選定において拝金主義の思想を持っており、患者にグラン・カジノのルーレットで全財産の半分を賭けさせ、勝ったら手術の依頼を受ける。これで患者の運の良さを見極める。
なお彼はメスを入れた患者を一人も死なせておらず術後も良好であること、またカジノで勝った分はモナコの福祉へ回していることなどから、『モンテカルロのエトワール』という称号をモナコの王室から賜っている。
ある日、東城大医学部に天城を招聘せよ、という佐伯の命を受けモナコへ飛んだ世良雅志の説得を受け日本へ降り立つ。
日本では到底受け入れられない思想の持ち主だが、佐伯の命によりスリジエハートセンターの設立に向けて世良を引き連れ奔走する。
経済を軸として日本の医療を考え、理路整然とした物言いで周囲を圧倒する。
通り名が複数あり『モンテカルロのエトワール』をはじめ、
『ドタキャン天城』
『聖なる守銭奴(セイント・スクルージ)』
『わがまま外科医(わがままサージョン)』
などと呼ばれている。
関連タグ
経歴
※下記は重大なネタバレを含みます※
1990/04 : 東城大医学部招聘
1990/07/12: 東京国際会議場にて公開手術
1991/04/28: 桜宮にて公開手術
1991/07/10: 桜宮にて公開手術
1991/10/24: 東京国際会議場にて公開手術
1992/04 : 死亡