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プロフィール

所属星導館学園高等部1年3組→2年→3年
誕生日6月8日
身長175cm
血液型A型
家族構成異父姉
二つ名叢雲(むらくも)
CV田丸篤志諏訪彩花(幼少期)

概要

本作の主人公。特待生として星導館学園へ転入してきた少年。


困っている人を見過ごせない心優しい性格だが、色恋沙汰に対しては鈍感。実家は代々続く古流武術・天霧辰明流の道場。幼い頃から剣術を学んでいたため、剣の腕前は超一流。生まれながらにして莫大な量の星辰力(プラーナ)を保有しているが、現在その力は封印されている。


アスタリスクへは行方不明になった最愛の姉である天霧遥の情報を手に入れるために訪れ、彼女が残した唯一の手がかりである純星煌式武装(オーガルクス)《黒炉の魔剣(セル=ベレスタ)》の使い手に選ばれる。


転入初日にユリス=アレクシア・フォン・リースフェルトの着替えを覗いてしまい、問答無用で決闘を申し込まれるなど散々な目に遭うが、《鳳凰星武祭(フェニクス)》の出場者を狙った襲撃事件をきっかけに彼女との関係を深め、《鳳凰星武祭》へ出場するためのパートナーになる。


入学してしばらくした頃、当時序列一位に君臨していた刀藤綺凛との二回目の決闘で勝利し、星導館学園《冒頭の十二人(ページワン)》の序列一位となる。それ以来、クローディアが命名した《叢雲》の二つ名で呼ばれる。


《鳳凰星武祭》準々決勝の最中に二つ目の封印を解除することに成功し、封印解除状態を一時間以上維持できるようになる。《識》の境地で黎兄妹(りーきょうだい)の幻影分身を看破し、圧倒的な力で双子に勝利する。決勝戦では激闘の末アルディ&リムシィに見事勝利し、優勝を飾る。その報酬として、遥の捜索を依頼する。


人物

一見すると、角を立てないのんびりとした如何にも優男といった性格だが、芯の部分では掴みどころのない飄々とした少年である。しかし、何気ない会話の中から事件の核心に迫る情報を引き出すなど、駆け引きに長け、根っこの部分は困っている人を見ると首を突っ込んで手助けしたくなる性格で、そのために自分が傷つくことも厭わないお人好し。


ユリスに「底の読めぬ男だ。あるいは本当にただの馬鹿なのか?」という質問をされた時、「その二択なら、まあ、どっちかと言えば後者じゃないかな。」と答えるなど、たまに変な言動をする。


能力

一言で言えばすべてを備えた万能剣士。卓越した身体能力、多岐にわたり培われた戦闘技術、膨大な量の星辰力(プラーナ)を兼ね備えており、近接戦闘能力は六学園でも最上位に入る実力の持ち主。そして万物を焼き斬る防御不能の魔剣《黒炉の魔剣(セル=ベレスタ)》の力を加味すれば、総合力は自他共に認める星導館学園の頂点に君臨する。


天霧辰明流剣術を主に使用するが、奥伝を習得するための必須技術である天霧辰明流組討術も正式に会得しており、無手での戦闘を行うこともある。


《天霧辰明流》の技を放つ際には技名(技によっては口上)を口にしているが、これは幼い頃、紗夜との立ち合いで負けた際に、彼女の「お願い」として技名を叫ぶようになったことが理由である。


封印

五年前に失踪した天霧遥により、禁獄の力で三段階の封印を施された。封印を施した理由は綾斗を守り自分の後を追えないようにするためであり、解除が段階的だったのは仮に綾斗が《処刑刀(ラミナモルス)》と対峙した際、最低限クリアして欲しい条件を鍵としたからである。


一段階目

解除する条件『綾斗が成すべきことを見つけた時』

過去に力尽くで封印を破ったが、最初の頃は十秒も維持できなかった。戦闘力は飛躍的に向上するが、使用時間は最大で五分程度とかなり短く、様々な面で制限を抱えている。


二段階目

解除する条件『綾斗が心から信頼できる仲間を見つけた時』

《鳳凰星武祭(フェニクス)》準々決勝で二つ目の封印を解除することに成功。一段階目では制御し切れずに漏れ出ていた星辰力(プラーナ)を内に留めておくことが可能となり、封印解除状態を一時間以上維持できる。また、星辰力の流出がノイズとなって使えなかった、《識》の境地が使用可能となった。


三段階目

解除する条件『綾斗の力が天霧遥を超えた時』

《獅鷲星武祭(グリプス)》決勝戦で三つ目の封印を解除することに成功。使用時間の制限が完全に解除され、長年溜め込んだ力を取り戻し、本来の実力を発揮することが可能となった。紗夜曰く「もう誰にも負けるはずがない」。

その言葉は本物で、一時的に封印を解除した際には、夜吹の一族(ナイトエミット)の頭首である撫塵斎を一方的に追い詰める。千里眼の能力を《獅鷲星武祭》準決勝の時よりも遥かに使いこなした綺凛との戦闘でも互角に渡り合うほどの戦闘力を得ている。綺凛曰く「総合力で自身が綾斗に劣るのは明らか」と評した。


天霧辰明流

天霧辰明流は古流に分類される剣術。天霧辰明流の歴史は五百年前まで遡り、介者剣術と呼ばれる甲冑を身に着けた者同士の戦いを前提としている。そのため、鎧の隙間を狙うように腰を深く落とした状態が基本姿勢となる。


《識》

認識できる空間を極限まで広げた境地での呼び名。戦闘の際には、相手の呼吸や些細な仕草だけでなく、周囲の空間にまで知覚を広げた状態にすることで、複数の敵に対応しやすくなり、姿を隠している敵の存在などを看破する。天霧辰明流奥伝は《識》の境地に達していないと使えない。


天霧辰明流剣術初伝 貳蛟龍(ふたつみずち)

綾斗が会得している天霧辰明流剣術のひとつ。振りかぶった刀で十文字に切る二段技で、二段目は下から上への切り上げとなる。


天霧辰明流剣術初伝 肆祁蜂(しきばち)

綾斗が会得している天霧辰明流剣術のひとつ。高速で刺突を繰り出す。


天霧辰明流剣術中伝 九牙太刀(くがたち)

綾斗が会得している天霧辰明流剣術のひとつ。高速で相手の四肢を切断し、胴体に四回の突きを放った後、とどめの突きで相手を貫く。


天霧辰明流剣術中伝 十昆薊(とびあざみ)

綾斗が会得している天霧辰明流剣術のひとつ。剣を片手に持ち、体ごと回転して二回斬りつける。回転の途中で剣を持ち替えているため、技の前と後で持ち手が変わっている。


天霧辰明流剣術中伝 矢汰烏(やたがらす)

綾斗が会得している天霧辰明流剣術のひとつ。自分を中心に小さな円をイメージして神経を集中させることで、射程内に入ってきた物体に素早く対応できるようになる。


天霧辰明流剣術中伝 刳裡殻(くりから)

綾斗が会得している天霧辰明流剣術のひとつ。相手の武器を弾き、相手が手にする前に空中で破壊する。


天霧辰明流剣術中伝 貳鬼蜂(そえきばち)

綾斗が会得している天霧辰明流剣術のひとつ。突きの構えを取り、一気に距離を詰めて高速の突きを放つ。


天霧辰明流剣術中伝 陸屠蜂(りくとばち)

綾斗が会得している天霧辰明流剣術のひとつ。霞の構えから六連突きを放つ。


天霧辰明流組討術 刳環祓(くるわばらい)

綾斗が会得している天霧辰明流組討術のひとつ。柔道の一本背負いのように相手を投げ、相手を地面に叩きつけると同時に体重を乗せた肘鉄を胸に食らわせる。


天霧辰明流組討術 櫃羽穿(ひつばうち)

綾斗が会得している天霧辰明流組討術のひとつ。相手の懐に入ってから、全身を使って蹴り上げる。


天霧辰明流組討術 不破轟(ふわぐるま)

綾斗が会得している天霧辰明流組討術のひとつ。空中の相手に見舞う三段蹴り。


天霧辰明流奥伝 逆羅刹(さからせつ)

綾斗が会得している天霧辰明流奥伝のひとつ。《識》によって相手のあらゆる動きに対応することで、複数の相手の攻撃を利用して互いに相打ちさせることを狙う。


天霧辰明流剣術奥伝 修羅月(しゅらづき)

綾斗が会得している天霧辰明流奥伝のひとつ。腰を深く落とした脇構えから、高速の一撃を放つ。


《黒炉の魔剣(セル=ベレスタ)》

星導館学園が管理している純星煌式武装(オーガルクス)の一つにして、四色の魔剣の一振り。外形は鮮やかな赤色のコアに名前に反した透き通るような純白の刀身、片刃のようで巨大な光りの剣といった印象を持たせる。


かつて他学園から「触れなば熔け、刺さば大地は坩堝と化さん」と恐れられたほどの力を持つ。比較的古い純星煌式武装でありながら、気難しい性格のため、手懐けて使いこなせた学生は数人程しかおらず、そもそも適合率が高く出ること自体が稀である。


代償は大量の星辰力(プラーナ)を消費すること。並の星脈世代(ジェネステラ)ならあっという間に星辰力が枯渇してしまうのだが、綾斗は莫大な星辰力を保有しているため、ほぼノーリスクで使用可能となっている。


戦闘時は刃が高熱を発し、全てを焼き斬るため、防御が出来ないという恐るべき特性を備えている。普通の武器では打ち合うことさえ出来ないが、同格の純星煌式武装であれば攻撃を受け止められる。


使い手によって最適な形状に変化できる特性も備えており、《鳳凰星武祭(フェニクス)》決勝戦ではユリスの能力を借りて、大剣の状態から片手で扱えるほどの刀状の武器に変化した。遥が手にした際には、小刀のような大きさにまで変化した。不本意ながらも《王竜星武祭(リンドブルス》に出場して優勝を目指すことになった後の遥との稽古の最中に、綾斗が《黒炉の魔剣》を一振りの剣として扱う気構えを得たことで、自由自在に日本刀サイズへの変化を可能にした。


他の四色の魔剣は、聖ガラードワース学園の序列一位にして生徒会長のアーネスト・フェアクロフが使用する《白濾の魔剣(レイ=グレムス)》。蝕武祭(エクリプス)の専任闘技者だった《処刑刀(ラミナモルス)》ことマディアス・メサが使用する《赤霞の魔剣(ラクシャ=ナーダ)》。現在は適合者がいない《青鳴の魔剣(ウォーレ=ザイン)》がある。


人間関係

学園で初めて決闘をした相手であり、鳳凰星武祭からのパートナー。

生徒会長。綾斗を星導館に招いた人物。

幼馴染。海外に移住していた。

中等部の後輩。元序列一位で、彼女に勝利することで序列入りした。

クインヴェール女学園の生徒会長。ひょんなことから知り合う。

ルームメイト。

異父姉。綾斗の星導館学園転入のきっかけとなった。


《鳳凰星武祭(フェニクス)》終了後

二年生になり、ヒルダ・ジェーン・ローランズの手を借りずに昏睡状態の遥を目覚めさせる望みのため、チーム・エンフィールドの一員となり、《獅鷲星武祭(グリプス)》に出場する。準決勝では界龍(ジェロン)の武暁彗(ウー・シャオウェイ)率いるチーム・黄龍(ファンロン)と対戦し、綺凛と二人がかりで武暁彗に挑むが苦戦を強いられる。ユリスと紗夜が趙虎峰(ジャオ・フーフォン)によって敗北すると綺凛の言葉で、クローディアの援護に向かい、趙虎峰との交戦中に綺凛が武暁彗の校章を破壊したことで試合に勝利する。そして、決勝戦前夜の《処刑刀(ラミナモルス)》との立ち合いを経て、決勝戦の最中に三つ目の封印を解除することに成功する。それによって本来の実力を取り戻したことでチーム・ランスロットを圧倒し、《獅鷲星武祭》の優勝に大きく貢献した。


《獅鷲星武祭》決勝直後、実家の父から連絡が入り、冬季休暇中に綺凛と共に実家に帰ることとなる。遥をヒルダの手によって目覚めさせるべきかどうかを相談するも、曖昧な返事しか返さない父・正嗣に憤りを感じ、父との関係が悪化したまま実家を後にする。今度は、綺凛に実家に来ないかと誘われ、年末年始を刀藤家で過ごすこととなる。そんな中、代志乃から刀藤家の年始の立会いに出るよう頼まれ、綺凛と立ち会うことになる。本気の打ち合いの末に引き分けとなるが、その後に綺凛から、父親とちゃんと向き合うべきと言われ、もう一度実家へと向かう。そして、実家で父の本心を聞いた綾斗は優勝の願いとして、不本意ながらもヒルダに遥を目覚めさせる。その際、ヒルダに対して条件を付けることで今後の行動を制限しようとする。


三年生になり、学園祭を遥と二人で満喫していたが、その最中に現れた《処刑刀》から遥の命を人質に脅迫を受け、不本意ながらも《王竜星武祭(リンドブルス》に出場して優勝を目指すことになる。また、遥から《黒炉の魔剣(セル=ベレスタ)》を使いこなせていないと指摘されたことで、優勝のためにも遥から星辰力(プラーナ)を調節する稽古をつけてもらう。遥の的確な助言もあり、《黒炉の魔剣》の「一振りの剣として扱ってほしい」という意志を感じ取り、《黒炉の魔剣》を完全に使いこなせるようになる。その上で、正嗣からの許しをもらった遥により天霧辰明流剣術極伝を授かる。そして、ユリスに距離を置かれるようになったことを哀しみながらも《王竜星武祭》を迎える。


《王竜星武祭》では、初戦の開幕試合でアルルカントのゴース・ケブートに苦戦するも、天霧辰明流剣術極伝の一つ晦(つごもり)を披露して勝利し、その後も勝ち続けて予選を突破する。本戦の四回戦ではクインヴェールの若宮美奈兎に勝利し、ベスト十六まで勝ち上がる。五回戦ではレヴォルフのロドルフォ・ゾッポと対戦し、星辰力へ干渉する能力に苦戦するも《黒炉の魔剣》で自分の周囲の万応素(マナ)を焼き斬るという離れ業をやってのけ、ロドルフォの能力を無効化した隙をついて校章を両断し、勝利を獲得する。そして、五回戦全ての試合が終了した後、遥と共にカフェ・マコンドを訪れて、美奈兎に彼女の父親が死亡した事故についての詳細を聞き出す。


関連イラスト

誕生日おめでとう、綾斗


関連タグ

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黒鉄一輝・・・アニメ第1期の放送時期が重なった作品のそっくりさん。(共通点:剣士・武器の知識(格闘/刀剣/長物/弓)・制限(リミッター)あり・ヒロインの下着姿を目撃。など)


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