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太陽の民

たいようのたみ

太陽の民とは『ウルトラマンパワード』に登場する地底人の名称である。
目次 [非表示]

「違う! 太陽ではない! 光だ! 偉大なるエルドラの神の光だ!」

データ

登場作品『ウルトラマンパワード

第4話『闇からの使者』


身長、体重:不明

出身:地底


演/ジム・ユスタマン、ケビン・ハドソン

CV(吹き替え)/塚田正昭


概要

『ウルトラマンパワード』に登場する数少ないオリキャラ(パワード◯◯と称されないオリジナル怪獣)の1人で『ウルトラマン』の第22話『地上破壊工作』に登場する『凶悪地底怪人 地底人』にあたり、エイリアンのような顔と黒い大きな瞳の無い目が特徴的な地底人。


人類が発生する以前の太古の昔、地上を支配していた(自称)種族で、地球に巨大隕石が落下し、その影響で、地球が氷に閉ざされた世界になった際、パワードそっくりな『エルドラの神』に導かれ、地下世界へとやって来た知的生命体が、『ウルトラマン』や『80』に登場する地底人とはまた違った独自の進化を遂げた種族だと推測される。


いつの日か再び地上へと戻り、かつての繁栄を取り戻そうと考えており、かつて自分たちを導いた『エルドラの神』が再臨する日を長きに渡り、待ち望んでいた(ちなみにエルドラの神は彼らの始祖を地下へと導いた際、「再び光が訪れる時を待て」と言ったそうだが、これは「地上に再び太陽の光が戻ってくるのを待て」という意味であって彼らが曲解してしまっていることが窺い知れる)。


そしてウルトラマンパワードが地球へと来訪したのを切っ掛けに、今こそその時は来たと言わんばかりに、今現在地上を支配し、自分達の地上を化学物質や汚染物質などで汚し、腐らせている人類を『不届き者』と称し、彼らから地上を奪還するための聖戦の為にパワードテレスドンを地上へと派遣、それと同時にパワードと一体化したケンイチ・カイを拉致し、彼からフラッシュプリズムを奪い取り、その仕組みを解明し、再び『エルドラの神』を降臨させるために暗躍する。


最期は、ケンイチ・カイの口車に乗ってしまった同胞の1人が彼にフラッシュプリズムを渡してしまい、パワードに変身されてしまったことで彼らの目論見は水の泡と帰してしまった。


その後の彼らの末路は不明だが、地上へ派遣したパワードテレスドンが強烈な光に弱い事や、元ネタの『地上破壊工作』に登場する地底人たちがベーターカプセルからの強烈な光に耐えきれず死滅してしまったことから推測するに、彼らもまたフラッシュプリズムから発せられた強烈な光に耐え切れず全滅してしまったと思われるが詳細は不明である。


テレビマガジンに掲載された漫画版では「地底人」と呼ばれるのを嫌い、戦いの後にパワードから地上はもはや彼らが棲める場所はなく、地底で暮らすよう諭されて項垂れるところで終わる。


関連項目

パワードテレスドン

地底人(ウルトラ怪獣)

地上破壊工作


ノアの神:『エルドラの神』と同様にウルトラマンと良く似た姿の像。かつてバラージの民をアントラーから救ったとされる。『ウルトラマン』第7話「バラージの青い石」に登場。

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