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如月優真

きさらぎゆうま

ゲーム「セブンスドラゴンⅢ」の登場人物。ある特殊な生い立ちを持っている。

CV:中村悠一

概要

国際自衛軍「ISDF」に所属するエリート軍人で、ヨリトモ(配属当初の直属の上官は伊倉由真)の部下。

フルネームは漢字だが、作中では基本的に「ユウマ」とカタカナ。

 

戦闘能力は並外れて高く、初登場した際には主人公達が手も足も出なかった帝竜・スペクタスをたった一撃で倒してしまう程。

※主人公たちは戦闘では1ダメージしか与えられないが、展開上はそれなりに追い込めてはいた模様。セブンスドラゴン3での帝竜は所詮中ボス程度の位置付けだが、それはあくまで本作が「真竜を倒す」ことが目標となっている=従来の帝竜ポジションに真竜たちがいる形の構成になっているからであって、「帝竜クラスは並みのドラゴンより遥かに手強い」こと自体は何ら変わらない。

 

それほどの強さも鼻にかけることはなく、物腰は丁寧。

スペクタスを倒した直後に自ら「君たちのおかげでずいぶん楽をさせてもらいました。ありがとう」とお礼を言う余裕も見せている。

一方で一般人とはかなりズレた価値観や物の見方も……。

なお自身の戦闘能力には高いプライドを持っており、竜を殺す事を己の存在意義にしているきらいがある。



が、本編では肝心な所で激しい頭痛を起こし、ユウマに代わって主人公率いる13班が並み居る帝竜・真竜を討伐していくことに。

自らの存在意義を揺るがす彼らに対し、徐々に焦燥感に駆られていく事になる。


ここからはネタバレとなっております

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ドラゴン軍団の幹部とも呼べる帝竜。

それを一撃で葬り去るほどの力を持つ彼が普通の人間であるはずもなく、その正体は「ドラゴンを駆逐するためにISDFの研究所で生み出された人工生命体」であった。

 

人工交配を繰り返して作り出された最強の肉体を素体とし、あらゆる戦術理論と戦闘技術を叩き込まれた上で真竜フォーマルハウトの検体をインストールした状態……

要するに「真竜の力を持つ最強の人造人間」というわけである。

 

たくましい青年の姿は成長促進剤によるもので、実年齢は12歳(ちなみにミオは14歳)。

なおユウマは真竜検体を解析して情報データ化し、それを脳に直接インストールする「Dインストール」を行っており、時折激しい頭痛に見舞われるのはその副作用。

真竜の力を取り込んだために、真竜に近づくと「竜因子」が共鳴、ユウマ自身に強烈な負荷がかかるのである。

 

人工生命体故に「ドラゴンを倒すこと」という使命そのものが彼の中で絶対的なものになっており、それに匹敵し得る「もうひとつの存在理由」に気づいたときは……。




 





終盤のネタバレ









主人公(13班)に対する焦燥感を埋めるように、真竜のデータを次々とインストールしていく。

ニアラのデータをインストールした時点で(オリジナルとほぼ同じ戦闘能力を持つ)擬似ニアラすら一撃で粉砕する程の力をつけた。

しかしそれでも真竜を狩るのはいつも13班であり、「俺はいなくてもよかった…? 必要なかった…!?」と激しい焦燥と葛藤に苦しむ事に。

 

これに対抗するため遂に5体もの真竜のデータがインストールされてしまった。

勿論これは自身の存在意義を失いたくなかったユウマの意向ではあるのだが、その結果……





「つくづく愚かだな、人類……」

「俺は"統合するもの"になったんです 無駄な血を流すつもりはありませんよ」




ユウマはおぞましい半竜の怪人となり、真竜に近い存在と化してしまった。

第2真竜ノーデンス曰く、主人公同様の第7真竜候補となったとの事らしい。


手始めにアクツ総司令を一撃で撲殺し、ISDFも壊滅に追い込み、ノーデンス(=アリー)による大量虐殺で混乱するノーデンス社に現れチカリッカの心臓を引き抜いて竜殺剣に還し、自身に意見するミオを殺そうとした

が、ミオの殺害はヨリトモが現れたことによって妨害されてしまう。

ユウマは自身を気に掛けるヨリトモを自らの手に掛けてしまったのである。


そして、廃墟と化した国会議事堂で主人公率いる13班と激闘を繰り広げる。

※ちなみに、この際のユウマは行動の最後に必ずLIFEを全回復するという理不尽な行動を取る為(基本的に)1ターンでユウマのLIFEを削りきる必要がある。


激戦の末13班に敗北したユウマは、

「やっぱりだ… わかっていたんだ…狩る者は俺じゃない、君だ。…やはり俺はこの世に不要な存在だったんだ……!!」と投げやりになってしまうが、ミオが「強くなくたっていいんだよ。そこにいてくれるだけでいい…… お父さんも…13班のみんなもそう思ってたはず …だから『自分なんか生まれてこなければよかった』なんて言わないで!!」と思いをぶつける。

 

そして主人公も「不要な人間なんかいない。ユウマは大切な仲間だ」と諭し、「そうだ、任務以外のときでも君といると楽しかった……」と自らの真の存在意義を見いだす。

そして遠のいていく意識の中「…どうして俺はこんなに焦っていたのかな…… もし…やり直せるのなら…君と……友達に………」という本音を吐露し消滅。

後には彼の存在した証ともいえるネームタグが残されていた……。

しかし魂までも消えてしまったわけではないようで、VFDに苦戦する13班の前に魂の状態で激励の言葉をかけた。


世界が再構築された際竜がいなくなった影響で殺竜兵器の研究は存在せず、ISDFは国際的な支援を主とする平和な組織に変わり、彼の存在もまた(少なくとも殺竜兵器としてのユウマは)存在しないことになってしまった。

だがナガミミ曰く「この世界はつくづく願ったモン勝ちみてえだからな……もしかしたら、この世界にもいるのかもしれん」とのこと。

その世界のユウマはきっと、ごく普通の青年として平和に暮らしているのかもしれない。

そして「普通の友達」として……


関連タグ

セブンスドラゴンⅢ 軍人 ライバル

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