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如月峰水

きさらぎほうすい

如月峰水は劇場版『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』のゲストキャラクターである。

概要

CV:永井一郎(後にTVシリーズで鈴木次郎吉を演じる)


日本画家。60歳。


富士山の絵で有名な日本画の巨匠。厳格な性格で、聞き込みにきた少年探偵団を怒鳴りつけた。

しかし、お土産に探偵団の似顔絵を描いてくれるなどの茶目っ気も見せている。



















この先ネタバレ注意!!


















ワシの部屋からは富士山が一望できるようになっていた。それをあの女は・・・・








こうしたんだァァ!!!



本作の殺人事件(黒の組織によるものを除く)の真犯人である。


ある時期まで富士山が一望出来るとある小高い丘まで自ら出向いてそこで絵を(おそらく下絵まで)描いていたのだが、加齢によりそれが難しくなったと感じるや思い切ってその丘を丸々購入して自宅を建設、富士山が一番良く見える位置にアトリエを設置した(いくら日本画の巨匠として財を成した彼でも相当高い買い物であったであろう事は想像に難くなく、年齢的にも『終の住みか&アトリエ』とするつもりでもあったのだろう)。


しかし、その邸宅が完成した後に自分の弟子でもある常盤美緒が都の条例を強引に改正させてまで高く設計した高層タワーがよりにもよってアトリエからの富士山の眺望を真っ二つにジャマする形で建立されてしまう

自分の最後の仕事場とするつもりだった場所からの風景を汚されたことに怒り、主原因たる常盤美緒と条例改正計画に関わった大木岩松を殺害(小五郎の迷推理に「美緒と原が大木に賄賂を贈って条例改正を強行させた」とあったが、それが事実ならば尚更許し難かったであろう)。犯行現場に残していた「真っ二つに割れたお猪口」はツインタワービルで真っ二つに割られた富士山という怒りのメッセージだった。

2人と同じ理由で原佳明もターゲットとしていたが、原は黒の組織に関わっており、既にジンに殺害されていた。そこで、この事件を利用して自分のアリバイを確保することに成功した。

しかし、杖に隠していた常磐美緒殺害の証拠をコナンに暴かれ、服毒自殺を図るも時計型麻酔銃で阻止された(麻酔の威力は強力なので年齢を考えれば死に至る危険もあると思うが)。阻止した際、コナンは「探偵として、アンタを死なせる訳にはいかねぇんだとコナンが死なせてしまった犯人を思い起こさせる発言をしている。少年探偵団と共に崩壊するA棟から被害の少ないB棟へと脱出した後に、自らを助けたコナンに対しどこか憑き物が落ちたかのような穏やかな笑顔を浮かべながら逮捕された。


余談だがこれまでの劇場版の犯人と違い、口封じ目的の行動や無関係の人間を巻き込むと言った所業は一切行わず、コナンに確保されなかった場合でもツインタワービルの爆発と運命を共にするつもりだったと思われる。殺人は肯定されるべきではないが動機が動機だったためか、コナンは彼に対しそこまで厳しい態度は取らなかった。


なお、名探偵コナンでは犯人が刃物などを使って自殺しようとするシーンはいくつかあるが服毒自殺しようするシーンは非常に珍しく、この方法を扱ったのは『天国へのカウントダウン』とアニオリの『死が二人を分かつまで』くらいしかなく、しかもこれらはコナン達の目の前で毒を服用しようとしていた。メタ的に言えば他作品で見られる「毒を口に隠す」を使用した場合はコナン達にも予測不能で阻止できない為か毒を使って自殺しようとするパターンが限られるといえる。


関連項目

名探偵コナン 江戸川コナン 少年探偵団 天国へのカウントダウン 劇場版名探偵コナン

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