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概要

字数稼ぎとは、宿題仕事創作などで提出するか発表しなければならない作文等の文章が思いつかない or スッカスカだった場合、関係のない記述などをして文字数を膨らませたり改稿しまくって誤魔化すなどして、指定された文字数に間に合わせることを言う。


学生

恐らく、文章を組み立て、それを実際に書いていくという作業に慣れていない段階では誰もが躓く夏休みの魔物。ただ、慣れてさえいけば、読んだ小説と自分の実体験を上手くこじつけていけば原稿用紙の2~3枚は軽く稼げていけるはず。


知恵がついて来れば、本の巻末に解説後書きなんかを見つけて、これは大い参考になると気づくだろう…が、調子に乗って丸写しに及んだら先生から怒られた、なんて同級生の武勇伝も多いだろう。


他にも安易な方法として、本の内容、すなわちストーリーそのものをお座なり程度の考察を交えてを簡潔に綴っていく、なんて方法もある。だが、そもそもちびっ子や文字を嫌っている少年少女にしてみれば、文章のダイジェスト化という手法自体が高等技能であったりもする。


ある意味での禁じ手として、去年書いた読書感想文を丸写しするという荒業もある。


これは大学生らに降りかかる提出物やゼミ活動、期末考査などに付き物の難物。最後には卒業論文まで待っている。小中高は作文教育であって論文教育はほとんど行われないことが多いため、ただでさえ活字離れした現代っ子はとても苦しむ。


字数が非常に重視されるため、字数稼ぎの主戦場となっている。安易なテクニックとして、「漢字変換しない」・「句読点の多用」・「カタカナ言葉の多用」・「冗長な言い回し」・「引用を多くする」などがあるが、結局中身がない文章と化してボツを食らうのが落ちなのでやめておこう。


やってはいけないのが、ネット社会の裏技「ググってコピペ」。最低限にするかアレンジを加えておかなければ、教員に逆検索かけられて一発でばれる。そうでなくとも文体の違いでバレる。下手すると処分もあるので注意。


仕事

学生生活を終えて、晴れて社会人へ!もう作文にもレポートにもに煩わされることはない‼…と思ったら大間違い、余程の職場でない限り『文章』は付いてまわる。


プレゼンの為の資料作成ともなれば中途半端なことはできないし、折々の報告書や因果応報がゆえの始末書も(「大人」であるが故に)奇天烈な内容にはできない。ただ、大抵の職場では先輩たちが手掛けてきた報告書・始末書たちが資料として残されているので、それさえ拝借できれば無難な内容に仕立ることができるはず。


ライター

上記のものは一般人のはなし。これが文章を「でっち上げられる」能力をもつと認識される新聞記者や雑誌のライターともなれば、そもそも書かねばならない記事に関する資料がチラシ1枚回ってこないことも(場合もよっては)フツーにある。現場や当事者を直撃するのは当たり前で、自分の人脈を駆使して裏情報を嗅ぎまわってネタを拾い集めることも選択肢としてはあるが、ネタが出てこなかったらその段階でアウトだし、何よりも締め切りが迫ってたらそんなことやってられない。


そんな時に用いるのが分かっている情報「だけ」をできる限り膨らませるという手法だ。

例えば、新しい映画コラムを書きたくても版元がストーリー等の情報を寄こしてくれない場合、監督や出演する俳優芸能人の経歴やエピソードだけで文章本体を構成して、あとはひたすら期待値を高める為の煽り文でもって勢いだけで仕上げる、というものだ。だが、当ったり前だがこんなの映画そのものに関して何一つ語っていないスッカスカの文章なことは大多数の人にばれてしまう。(気づかない人も一定数いるが


この技法は必要悪と品質劣化のグレーゾーンであると業界では半ば認識されているようで、伊集院光がDJを務めるラジオ番組『深夜の馬鹿力』でも「雑誌のコラムなんか見てるとやっつけ仕事感が半端ない文章が多い」とネタにされたことがあった。そして、それを元ネタにした投稿コーナーすら開設されたことがある。

  • 伊集院光 200文字でやっつけろ

 


ただし、いくら内容が思いつかなかったりセンセーショナルな記事を書きたいからといって、を書くことだけは(本来は)認められない。もしそれがバレた日には、誹謗中傷捏造記事として炎上案件まっしぐら、風評被害なぞ起きようものなら書いた自分やそれを許した会社ごとマスゴミ認定されるからだ。


まとめブログの一部では、内容が無いのを埋めるためにやたらと改行をしたり、引用コピペを無駄に繰り返すなどで字数稼ぎを行っている。字数があるとGoogleが内容があるサイトだと誤解する、らしい。そして最後は「いかがでしたか?」「いかがでしたでしょうか?」がお約束。


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