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小津芳香

おづほうか

スーパー戦隊シリーズ「魔法戦隊マジレンジャー」の登場人物。マジピンクに変身する。
目次 [非表示]

演:別府あゆみ


概要

小津家長女の第2子。22歳。


人物像

自由奔放な性格で、天然ボケな小津家のムードメーカー。自らを「芳香」「芳香ちゃん」と名前で呼ぶことが多く、弟妹を名前に「ちゃん」付けで呼ぶ。気分屋で思い込みが激しいお節介屋で、恋愛話になると「恋のキューピッド」を自称して「小さな親切、大きなお世話」レベルの余計な手出しをするほど。

第5話では、の恋愛を手助けするために蜂や扇風機に変わるが結果は…


芳香のマイペースぶりは曰く、「風の向くまま気の向くまま、まるで糸の切れた凧」

モデルを職業としているが、奔放な性格のせいか仕事は多くない様子。収入もすぐ使ってしまっており、第26話で一度だけ兄弟たちに寿司を奢った事もあったが、スモーキーの悪戯のせいで台無しになった。

それでもボーイフレンドは多く、深夜帰りもする他、魁と翼には「10回はウエディングドレスを着られる(くらい候補者がいる)」と称され、実際劇中では十五股交際をやってのけていた(だが本人曰く「(いつもより)ちょっと少ない」)。おまけに第15話のラストではボーイフレンドとの結婚式で「愛を誓いません」と言う始末である。しかし単なる男好きという訳でもなく、記憶喪失になった状態で元の彼氏と出会った時に「素敵な人」と好意的な感想を抱いていたあたり、彼女なりに人となりを見て交際していたようである。

上述したお節介も彼女なりに色々考えてのことらしく、「『どうせ…』なんて言うより、希望を持って生きよう」という彼女の人生観の現れでもある。まさしく、「明日は明日の風が吹く」の体現者とも言うべき人物。とはいえ、前述の5話でお節介を焼いたのは「魁に希望を持って貰おう」という善意の他にも自分の好奇心を満たそうとする悪戯心が混じっていた為であり、傍迷惑な一面があるのは否定できない。マジマジンとしての姿が妖精なのも納得である。


ヒカルからは協調性や思いやりにかけると辛辣な評価を下されているが、心優しさは兄弟随一で、カエルになったヒカルに恩返しをしようとしたり、が毎年行っていた南禅寺でのお祈りを絶やすまいとヒカルに頼み込んで京都を訪れたりした他、事情を抱えていた冥府神ティターンに友好的な態度を示してもいた。

また、がオーディションに行くか迷っていた際、自身もそのオーディションを受けて落ちたのにもかかわらず「自分の気持ちに正直にならなきゃ」と彼女の背中を押したり、麗が作ったアップルパイを食べるのを拒否したヒカルに対して半ば無理矢理に食べさせるなど案外長女らしい部分も持ち合わせていたりする。


自由奔放な性格ゆえにメンタルが強いのかと思われがちだが、マジマザーがウルケンタウロスに敗北した際には恐怖と悲しみの余り、戦う事を放棄してしまうほどの心の脆さを持っている。

この他、好奇心旺盛な性格なので集中力が散漫しやすいという弱点を持っているが、ヒカルの叱責を聞いてからはマルデヨーナ世界で魔法変身を封じるカラクリを見抜いたりと集中力を発揮すれば相応の結果を出す事も。


能力

変身呪文を得意とし、「変わりま〜す!」の合図で呪文を詠唱すると、マジピンクのマークの付いた扇風機大砲ノックマシン、彼女の前髪を除いた顔を浮かび上がらせられる郵便ポストフロントライトまつ毛が付きナンバープレートにマークの付いた車など、無機物有機物サイズ大小問わず変身してみせるが、色まではごまかせない(全体や体の一部がピンクだったりする)


家事はに任せていたこともあって自身は全くできなかった(Stage.12でバンキュリアに操られてりんごを剥いて小津家に食べさせようとした際には、麗から「そんなに上手くりんごを剥けるはずがない」と言われている)が、最終決戦後のエピローグでは、麗がヒカルと結婚したことにより実家を離れたこともあってか料理はそれなりにできるようになっている。


本編終了後の出演

海賊戦隊ゴーカイジャーの最終話にも登場。も同作の3・4話に登場したが、彼が本編に比べてかなり大人びていたのに対して、芳香は本編と全く変わらない明るさだった。

脚本担当の荒川氏によると、現在は山奥でパン屋を経営しているらしい。

作中、ゴーカイジャーと直接接触し大いなる力を教えたのは魁のみであったが、荒川氏によると「家族会議の結果」とのこと。


ヒーローママ★リーグ(2018年に「東映特撮ファンクラブ」内で配信)では幼稚園に通う娘・風香(つまり深雪の孫娘で)がおり、子供を同じ幼稚園に通わせている七海ジャスミンとママ友になっている。

なお現在の名字及び結婚相手は不明(本編ではあんな交際状況であったが、最終的に1人に落ち着けたようで何よりである)。

名乗った時の爆発で焼き魚を作ろうとして案の定黒焦げにするなど相変わらず天然。娘の方がしっかり者である。

これによりマジレンジャーはデカレンジャー(番外戦士のスワンを除く)に続いて女性戦士が全員既婚となった(但し公式作品で結婚してはいないため、完全にはそう言い切れない部分も)。


余談

兄弟役としては第2子だが、演じた別府あゆみ氏は最年長であり、撮影開始時点では唯一の成人メンバー(第1子である蒔人役の伊藤友樹氏は1歳半ほど年下で放送直前の2005年1月に成人、残り3人は高校3年生)。他のドラマでは年下側な事が多かったため、本人は最年長であることに驚愕していた(なお、マジレンジャーは他の戦隊と比べてもキャストの平均年齢がかなり若め)。


関連イラスト

桃色の魔法使いtwリク01:小津芳香

★マジピンク★芳香ちゃんのサンタさん


関連タグ

魔法戦隊マジレンジャー マジピンク マジカルシスターズ 戦隊ヒロイン

ヒーローママ★リーグ


一級フラグ建築士 元気娘 黄金の精神 聖母 優しいお姉さん アホの子 愛すべき馬鹿:彼女に当てはまる言葉。


家族


戦隊ピンク

胡堂小梅小津芳香西堀さくら


関連キャラ

特撮関連

礼紋茉莉花/デカイエロー:演者の名前が同じくあゆみ(美)氏繋がり。

白石茉子/シンケンピンク:風属性の戦隊ピンクで、扇風機と魂が入れ替わったこともある(その際、首が動く市松人形のような動きをしていた)。

星川数美/ファイブピンク:同じく5人兄妹の長女である戦隊ピンクだが、性格はしっかり者で芳香と逆。

巽祭(マツリ)/ゴーピンク:こちらも5人兄妹の長女だが、末っ子。


ニチアサ関連

プリキュア5:2・3年後の1時間違いの世界に登場する、コスチュームに蝶をあしらった戦士達。うち、リーダーは元気娘のピンク戦士で、黄キュアの名前がと同じ。


朝日奈みらい/キュアミラクル:11年後の1時間違いの世界の魔法使いの元気娘ピンク戦士。なお、彼女は一時期育児に奮闘していた。


野乃はな/キュアエール:13年後の1時間違いの世界育児に奮闘している元気娘ピンク戦士。


聖あげは:18年後の1時間違いの世界の女性キャラ。「異世界人や異世界人のクォーターを深い関わりを持っている」「ブルーヒロインとホワイトヒロインと『ツバサ』という名前の男性がいる」のも共通している。


その他

京極マリア:風属性、(義妹だが)がいる、自由奔放、多くの男性を虜にする等の部分が共通するキャラクター。なお、彼女の特別衣装の一つはピンクである。


外部リンク

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