ピクシブ百科事典

山川純一

やまかわじゅんいち

山川純一は男性同士の同性愛をモチーフにした作品を1980年代に描いていた漫画家。21世紀になってインターネット上で有名になった。
目次[非表示]

pixivでは愛称であるヤマジュンの方がタグとしてよく使われている。

概要

80年代に主にゲイ雑誌「薔薇族」に寄稿していたが、男臭さに欠けるキャラ造形と、無理矢理すぎる唐突な展開が好まれず、人知れずに歴史の闇に消え去った…。

人物像としては、持ち込みの段階で生活に困窮したような青年で気が弱そうなところが見受けられたという。個人情報もほぼ不明であり後述の作風から山川自身が本当に同性愛者だったのかでさえも不明。

彼の行方は、山川を見出した編集長でさえ知らないことと、そもそも本名さえ名乗っていないので個人情報が特定できず、興信所でも調べられないようだ。
なお、編集長は山川の人となり等をもとに個人の見解として「死亡説」をコメントした事もあるが、山川自身の生死を含めたその後は現在でもわからないままとなっている。

復刊の際にも山川からのコメントはなかった。

再評価

ところが、21世紀に入って「ぁゃιぃわーるど」、「ふたば☆ちゃんねる」、「2ちゃんねる」などのアングラな掲示板と、各所での(違法な)無断転載により「くそみそテクニック」が爆発的な人気になり、ファンの要望により「復刊ドットコム」で今まで発表した作品単行本化。5000円弱という高値にも関わらず初版が瞬く間に完売し、その後何回も重版した復刊ものでは異例の大ヒットとなった。
このジャンルで脚光と再評価を受けた漫画家ではおそらく現在でも唯一の存在と思われる。

最近では薔薇族の元編集長の自宅などで発掘された未発表作品を集めた単行本が発売された。

2007年頃に未発表作品が薔薇族で掲載され、幻の薔薇族の漫画家として特集が組まれている。

作風

無理やりとも取れる超展開もあるが彼の作品のストーリーは良く練られており、「くそみそテクニック」のようなコミカルな作品から「地獄の使者たち」などのシリアスな作品まで幅広い。
逆に超展開を逆手にとって狂気を題材にした「教育実習生絶頂す」といったものもある。

なお、彼の作品を読んで「ゲイ漫画とはこういうものか」と思ってしまってはいけない。ゲイ漫画では男臭さを過剰なほど追求した作品に人気があり(ガチホモを参照)、レディコミ風のハンサムなキャラが主体の彼の画風・作風はゲイ漫画の典型とはかけ離れている(今でいうBLが近いか)。
編集長の推測では山川は実際のゲイの出会い・交流の場・いわゆる「ハッテン場」での交友経験がなく、ほとんどは彼の想像で作られた同性愛像ではないかとの見識を示している。
その為、当時の編集長を除くスタッフからは嫌われていたらしく半ば干されたような扱いもされており、編集長は掲載がない時でも(おそらく先述の未発表作品に関わっていると推測される)原稿料を彼に支払ってはいたが、やがて山川はある日を境に消息を絶ち現在に至っている。

正体にまつわる諸説

謎多き人物故にその正体について様々な推測がネットでも行われてきた。そのうち二名が有力視されているがそれでも現在でも明らかにされていない。

正体ではないかとされた人物

画風が似ている漫画家その一。同一人物ではないかとされていたが、尾瀬本人からは否定されている。

画風が似ている漫画家その二。こちらの方がヤマジュンの作風と似た所が多い。辻氏はレディコミで活動している事から先述の「レディコミ風のキャラ描写」を共通点として挙げられたが本人からのコメントが無い為、やはり同一人物なのかは定かではない。

女性説

ゲイ漫画の典型としてはかけ離れている為、本物の男性同性愛者の世界を知らない女性ではないかという説も僅かながら囁かれている。
編集長の伊藤氏の前に現れた青年・山川純一は素性を明かしていない・特に会話を交わす事も少ないところから「原稿を編集部に届ける役割の山川純一」と「実際に執筆をしている山川純一」は別人の可能性もありうる。


pixivで知られてる代表作とあらすじ

くそみそテクニック
予備校へ通うごく一般的な男の子、道下正樹。彼が公園トイレへ急ぐ中、ベンチに座っていた若い男が自分のモノを見せ付け彼を誘う…。
やらないか」、「すごく…大きいです…」等のセリフが登場し、おそらく彼の作品の中で最も有名な作品。
今でこそ代表作の扱いであるが、くそみそテクニック自体は後期の作品であり他の作品同様に埋もれた作品のひとつであった。実写化(ただし、出演者は女性である)もされたが、山川作品では実は二作目の実写化である。

俺がいちばんセクシー
ポルノ俳優、高梨亮。写真集の撮影の仕事を受けた彼にカメラマンが誘いをかけるが…。
「俺には俺さえいれば……な!」のセリフが有名。

僧衣を脱ぐ日
檀家巡りの帰りに浮浪者の性交を見てしまった新米の僧侶、英恵(えいけい)。あわてて逃げる彼だが、その肉体は自分の意思とは無関係に・・・。
タイトルゆえに、僧侶モノのエロ漫画(ノンケ向け)を探していた所、この作品に出くわした人もいたとか。

男狩り
刑事、日高雄介はモヒカン刈りの男が肛門裂傷で殺人を犯すという事件を追っていた。その中で、彼は事件の裏にあった悲しくも衝撃的な真実を知るのだった…。
シリアス路線の作品で、ヤマジュンがギャグ以外の作品も描けることが覗える。
また、この作品は前半部分が「ガチムチパンツレスリング フェラオの呪い編」、結末が「真夏の夜の淫夢 第一章 『極道脅迫!体育部員たちの逆襲』」に似ている。

地獄の使者たち
第二次大戦中・捕虜となった兵士、嶋本と小早川大尉。情け容赦ない氷のような男と知られるバウアーズ司令長官は二人の関係を知り、明日の宴の席での性交を求めるのだった。
バウアーズ司令長官に殺されると悟った二人は、掠め取ったダイナマイトである作戦を思いつく…。
「小早川大尉殿、愛しておりました…」のセリフが有名な、第二次大戦と同性愛を融合させたシリアス路線の作品。

刑事を犯れ(デカをヤれ)」
サラリーマン、砂村俊介。雨宿りのために映画館へ入った彼はある男に出会うが、その男はホモを取り締まるために張っていた刑事で…。
考えさせられるシリアス路線の内容と共に、セリフ回しのセンスが光るヤマジュンの処女作

「やりすぎたイタズラ」/「ぼくらのスゴイやつ
柔道同好会の主将である長野太とその後輩の堂本は練習後の道場で性交に興じていた。しかし、その姿を盗撮されて掲示板に貼りだされてしまい、これ以上学校での行為を続けるなら名前を明かすとの脅しも付け加えられていた。犯人の正体とその目的とは?
「ぼくらのスゴイやつ」はその二年後が舞台。久しぶりに道場に訪れた長野は主将となった堂本と再会する。しかし、堂本は二年の間に柔道同好会から柔道部へと昇格していた顧問と付き合っていた。その顧問は堂本も知る意外な人物で…。「バシィーッ」の擬音が有名。
一話完結の作品が多い中で、希少な二作品。


なお、彼の作品に興味を持たれた方はニコニコ動画内にて彼の作品を朗読した動画投稿されているので、そちらを視聴をすすめる。

視聴はこちら。この記事で紹介した作品は全て見られる。
なお、「くそみそテクニック」はリストに載っていないので、ニコニコ動画内で各自検索してほしい。

関連タグ

キャラクター

阿部高和 道下正樹
青いツナギを着たいい男

台詞

ウホッ やらないか すごく・・・大きいです・・・

二次創作関連

アベ顔 混ぜるな危険

pixivに投稿された作品 pixivで「山川純一」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 147907

コメント