山椒は小粒でもぴりりと辛い

さんしょうはこつぶでもぴりりとからい

山椒の実は小さいが辛みが強い様子を人間に例えたことわざ。

概要

山椒の実は小さいが強い辛さを持つことから、小柄だったり見た目が貧相だったりするような人物でも、才能や技量が優れていて侮れないということの例え。

また、小柄で気性の激しい人物を指すこともあるが、それ故に周囲に大きな害悪を及ぼすという意味で使うのは誤りである。

類義語

人は見かけによらぬもの　細くても針は呑めぬ　柔よく剛を制す

対義語

ウドの大木　大男総身に知恵が回りかね　見かけ倒し

英訳

Little heads may contain much learning.(小さな頭ほど大きな知恵が入る)

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