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左吉(彼岸島)

でぶのさきち

左吉 (通称:デブの左吉)とは、ホラー漫画『彼岸島』に登場する年齢不詳の小学生男子。
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「やりましたね明!!これが俺のプロフィールッスね!!」

年齢不明(勝次より若干年上の小学生)
身長&体重不明
特技/耐性極限まで研ぎ澄まされた汚物耐性
好きな人間のタイプ勝次さん、明さん
嫌いな人間のタイプ吸血鬼は苦手
作中での主な呼称「新入り」「ガキ」「クソガキ」「左吉」「デブの左吉」

「やりましたね明!!ついに概要を書きましたね!!」


「そうだね...まずは俺のことを話さないと」


左吉とはホラー漫画の金字塔的作品彼岸島の本土編に登場した小学生。

勝っちゃんこと山本勝次を「勝次さん」と呼んで自らの兄貴分のように慕っており、そして勝次が慕っている人間最強の男宮本明のことも慕っている。一方で心から慕う男は勝次一人なため、明含め他の者は呼び捨てにしている。


まず目につくのはその豊満すぎるボディ。そして男も異形の化け物をも魅了する白い柔肌である。

また、本人の饒舌かつ豊富な語彙力から繰り出されるトーク技術は時として小学生らしからぬ印象を彼に与えることも。


「へへへ...作中での活躍しゃん...」

彼の父親は空手の師範代であり、パンデミック下の東京であるにもかかわらず左吉は母と3人で東京で暮らしていたという。

しかし幾ら父親が強いとはいえ多勢に無勢であり、大勢の吸血鬼に襲われたことで左吉は肉親を失ってしまう。


そして生け捕りにされてしまった左吉は上野にある人間用の収容牢へと放りこまれ、しかも性欲を持て余した同じ人間の大人にそこで幾度となく貞操を狙われてしまっていた。(この際ある男は「新入りは白いな 女か? やらせろよ…」と迫り、「女と思い込めば穴は同じ」とまで言ってのけた。)

しかし、同じ牢屋にいた勝次が彼ら大人を次々に返り討ちにしたことで(ある男は勝次にペ◯スを噛みちぎられたらしい)左吉は彼に忠誠を誓うこととなったのだった。


登場までの経緯・巣鴨編

彼岸島の後日談にあたる本土編「48日後…」作中にて登場。

(登場時、彼は全身をクソ喰い爺の繭に覆われ戦闘不能という状態だった。)


戦闘中に幾度と無く「明...助けて...」と宮本明への助けを口にしたこと、そして同時期に明達のパーティーメンバーの一人山本勝次が行方不明であったことなどから邪鬼の背中の繭に包まれた左吉を勝次であると考えた明達はクソ喰い爺の背中からの人間救出作戦を実行。

激闘の末にようやくクソ食い爺を討伐したものの、お目当ての小学生が勝次では無く左吉だったことから少々残念がる明達。


しかし左吉が元々勝次は左吉と二人一緒に行動していたこと、そして彼が知っていた「上野周辺に勝次はいる」という情報等から上野へと向かうこととなった。


上野編

姑獲鳥様との再戦の約束を果たすために意気揚々と東都ドームの武闘大会へと乗り込んだ明。

左吉は同じく非戦闘員のユカポンとともに、鮫島と一緒にドーム後方の観客席で明の戦いを見守ることに。


そして待ちに待った決勝戦、浮かれ騒ぐ吸血鬼どもに気づかれないようにドーム空中のケージから勝次を救出することに成功した鮫島達はドームから暫く撤退。

時を同じくして、佳境を迎えた明vs姑獲鳥の死闘は次第に場外乱闘と変化。

ドームの天井裏へと駆け上った明を追い姑獲鳥が遂にドームの頂上へ、そして落下する明を追って戦場はついにドーム外部へ___


二名の武人の決戦は、最終的に明の咄嗟の転倒作戦により姑獲鳥が敗北。

死力を尽くして戦った明に、一部始終を観戦していた左吉は心からの労いの言葉を掛けたのだった。


「やりましたね明!!ついに姑獲鳥を倒しましたね!!」


このRPG村人のようなセリフは大いに読者から突っ込まれることとなった。


蟲の王編


「うわっ ちょっ待っ」


ついに雅様の息子の一人である姑獲鳥様を下し、晴れて勝次と再開するメンバー一同。

しかし情報収集の末に判明した新たな敵の正体とは、なんと東京都の自衛隊をほぼ全滅に追いやった雅様の息子の四男、蟲の王だった。


噂を頼りに、彼の住う千代田区の国会議事堂周辺へと赴く明達一行だったがそんな彼らの前に陸上自衛隊の残党が襲い掛かったのだった。

明と鮫島は彼ら警備隊のリーダーである十条二尉を取り押さえるも、なんと交戦の過程で隊員が小学生である左吉の胴体目掛けて89式小銃で容赦無く発砲。

左吉は右肩を撃ち抜かれて気絶した。

そして彼岸島式対話術と取っ組み合いの末になんとか陸上自衛隊との共戦合意を取り付けた明達は重傷を負った左吉を軍医へと預け、蟲の王討伐へと策を講じることとなる。


その後も231話ではつり目の自衛隊員にベッドの上で押し倒されて「たけし...たけし...」と失った我が子と重ね合わせて抱きしめられたりするという絶妙に反応しづらい擬似親子愛シーンが挟まったりもした。


蟲の王の最期、そして左吉の最期


「うわああ 何コレェェェ」


国会議事堂を占拠し、その地下深くへとその牙城を築いた吸血鬼のボスの一人蟲の王を無事に討伐し終えた明達だったが、なんとここへ来て蟲の王の側近である拷問野郎が未だ生存していることが判明する。

そして一方で、自衛隊の駐屯地にて左腕の怪我のため安静にしていた佐吉はというと___


なんと、それはもう呑気に駐屯地の外へと出歩いては立ちションをしていた。


「待っててください 今立ちション中っス」


たとえ明さん達が蟲の王と闘っていても、軍医さんから出歩かないようにと言われていても関係ない。

しかし間の悪いことに、そんな警戒心を巣鴨のドブに捨ててきたかのような左吉の前に頭部だけになった「片割れの変異種」こと拷問野郎が明との決戦の場から落ち延びてきてしまう。

目の前の白くて美味しそうな子供を喰らえば首から下も獲得でき、何より明たちへの報復になる…。


「嘘っ待って 食べないでェェ」

「恨ムナラ 宮本明ヲ恨ムノネ!!」


ガブ ガブガブ


こうしてデブの左吉は立ちション中に散る___という彼岸島史上最悪の死亡ログを出さないまま頭部を一気に捕食されて死亡。

彼の胴体部は以後、カニパンの胴体として機能することとなる。


またその際、骨折していた右腕の傷が完全に癒えてなんと中指を突き立てれるまでに回復していた。(なんたるアンチエイジングだよ..)


「俺たちが左吉だって信じ込めば胴体は同じだろ」

その後の左吉改めカニ吉の動向は依然として不明。

(読者達の間ではむしろ左吉の胴体を乗っ取った状態よりも、荷物でしかない胴体を持たないシンプルな🦀形態の方が素早かったのでは...?などとツッコまれている)



「忌憚のない余談って奴っス」


そのコミカルなキャラ、そしてその太っちょな体型から実写映画版彼岸島の加藤の逆輸入なのでは..?という説が持ち上がったことも。

...デブキャラはホラーには絶対に必要不可欠っス。


した○ばなど一部の掲示板サイトでは左吉虐というコンテンツがたびたび流行し、数々のバイオレンスなクソコラが大量に生産された。


「関係者の顔見れるんスね 会いたかったっス」


人間側の登場人物

明達


カニ吉のカニの方


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デブキャラ 狂言回し 解説役

ピタゴラスイッチ 出落ち

立ちション 死亡フラグ 丁寧な前フリ

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