概要
『Newスーパーマリオブラザーズ』で登場した変身。巨大キノコを取得することで一定時間この姿に変身することができる。
スーパーマリオを遥かに凌駕するほど大きなサイズになり無敵化。どんな敵や障害物、果てはゴールポールやボスさえもなぎ倒して進むことができる。壊した障害物や倒した敵によってゲージが溜まり、1目盛り溜まるごとに時間切れ時に1UPキノコが入手でき、最高で5個の1UPキノコを入手することができる。
ヒップドロップをすると周りに振動が走り、コインやクリボーが落ちてきたり、周りのオブジェクトを振動で壊すことも可能。
ただし、狭い空間では変身することができない。また、マグマや穴などの即死系トラップでは死んでしまうので注意が必要。
時間切れ後は、巨大キノコ取得前がどんな変身だったとしても必ずスーパーマリオになる。
作品別
- Newスーパーマリオブラザーズ
1-1から登場するほか、マップ上の巨大キノコの家へ行けばキノじいがストックアイテムとして巨大キノコをくれる。そのため、いつでもどこでも巨大マリオに変身することができる。
また、先述の通りボスにも有効な変身であり、どのボスもこの変身で一回踏んでしまえば倒せる。クッパJr.だろうがサンボワームだろうがボスクリボーだろうが、果てはほねクッパでもクッパ親子でもこの変身でワンパンすることができる。
VSモードでも無敵マリオを一方的に押し返すことができる唯一の変身であり、最強の強さを誇る。そのため、ピンチとなっている方がコインを集めないと登場しないが、このモードでは横取りも可能なのでうまく行けば強者がいたぶり尽くすことも可能。ただし、ブロックだらけのコースで不用意に飛んでしまうと、足場のブロックを壊して通れなくなってしまうため注意が必要。
土管から登場する以外では登場しなくなったため出番が激減。またストックアイテムに入れることができなくなるなどいつでもどこでも変身することはできなくなった。それでも敵や物を壊す力は相変わらずで無類の強さを誇る。ただ、同作には別方向のぶっ壊れマリオが登場しているためそちらに出番を譲ったというべきか。
本作から巨大化終了時のBGMがやや変化した。
ハテナブロックに入っている他、大きなウサギが持っているものもある。複数人で変身できるようになったが、ストックアイテムに入れることはできない。また、巨大化ゲージが消えており1UPのごほうびもなくなった。
巨大マリオ……ではなく巨大ルイージとして登場。前作にて巨大化デビューを果たしたルイージが、現実世界でも巨大キノコを取得しこの姿になる。
ハンマーで弾き飛ばしたところをマリオがタイミングよく踏みつけて攻撃するタイプのブラザーアクションとなっている。
余談
実は『Newスーパーマリオブラザーズ』が発売される15年以上前に漫画スーパーマリオくん第一巻にて既に巨大マリオが登場している。ただし、変身方法は異なっており、「ベーだカプセル」というアイテムを使用するものとなっている。
その他にも同作では「ニコニココイン」による巨大化(顔のみ)や6つの金貨編の「マクロゾーン」の金貨の力、スーパーキノコを大量に摂ったこと変身の「メガでかスーパーマリオ」になるなど巨大キノコ登場以前はもちろん、登場以後でも様々な巨大化方法がある。中にはただの霜膨れや殴られすぎたことによるたんこぶなどの影響で巨大化することもある。
ニンテンドーDSのローンチタイトルである『スーパーマリオ64DS』で一部のコースに隠されたスーパーキノコを入手することで巨大化し、敵を一撃に倒したり、障害物を壊すことができる。ゲーム版では巨大マリオが初登場した作品である。
また、『スーパーペーパーマリオ』にはスーパースターを取った変身の「巨大ドットマリオ」という類似した変身が登場している。
『NewスーパーマリオブラザーズWii』には登場しないが、代わりにクッパが巨大化するシーンがある。まさに対照的であり中々興味深い。
関連イラスト
関連タグ
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