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平成狸合戦ぽんぽこ

へいせいたぬきがっせんぽんぽこ

「平成たぬき合戦ぽんぽこ」とは、スタジオジブリによるアニメ映画作品である。
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タヌキだってがんばってるんだよォ
 

概要

原作・監督・脚本は高畑勲。正吉を中心とした群像劇で、開発が進むニュータウンを舞台に、その一帯の狸が長く忘れられていた「化学(ばけがく)」を駆使し、四国と佐渡から狸の長老を招いて人間に対し抵抗を試みる様子を描く作品。スタジオ内の初のCG使用、そして初の実写使用作品でもある。

テレビ放映が少ない不遇の作品だが、咄家によるプレスコが秀逸でいきいきしており妖怪パレードシーンもおもしろいので是非もっと放映されてほしい作品である。
また滑稽でありながらどこか物悲しいタヌキたちの生き様は、改めて人間の業の深さと時代に流されることに慣れ切った我々の感性に、なにか重たいものを投げかけてくる。
予告やオープニングでコミカルな描写が多く、後半との温度差が激しいためジブリでも群を抜いて予告詐欺である。(いい意味で)


あらすじ

かつて東京都の多摩丘陵は緑あふれる豊かな土地だった。
しかし近代化の波にのまれ、豊富な自然は新興住宅地「多摩ニュータウン」の建設によって大部分を開拓されてしまい、そこに住んでいたタヌキたちも残った僅かな緑を巡って争うようになっていった。
そんなさなか、火の玉のおろく婆の警告によりいよいよ棲みかが危うくなっていることを知り、タヌキたちは族長会議の末に「化学(ばけがく)」の復興による変化術の習得により、人間たちを脅かして多摩丘陵から追い払う計画を建てる。
だが呑気でお調子者なタヌキたちに、人間駆逐への道のりは険しく……

主な登場人物

正吉(CV:野々村真
本名影森の正吉。主人公。落ち着いた性格で変化も得意な若狸たちの実質的なリーダー的存在。
おキヨ(CV:石田ゆり子)
本名縁切り寺のキヨ。正吉の妻となる。
鶴亀和尚(CV:5代目柳家小さん)
ぼたもち山万福寺に住み着く狸。年齢は105歳で、多摩のタヌキの長。
火の玉のおろく
鶴亀和尚と並ぶ多摩のタヌキの長格。人間文化と化学に精通しており、若手を牽引する。
権太(CV:泉谷しげる
本名鷹ヶ森の権太。鷹ヶ森一帯のタヌキの頭。血の気が多く、人間を激しく憎んでいる。
青左衛門(cv:三木のり平)
鈴ヶ森の長老。権太とは敵対関係だったが和解。
ぽん吉(cv:林家こぶ平(現9代目林家正蔵))
正吉の幼馴染。変化できず、自身も狸らしい生活をしたいと思っている。
文太(cv:村田雄浩)
本名水呑み沢の文太。二つ岩団三郎狸をたずねて佐渡へ旅立つ。
玉三郎(cv:神谷明)
本名鬼ヶ森の玉三郎。四国に旅立つ。やたらイケメン美声な狸。
佐助(cv:林原めぐみ)
眼鏡をかけたインテリ狸。しかし、少々怖がりなところがある。
六代目金長(CV:3代目桂米朝)
徳島県小松島市にある金長大明神の主。
太三朗禿狸(CV:5代目桂文枝
屋島に住む狸。年齢は999歳で、屋島の戦いの那須与一を見物していたという。
隠神刑部(CV:芦屋雁之助)
愛媛県松山市の狸で、八百八狸を統率している。江戸時代には松山藩の御家騒動に関与した。
竜太郎(cv:福澤朗)
多摩堀之内の変化。狸と同じく住処を失い、人間として生活している。金長に人間として生きろと勧める。
語り(CV:3代目古今亭志ん朝)
終盤で、正吉が回想して語っていることが判明する。

余談

妖怪パレードのシーンではトトロキキポルコ・ロッソなどのジブリキャラがカメオ出演している。
今では有名声優の森川智之関智一江川央夫高山みなみなどもちょい役で紛れ込んでいる。
権太役の泉谷は何の因果か後年タヌキが主役の映画で再度人間に敵意を抱くキャラを演じることになった。

関連タグ

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