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幻想の番犬

げんそうのばんけん

幻想の番犬とは、押井守原作のシリーズ代表作品、「ケルベロスサーガ」とZUN氏原作のPCゲーム東方幻想郷のクロスオーバー作品を指す。
目次 [非表示]

概要


原作

監督:押井守

ケルベロス_地獄の番犬


制作:ZUN氏

東方project


制作

たみ@ヘカトンケイル氏


公開状況

現在公開中である。


あらすじ

あの決定的な敗戦から数十年、日本は占領統治軍による再軍備への道を選び、それを火種として国内の警察・左翼勢力がぶつかり続けた、結果として尻拭いをとある組織が背負わされ、その仕打ちに抗して一部の治安部隊が武装蜂起する。


その名は“首都警特機隊”

首都圏における治安の番人として、峻厳なる秩序の維持者として、ケルベロスの俗称で恐れられた彼ら。左翼勢力と戦い続けたその彼らに対する仕打ちは禍を成すには十分な理由であった。


彼らは、瞬く間に東京都内にある警視庁庁舎を制圧し、国家公安委員を暗殺するなど、自らを処断した警察勢力を徹底的に殲滅、誰もがクーデターであると信じたその事件であったが、特機隊はその他の重要地域の制圧を行うことなく鎮圧に出動した陸上自衛隊によって掃討される。


のちにケルベロス騒乱と記録される、日本警察史上最悪の反乱事件である。


事件終結後、首都警解体後も、ある者は待ち続け、ある者は戦い続け、ある者は追い続け、結局その生き残りたちは、後世に何も残すことなく消えていった。


それからさらに数十年、一人の青年がとある三途の川で目を覚ます。彼らケルベロスは歴史に与えられた新たな、そして最終的な役割を果たし終え、二度と目覚めない・・・はずだった。


世界設定

主に実写劇場版2作をもとに、ムックやコミック、あるいはアニメ版である「JIN-ROH」などの設定を組み込んで仕上げられた物語である。学研ムック「東京市街戦」などで詳細な設定が語られたが、原作者である押井守氏の「特に設定を固定することはない」という発言を受けて、コミック版や、アニメ版の昭和中盤という時代的背景などは反映されていない。ただ、番外編などにはアニメ版のキャラクターが登場するなど、ある程度作品全般の設定が組み込まれている。


登場人物


旧首都警特機隊

 四季映姫・ヤマザナドゥの上伸により、再編成されたかつての治安維持部隊。顕界においては一部の要員を派遣して幻想郷における治安維持任務を担う組織として存在感を示す。基本的には地獄界での活動が主であり、顕界での活動は主として目立たない形での関与にとどめられている。ただ、自警団の支援・訓練など、幻想郷における唯一の警察勢力として治安の番人としての新たな役割に臨む。


いぬい~

ケルベロス騒乱から三年後。仮出所した元隊員・乾。隊の中で唯一国外へ逃亡した都々目紅一を追い、乾は紅一の愛人とともに彼の影を追って台湾の地を彷徨い結果として紅一と出会ったが、途上でプロテクトギア回収をもくろむ旧首都警公安部と交戦、片っ端から殲滅するものの、拳銃の至近弾を受けて死亡、三途の川で彼が目を覚ますところから、物語は始まる。


プロテクト・ギア

失敗に終わった武装蜂起の後、唯一国外逃亡に成功した特機隊員。三年後、紅一は帰国を果たし、戦いを開始する・・・はずだったが、シャワーを浴びている最中に背後から旧首都警公安部の襲撃を受けて絶命、その後、幻想郷入りを果たして現地で治安活動に従事している。現役時代と違い、軽めのキャラクターに描かれているが、それでも特機隊員としての習性は失ってはいないらしく戦闘時に力をふるうことには手加減はない。


伏一貴

トレース

元特機隊第二中隊第三突入小隊所属。特機隊副長隷下の防諜部隊“人狼”に身を置いており、スキャンダルを狙う公安部の策謀に巻き込まれ、その後は騒乱のさなか死亡したと思われていたものの、今作では幻想郷の地獄側の事情により、再編成された特機隊に籍を置く。



関連タグ

押井守 JIN-ROH MG42 MG34

東方project  ケルベロス・サーガ プロテクトギア




記事作成H26.11.13

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