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幽遊白書

ゆうゆうはくしょ

「幽遊白書」とは、冨樫義博の漫画、およびそれを原作とするテレビアニメと映画とゲームと舞台である。正式タイトルは『幽☆遊☆白書』。通称:「幽白」。
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概要

正式タイトルは幽☆遊☆白書。通称:「幽白」。

週刊少年ジャンプ」にて1990年51号から1994年32号まで全175話(1994年15号のみ休載)が連載された。

既刊は単行本JC版全19巻、完全版全15巻、SHUEISHA JUMP REMIX版全9巻、コミック文庫版全12巻。


ドラゴンボール』『スラムダンク』と並び、当時のジャンプ黄金時代の三大人気作の一角だった。

当初はオカルトの要素を取り入れたコメディとしてスタートしたが、やがて格闘異能力バトルに路線変更し、大ヒットとなった。だが、魔界統一トーナメント編にて途中から大幅に内容を省略してエピソードが終了(そのため、魔界統一篇はアニメ化に際しオリジナル設定が多く取り入れられた)し、その後初期のオカルトコメディ路線に戻り、数回の掲載を経て連載が終了した。

ちなみに当初は『幽遊記』というタイトルを予定していたが、『珍遊記』の連載が既に決まっていた為、アンケートミスが起きない様、担当の高橋俊昌の指示で今のタイトルとなった。


アニメ・舞台・実写ドラマについては後述。


いつもの四人幽白

幽遊白書ゆうはく

幽白とハンタがコラボした時にありがちなことHUNTER×幽白


メイン画像

幽遊白書


ストーリー

――――――→

試練編


中学生の浦飯幽助は、手の付けられない不良であったが、ある日、交通事故から子供を庇って死亡してしまう。

このことは閻魔大王でさえ予測していなかった事態であり、天国にも地獄にも受け入れ先がないという理由で、生き返るためのチャンスを与えられる。その条件は、様々な迷いを抱えている人間や、成仏できない魂を陰ながら手助けしてやるというものだった。


霊界探偵編

試練を経て生き返った幽助は、霊界から、人間界で悪事を働く妖怪を取り締まる「霊界探偵」として活動することを依頼される。生来の義侠心から依頼を引き受け、幽助は名だたる妖怪と戦い、これを撃破していく。


暗黒武術会編

幽助の前に、かつて倒したはずの妖怪・戸愚呂が現れる。実はやられたフリをしていただけであり、本来の実力が幽助をはるかに上回るものであることを見せつけた戸愚呂は、幽助を闇の格闘技大会「暗黒武術会」に招待する。


魔界の扉編

強敵・戸愚呂を倒して天狗になっていた幽助だったが、霊界から驚くべき情報がもたらされた。魔界と人間界をつなぐ亜空間トンネルが開きかけており、完全に開いてしまえば、戸愚呂クラスの強さを持つ妖怪が人間界を自由に往来するようになってしまうというのである。本来、数百年は先のはずだった時空の歪みが急激に進んだ理由は、かつて幽助と同じ霊界探偵でありながら、人間に絶望して逐電した男・仙水忍の暗躍にあった。魔界の扉を開けさせないために仙水の阻止に乗り出す幽助たち。しかし彼らの前に、魔界の穴の影響で特殊能力を持ち始めた人間たちが立ち塞がる。


魔界統一トーナメント編

仙水一派との戦いは、最後の仙水戦で仙水との一騎打ちを望んだ幽助に対し、幽助の先祖にあたる妖怪の横やりが入り仙水が倒されてしまうまで許してしまうというすっきりしない結末を迎えた。魔界に行き、先祖と決着をつけるべきか。平和になった日常を大切にし、人間界に留まるべきか。迷っていた幽助の元へ、魔界からの使者がやってくる。幽助の先祖に当たる妖怪は、魔界三大巨頭の一角であるが、さる事情から死に瀕しているというのである。周囲からの勧めもあり、魔界に赴くことを決意する幽助。しかし、それと時を同じくして、蔵馬、飛影の下にも、他の魔界三大巨頭からの使者が来ていたのだった。苦楽を共にしてきた戦友二人と、心ならずも敵味方に分かれてしまうことになった幽助の胸中は…



連載終了への経緯

ジャンプの屋台骨を支えた本作であったが、作者は魔界の扉編(所謂仙水忍編)で限界を迎え、編集部に連載終了を懇願した。

 しかし、編集部側はそれを拒否して連載続行を宣告した事作者が激怒。「魔界トーナメント」編では本編をやりながら番外編を入れたり連載を休載する等、一種のハンガーストライキを実行。そして1994年初夏に遂に連載終了を勝ち取り、魔界トーナメントの方は半ばダイジェスト化して終了した。

本件は漫画家予備軍が他誌に流れる(即ち他誌の活性化に繋がった)事態に迄発展し、そして、ジャンプ側もある程度作家の自主性を認めたり、適度な休載を設ける等、ジャンプの一時代の終焉の始まりとなった。

連載終了後、本作は終盤を除き作者1人で執筆していた事が判明した。(参考文献「消えた漫画家」より)



世界観

人間界

我々人間の住まう場所。いわゆる現世


霊界

死者の住むところ。地獄天国が存在する。


魔界

妖怪の住むところ。妖怪は上から順にS、A、B、C、Dの5ランク(Sは霊界が手に負えない一切、もっと下がある可能性が高い)で区分されている。全体に強力な瘴気が漂っており、常人なら一息吸えば死に至る。

なお、人間であっても妖怪の血を引いていれば、その妖怪のパワーが覚醒した状態のことを魔人と呼び、魔人化した状態であれば魔族として扱われる。


霊気

人間の持つ生体エネルギー、オーラのこと。

妖怪であれば「妖気」と呼ぶ。


主な登場人物

メイン人物

CV:佐々木望(TVアニメ)

演者:崎山つばさ(舞台)/北村匠海(ドラマ)

伊達にあの世は見てねぇぜ! 「許せねー…誰より自分自身を許せねーよ……」

CV:千葉繁(TVアニメ)

演者:郷本直也(舞台)/上杉柊平(ドラマ)

桑原 「キタネェ奴らにも筋通して勝つからかっこいいんじゃねーか?大将」

CV:緒方恵美(TVアニメ) / 中原茂(TVアニメ、妖狐変化時)

演者:鈴木拡樹(舞台)/志尊淳(ドラマ)

薔薇 「お前は「死」にすら値しない」

CV:檜山修之(TVアニメ)

演者:橋本祥平(舞台)/本郷奏多(ドラマ)

黒い炎 「見えるか!?貴様の火遊びとは一味違う魔を秘めた本当の炎術…邪眼の力をなめるなよ

4人を取り巻く関係者

CV:京田尚子(TVアニメ) / 林原めぐみ(TVアニメ、若年期)

演者:エリザベス・マリー(舞台)/梶芽衣子(ドラマ)

W幻海 「幽助…人は…みな…時間と闘わなきゃならない…」

CV:田中真弓(TVアニメ)

演者:荒木宏文(舞台)/町田啓太(ドラマ)

♡♡♡ 「……もし万が一ワシが戦う機会がまわってきたら……いつでも逃げる準備はできてるからな」

CV:天野由梨(TVアニメ)

演者:未来(舞台)/白石聖(ドラマ)

悲しまない 平気だからね 「幽助、負けたら承知しないからね!バン」

CV:深雪さなえ(TVアニメ)

演者:平田裕香(舞台)/古川琴音(ドラマ)

ぼたんちゃん 「あたしは霊界から事件の指令をあんたに伝える霊界伝言番、探偵助手のぼたんよよろしくね」

CV:白鳥由里(TVアニメ)

演者:田上真里奈(舞台)/見上愛(ドラマ)

雪菜 「大丈夫…!私…人間のこと好きです」

CV:折笠愛(TVアニメ)

静流 「あとはヤローどもにまかせとこ、あいつらやられちゃったらあたしが代わりにぶっ殺してやるから」

CV:沢海陽子(TVアニメ)

演者:角島美緒(舞台)

温子 「な 何!?あいつらが今度の敵?」

CV:白鳥由里 / 天野由梨(変化後)

プーちゃん。

CV:西村知道(TVアニメ)

演者:中河内雅貴、田上真里奈(舞台)

さみしいぃ~ 「ナレーションです」


霊界探偵編

幻海師範 門下生大選考会

CV:井上瑤(TVアニメ)

演者:荒木健太朗(舞台)

乱童参上 「特に人間の肉が好物なんですよ」


四聖獣

CV:飛田展男(TVアニメ)

演者:木津つばさ(舞台)

暗黒雷迅拳!!! 「今 その現実(悪夢)から開放してあげよう」


暗黒武術会編

CV:玄田哲章(TVアニメ)

演者:片山浩憲(舞台)/綾野剛(ドラマ)

関係ないね 「おまえもしかしてまだ自分が死なないとでも思ってるんじゃないかね?」

CV:堀川りょう(TVアニメ)

演者:清水尋也(ドラマ)

妖怪トリートメント 「少々髪がいたんでいる、トリートメントはしているか?」

CV:金尾哲夫(TVアニメ)

センシティブな作品 「はははやった!!やったぞ!!炎殺拳敗れたり!!」

CV:鈴木勝美(TVアニメ)

演者:中河内雅貴(舞台)/滝藤賢一(ドラマ)

戸愚呂兄 「オレはよく約束をやぶる」


魔界の扉編

蟲寄市住人

CV:子安武人(TVアニメ)

「城戸亜沙斗、能力は影(シャドー)」 「浦飯さん、オレの“領域”にようこそ…」

CV:真殿光昭(TVアニメ)

柳沢くん 「一人で死にやがれ」

CV:二又一成(TVアニメ)

海藤 「負けたことないからわかんないな」

CV:福田信昭(TVアニメ)

仙水ファミリー

CV:納谷六朗 (TVアニメ)/ 石田彰(TVアニメ、若年期)

仙水さんおめでとう 「次こそ魔族に生まれますように…」

CV:辻谷耕史(TVアニメ)

無題 「時限爆弾と恋人をいっぺんに手に入れたような気分だったよ」


ライバル達

CV:近藤玲子(TVアニメ)

鈴駒 「つかのまの優越感楽しんだかい?」

CV:若本規夫

モヒカン 「戦う前に……ひとつ!!貴様に言っておく!!オレが弱いのはジャンケンだけだ!!ケンカは強え!!本当に強えぜ!!」

CV:松本保典(TVアニメ)

凍矢 「ここは出発点にすぎない、いずれはオレ達自身が光となりこの世をおおってやる」

CV:山口勝平(TVアニメ)

上昇気流 「あいつはあいつオレはオレだ、ギスギスした気持ちのまんまやりあっても楽しくねーべ?せっかく体はってんのによ」

CV:森川智之(TVアニメ)

死出の羽衣。 「一瞬で決めてやろう、その顔長くみるには耐えにくい」

CV:曽我部和恭(TVアニメ)

幽白月間四日目 「私のことを人にしゃべるとき名前の前に“美しい”という言葉をつけるのを忘れるな」

CV:江原正士(TVアニメ)

国王陛下 「やはりオレもバカのままだ」

CV:高山みなみ(TVアニメ)

センシティブな作品 「今ではこの右半身はオレの誇りだ治す気もない」

CV:菅生隆之(TVアニメ)

パパだよー 「よぉ…息子」


アニメ

1992年10月10日から1995年1月7日までフジテレビ系列の基幹局と一部系列局(例えば岩手めんこいテレビ福井テレビテレビ長崎)にて全112話が放映された。ただし放送枠がいわゆるローカルセールス枠であったため放送日時を差し替えた上で放送したフジテレビ系列局も少なくなかったが、結果的には(最終回放送時点での)フジテレビ系列局全26局+山形テレビ(作者の出身地だか、放送期間中にフジテレビと「喧嘩別れ」してしまったため打ち切りを余儀なくされた。(時間帯が違えども後の嫁代表作が入れ替わる様に導入されるとは思わなかった)ちなみに現在はテレビ朝日系列局)にて何らかの形で放送されたほか、青森放送山梨放送四国放送高知放送(いずれも日本テレビ系列局)、テレビ山口TBS系列局)でも放送されている。

余談ながら本放送終了後にさくらんぼテレビが山形テレビでの打ち切りに対するお詫びとして1話からの全話コンプリート放送を実施した。


2度映画化もなされている。(劇場版)『幽☆遊☆白書』が1993年7月10日に東映系の映画館を中心に、『幽☆遊☆白書 冥界死闘篇 炎の絆』が1994年4月9日に東宝系の映画館を中心に、それぞれ公開された。


平均視聴率は17.6%をマーク。「平成教育委員会」の前座番組の責任を見事に果たしたと言える。そして、ヤッターマンを抜いてフジテレビ系土曜日夕方6時台アニメ・特撮枠最長の放送回数を記録した。


アニメーション制作はスタジオぴえろ


主題歌

オープニングテーマ

作詞:リーシャウロン、作曲・編曲:馬渡松子/歌:馬渡松子

エンディングテーマ

  • 「ホームワークが終わらない」(1 - 29話)

作詞:リーシャウロン、作曲・編曲:馬渡松子/歌:馬渡松子

  • 「さよならbyebye」(30 - 59話)

作詞:リーシャウロン、作曲・編曲:馬渡松子/歌:馬渡松子

作詞:山田ひろし、作曲・編曲:高橋ひろ/歌:高橋ひろ

  • 「太陽がまた輝くとき」(84 - 102話)

作詞・作曲・編曲:高橋ひろ/歌:高橋ひろ

  • 「デイドリームジェネレーション」(103 - 111話)

作詞:リーシャウロン、作曲・編曲:馬渡松子/歌:馬渡松子


ゲーム

原作連載当時・アニメ版放映当時、家庭用ゲーム機ファミコンスーパーファミコンゲームボーイメガドライブ他で展開。原作連載終了・アニメ版放映終了後も単独では『THE BATTLE OF 幽☆遊☆白書 ~死闘!暗黒武術会~』他、外部出演にて作品キャラが参加している。


ソーシャルゲームモバゲーGREEより配信開始・サービス終了。

スマホアプリはAndroid/iOSアプリとして『幽☆遊☆白書GENKAIバトル魂』(通称:バトたま)『幽遊白書100%本気バトル』(通称:マジバト)がリリースするも2022年12月現在は『幽☆遊☆白書GENKAIバトル魂』が2022年12月20日をもってサービス終了、『幽遊白書100%本気バトル』が2022年12月21日、2023年2月21日をもってサービス終了

外部出演

コトダマン』『パズドラ』『グランドサマナーズ』『ラングリッサーモバイル』『ジャンプアルティメットスターズ』『ジャンプフォース』『モンスターストライク』『ジャンプチヒーローズ』他にて外部出演。

『ジャンプチヒーローズ』では、同一作者による『HUNTER×HUNTER』も参戦し「浦飯幽助×ゴン=フリークス」「幻海×ビスケット=クルーガー」「酎×レオリオ=パラディナイト」「桑原和真×モラウ=マッカーナーシ」「武威×レイザー」「時雨×クラピカ」「飛影×キルア=ゾルディック」「仙水忍×クロロ=ルシルフル」といったイベントも組まれ、両作品の関係が、作品単位で相対し合うものを持つ別物であることが示唆された。

『モンスターストライク』について詳細を後述する。


モンスターストライク

その高い人気ぶりは根強く、2016年11/17〜12/2までコラボが実現した。

ガチャキャラとして浦飯幽助、蔵馬、飛影、桑原和真、幻海の5人が、敵として戸愚呂弟、鴉、陣、死々若丸、酎の5人が登場することとなった。

毎回コラボの度に原作ファンを唸らせる凝った演出をする事に定評のあるアプリであるが、期間中アプリのOPやボスのHPが一定する減った時にアニメのOP曲「微笑みの爆弾」が流れる。またボス戦にはアニメのカットインが入る等の細やかな演出もある。

また、新しく"超究極降臨"という難易度で戸愚呂弟100%が降臨するという試みがなされたが、原作再現どころか原作より強いのではないかと言われるほど、歴代最高峰の難易度となり賛否両論の話題となった。


そして、2017年5/2〜5/13の間、第2弾が決定した。前回の人物は続投とされて、今回新たにガチャキャラとして"雷禅、黄泉、軀、コエンマ、プー"が、敵として"仙水忍(仙水ミノル、仙水カズヤ)、樹、刃霧要、天沼月人、巻原定男(戸愚呂兄)"が登場することとなった。また、前回の人物である幽助と飛影には新たなる進化形態が追加された。

演出面においても前回同様、アニメのカットインなどはもちろんHPの低下では今回「アンバランスなKissをして」が流れるといったファン歓喜ものである。


舞台

劇中で「原作準拠」をアピールするも、舞台版独自シナリオの加味や、舞台としての演出・表現結果から結果的に別物になり、原作/アニメの新約やリブートといえるオリジナルストーリーに仕上がっている。

幻海はアニメでは京田(現在/覆面)/林原(覆面/少女)の二役担当だったか覆面から老女までをエリザベス・マリーが一任した。

アニメ版で主題歌だった馬渡松子が歌うオリジナル「微笑みの爆弾」がOP・EDとして物語の前後に使用されている。


舞台幽白レポ詰め

詳細は有志レポを参照


第一弾

2019年8月28日~2019年9月22日の日程で舞台が披露された。2019年9月22日の千秋楽を内容とする本編他特典付きのDVD/Blu-rayが2020年2月27日発売。


主要人物以外にも螢子の友達、夏子や岩本、マサル、沢村、大久保等が登場する。BLに絡ませた「アンバランスなKissをして」といったメタ発言もある。


八つ手、反吐鬼は、CGと舞台セットで再現。


コエンマを突き放す格好で四人に絡まない覆面は最後まで正体を明かさずカーテンコールでのみ正体を明かし、世代読者に対する半ば内輪ネタとしての公開となった。


其の弐

開演前

2020年9月20日、第二弾「其の弐」公演予定が発表された。2020年12月4日~2020年12月30日の期間で公演。舞台内容を収録したBlu-ray/DVDが2021年5月26日発売。

公演は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に伴う国内外往来に関する規制事情を鑑み中止→振替が発生した。12月30日千秋楽ではキャンセル待ちが発生するも無事当日千秋楽公演は開催された。


11月24日、出演者田邊が家族に陽性反応が出た事に伴う濃厚接触者として翌11月25日、検査を受けて陽性が判明、本人の療養や舞台開催の事情から12月4日初日公演を中止した。

12月17日、出演者1名が体調不良をきたし、後の検査で陰性が発覚するも舞台開催を考慮して18日~19日間公演予定の内3公演を中止した。


出演者の下には作者不明のイラストが贈られた。垂金役の中村、朱雀役の木津、戸愚呂弟役の片山が自身のTwitterで贈られたイラストを提示した。

開演後

本編では、ぼたんとコエンマが鑑賞前の前説でコロナに伴う鑑賞における注意喚起を行った。出演者は、隠魔鬼といった原作で元々口元を覆っていた登場人物以外のほぼ全員が口元のみをフェイスシールド(マウスシールド)で覆う厳戒態勢の下、舞台は開催された。

暗転で役者が立ち去るとコエンマが登場し「消毒」と書かれたスプレーを舞台内、役者がいた周辺に吹き付ける措置を施す一幕があった。尚、空間除菌はAKB48運営がアピールしたところ医師・小説家の知念実希人等が警鐘を発する介入をして炎上し、関連製品が発売中止になる騒ぎとなった例があるAKB運営は真摯に受け止める旨のコメントを出した


前回に引き続き螢子に問い詰められた幽助が「ゴンがいる。キルアクラピカも」と『HUNTER×HUNTER』を、その登場人物の存在をもって振り切る際の口実として登場した。


玄武、白虎はセットの組み合わせで再現、結果的に四聖獣は全員登場した。桑原vs白虎戦は桑原がピン芸人紛いに情景の一切を語る形で対戦内容が語られた。蛭江は桑原同様、変身前の蛭江が「蛸の妖怪」の一人芝居をもって分からせた。ヘレンはCGで再現。


カーテンコールでは崎山が指名したアンサンブル所属の戸舘に続き、田邉、隠魔鬼役、高間、安藤、秋山、中村、田上、榎木、木津、マリー、平田、未来、荒木(健太朗)、片山、中河内、荒木(宏文)、橋本、鈴木、郷本、崎山の順で挨拶が行われた。ラストでコエンマが語った第三弾報については、蔵馬役の鈴木、桑原役の郷本、幽助役の崎山が受け止める形で第三弾公演が示唆された。


あらすじ

第一弾

暗黒武術会編を基点とし、コエンマに正体を知られている覆面がコエンマに忠言する。

コエンマは他の四人を、幽助は序盤の交通事故から生還、生還から門下生選考会までのエピソード、桑原は大久保のアルバイトを庇うエピソード、永吉を救うエピソード、飛影、蔵馬は、「TWO SHOTS」での出会いから三盗賊結成までのエピソード、出会った四人は、迷宮城で合流・突入までのエピソードを部屋のモニターで振り返る。

第二弾

コエンマは前回に続き四聖獣戦を振り返ろうとする。一方、幻海は視聴者視点に立ち、幽助、桑原が四聖獣に及ぶ程人間離れした能力を得た理由を求めた。幻海の希望でコエンマは幽助と桑原が幻海との出会いのきっかけである門下生選考会、並びに決勝戦の乱童戦を振り返る。

引き続きコエンマと幻海は、四聖獣戦、戸愚呂兄弟戦、暗黒武術会予選前、幽助・覆面と他三人が再会するまでを振り返る。

キャスト

浦飯幽助:崎山つばさ

桑原和真:郷本直也

蔵馬:鈴木拡樹

飛影:橋本祥平


雪村螢子:未来

浦飯温子:角島美緒


岩本:秋山皓郎


剛鬼:新田健太


幻海:エリザベス・マリー


ぼたん:平田裕香

コエンマ:荒木宏文


安藤勇雅

片伯部浩正

坂井良平

田﨑直輝

田邊謙

戸舘大河

名幸哲之介

野村新成

星直実

南井雄斗

村井雅和

山田貴斗


其の弐

第一弾踏襲を除く


青龍:榎木智一

朱雀:木津つばさ


雪菜:田上真里奈


乱童:荒木健太朗


蛭江:橋本祥平


戸愚呂兄:中河内雅貴

戸愚呂弟:片山浩憲


魅由鬼:木津つばさ


B・B・C:エリザベス・マリー、榎木智一、荒木宏文

雪菜を救おうとした男:鈴木拡樹


垂金:中村哲人

坂下:高間淳平

左京:荒木健太朗


ジョルジュ早乙女:中河内雅貴、田上真里奈


実写ドラマ

概要

2023年11月14日、配信開始。16+暴力(Netflix)作品として魔界の扉編辺りまでを真相として逆算した状況が冒頭から反映される形で、概ね原作通りの仕上がりになっている。


挿入歌ですらない、店内、車内BGMの小ネタながらも(EDクレジットでは「挿入歌」扱い)「微笑みの爆弾」が流れ、これにより冨樫原作漫画版(JC版11巻「幽★遊★クイズ」ネタとして)、TVアニメ版、ゲーム(総合として)、舞台版、映像メディアでは全てで「微笑みの爆弾」が使用される事になった。


Netflixによる週間ランキング(非英語)では1位を記録全言語では全世界2位を記録した。


略歴

2020年12月16日、NetflixよりNetflixオリジナルのシリーズとして実写ドラマ化が発表された。制作はROBOT。


2021年上半期、複数社による一部報道として収録現場の目撃と幽助役北村匠海、蔵馬役志尊淳などが取り沙汰されていた。後、公式発表。憶測が確定した。

下記配信予定確定後の2021年12月、同じく一部報道として飛影役本郷奏多、雪村螢子役白石聖、戸愚呂兄役滝藤賢一、戸愚呂弟役綾野剛が続報されたが真相不明。


2021年11月9日、Netflixのイベントで2023年12月配信開始予定が告知される。


2022年7月、上記事項通り、かねてより一部報道憶測として取り沙汰されていた幽助役北村匠海、蔵馬役志尊淳、飛影役本郷奏多報が、桑原和真役上杉柊平が公式アナウンス。事前情報が確定した


2023年11月11日、主要4人に加え、雪村螢子役白石聖、ぼたん役古川琴音、雪菜役見上愛、コエンマ役町田啓太、幻海役梶芽衣子、鴉役清水尋也、戸愚呂兄役滝藤賢一、戸愚呂弟役綾野剛、左京役稲垣吾郎、以上9名のキャスト、ティーザー動画が公開、12月14日開始が発表(確定)された。


2023年11月11日、主要4人に加え、かねてより一部報道憶測として取り沙汰されていた配役も併せて、雪村螢子役白石聖、ぼたん役古川琴音、雪菜役見上愛、コエンマ役町田啓太、幻海役梶芽衣子、鴉役清水尋也、戸愚呂兄役滝藤賢一、戸愚呂弟役綾野剛、左京役稲垣吾郎、以上9名のキャスト、ティーザー動画が公開、12月14日開始が発表(確定)された。


余談だが、実写ドラマが放送開始された2023年は、冨樫義博氏の妻・武内直子氏の作品「美少女戦士セーラームーン(ドラマ)」放送開始から20年のアニバーサリーイヤーでもある。


2023年11月14日、当初予告通り配信開始。


キャスト(その他)

主要、非記事化を除く


春海四方

佐久本宝

肘井ミカ


外山誠二

佐藤達也

川野快晴


スタッフ

監督:月川翔

プロデューサー:森井輝

脚本:三嶋龍朗

音楽:やまだ豊

原作協力:集英社

制作:ROBOT


他メディア版における相違点

原作とアニメ

  • タイトルロゴの「幽」は、原作では「幺」の部分が人魂のような形になっているが、アニメでは「幺」が省略されずに描かれている。
  • 幽助と和真のみ他の皿屋敷中学の生徒とは制服の色が異なり、幽助は緑、桑原は明るい青になっている。(他の男子生徒は濃紺)
  • オリジナルキャラクターとしてコエンマの部下「ジョルジュ早乙女」が登場。
  • ジョルジュの登場により、上司のコエンマの登場も増えた。
  • 低年齢層の視聴を配慮し、幽助の喫煙・飲酒・かつあげといった反社会的行為のカット。(タバコはことごとくガムに差し替えられている。なお、対戦相手の服にタバコを仕込んで暗闇の中で位置を特定するシーンは、幻海がポイ捨てしたものを拾って利用する展開に変更された。また、不良が桑原の飼い猫を盾にとって脅すシーンで猫の目に突きつけるタバコは、叩き割ったビール瓶に変更)。
  • 原作では温子が武術会編以降に行った役目を静流やぼたん、ジョルジュが代理。
  • 原作では霊体編で初登場した静流は、アニメ版では雪菜編で初登場。
  • 原作の雪菜編では指令時のみで魔界トーナメント編では登場しなかったぼたんが雪菜編では同行し、トーナメントではコエンマとジョルジュと一緒に観戦。魔界の扉編では事件には関わらなかった螢子、原作の魔界の扉編では一度も登場しなかった静流が事件のことを知り、幽助たちと同行するなど、女性陣の出演が増えた。
  • 魔界統一トーナメント編は、アニメ版では幽助を始めとするメインキャラの戦闘シーンなどが大幅に追加されたが、大会後半の模様が決勝戦を含め、省略された点は原作と同じ。ただし原作では、幽助と黄泉との戦いの途中から省略されたが、アニメ版では幽助が黄泉との戦いに敗れた後意識不明となりしばらく寝込んだ後、目が覚めたらトーナメントが終了していたという流れになっている。大会結果も幽助が付き添っていた蔵馬から聞くという形になった。原作ではトーナメントを経ての統一後の幽助たちの日常を描いた短編を何回か描いて最終回を迎えたが、アニメ版ではトーナメント終了の次の回で最終回とし、原作での統一後の短編の一部を描き、幽助が人間界に帰還して螢子たちと再会するシーンを描いて大団円を迎えた。
  • 放送時間や低年齢層への配慮から残虐な描写・発言の規制および変更。その中でも軀は大幅な設定変更が行われた。(詳細はの稿にて)
  • 原作初回および終盤の短編が削除されている一方で、魔界統一トーナメント戦を中心とした戦闘シーンやキャラクターの発言・描写が大幅に追加された。また最終回は原作とほぼ近づけているが、幻海が死んでおらず生前に遺言を残すなどの細かい違いが見られる。
  • 原作では飛ばされぎみであった心理状況や戦闘描写をアニメではより分かりやすくするために、桑原やぼたんらが解説役も担っていた。

嬉し恥ずかし街中デート?112話


「伊達にあの世は見てねぇぜ!」

原作/アニメと舞台

第一弾

  • 竹中、ジョルジュ早乙女は未登場。この為、岩本に対し教師の立場で岩本を諭せる存在が不在になり、岩本の不正は竹中を介さない不自然な形で終結する。ジョルジュ早乙女は後述の代役が担った。

  • 幽助エピソードは、性差別の厳格化と舞台では難しかったのか幽助が桑原に憑依して螢子の疑念を晴らす際、螢子に自分が幽助だと知らせる「サイン」は冒頭で行った悪戯と同一のスカートめくりに変更された。螢子のスカートめくりは螢子が正面を向き幽助が背後からめくる構図で、(女性)観客や螢子(未来)、幽助役の崎山に対する配慮が行われた。
    • 剛鬼が魂を奪った子供は幽助が交通事故を救ったマサルと同一人物とされた。救出後のあやしでは声を出す事を大人の事情を強調して制しつつも「幽☆遊☆白書」「HUNTER×HUNTER」各JC版第一巻、本舞台版のパンフレットが提示された。
    • 剛鬼が飛影、蔵馬との出会い、結成に至る経緯は明かされなかった一方、幽助に倒された剛鬼はその後、ジョルジュ早乙女代役相当の役に就き、コエンマを補佐した。邪鬼と共に原作終盤にエンマ大王の不正発覚で明るみにされた粛清された下等妖怪の一人であるかは明かされなかった。

  • 桑原エピソードは、明石未登場の為、明石役を岩本が兼任する。アニメでは明石を唆した黒幕として暗躍した岩本は自らが実行犯を兼ねる格好になった。桑原の点数改竄に対する名誉回復は、桑原が殴り掛かるまでの一部始終を見ていたぼたんが立ち去った後、何らかの事情により岩本の不正が糾弾された事によるものとされた。途中で立ち去ったぼたん本人を示唆したものか、生徒や不在の竹中を含むその他教師によるものかは不明。
    • 永吉救出のエピソードでは永吉は終始同じ姿勢をとりつづけ累ヶ淵中学の不良達の放り投げや救出後の幽助にも反応を示さなかった。

  • 蔵馬、飛影エピソードは、原作終盤の回想としてではなく「TWO SHOTS」の内容として振り返る。同時に「TWO SHOTS」の時期が幽助の死後から復活までと原作/アニメを補完した。
    • これにより蔵馬は幽助と初対面時高校生なので制服の違いから「TWO SHOTS」当時は中学高学年とされた。髪の伸びも、幽助が生還、三盗賊討伐の指令を受けるまでの僅か一年足らずとされた。
    • 蔵馬をからかう田坂が消しゴムを投げる際、原作で伏字表示、アニメでカットされたセリフは「ファック」と明言する。

第二弾


  • 四聖獣編
    • 養殖人間の群れから一人幽助を向かわせる流れは、他三人による三段組みのジャンプから三人が養殖人間の相手になり追っ手を振り切る形に、桑原への貸しは「ジャンプ」に変更された。
    • ムルグは未登場。代わりに審判の門を担当した一つ目妖怪が朱雀への伝令を兼任した。原作/アニメにおける朱雀との掛け合いは幽助登場前、幽助vs朱雀戦時共に削除され、これにより朱雀の台詞も舞台ならではの朱雀一人による一人芝居となった。朱雀が敗退以降、一つ目妖怪は、原作の一つ目、ムルグ同様消息不明となった。

  • 戸愚呂兄弟編
    • 前作で登場した温子が、アニメでは以降未登場が続いたのに対し静流は前作に引き続き未登場。これにより雪菜の出生を知る人物は、当時桑原宅に居合わせていた人物中では幽助とぼたん二人のみとなった
    • B・B・Cは、読みを「ブラック・ブック・クラブ」と読まさせた。同様に幽助vs戸愚呂弟戦における左京が提示した賭けの額も66兆2,000億と原作を踏襲した。メンバーの顔触れも全員老年男性から若い男性と女性が一人に変更された。
    • 魅由鬼戦は最後の幽助の捨て台詞が削除、魅由鬼が幽助に告白する形に変更された。
    • 前作で螢子も行った宙返りは隠魔鬼のみしか行われなかった。
    • 幽助/桑原vs戸愚呂兄弟戦は、武器となった戸愚呂兄を抑える桑原と生身になった戸愚呂弟と幽助の体といった形で、戸愚呂兄が戸愚呂弟補助の役割で戦闘に参加した。
      • 戸愚呂弟への止めは、幽助の霊丸を背中で受け止め加速した桑原が戸愚呂弟を刺す流れから桑原が霊剣を戸愚呂弟に刺して動きを止め、幽助が霊丸、桑原が止めの一太刀を戸愚呂弟に斬り付ける展開に変更された。
      • 飛影が垂金に行った制裁は拳一発のみで原作を踏襲した。
      • 戸愚呂弟は一度もコートを脱がず筋肉操作の描写は行われず、ただ能力が上昇するという結果に留まった。
      • 一同が垂金邸退去後の戸愚呂弟と左京のやり取りは、一台のみ付いたモニター越しではなく左京が現場に駆け付け兄弟二人を労う形に変更された。垂金の末路も手刀で一太刀に斬りつけられる形に変更され、その具体的な状況は暗転の演出も相成り不明となった。

関連動画

  • テレビアニメ版本編1話




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