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室町時代から江戸時代にかけて成立した、短編の絵入り物語、及びそれらの形式。

広義に室町時代を中心とした中世小説全般を指すこともある。

狭義では、江戸時代中期に刊行された『御伽文庫』収録の23編の物語を指す。


概要

室町時代を中心に栄えたが、御伽草子の名で呼ばれるようになったのは18世紀、およそ享保年間に大坂の渋川清右衛門が『御伽文庫』または『御伽草子』として23編の物語を刊行してからのことである。


多くは挿絵入りの写本として創られ、絵を楽しむ要素も強かった。

文章は比較的易しく、筋は素朴で多義的であり、複雑な構成や詳細な描写には乏しい単純なものが多い。

面白さの裏にある寓意に当時の世相が垣間見られ、中世の民間信仰を理解する手がかりともなっている。


主な作品

一寸法師

浦島太郎

酒呑童子

鉢かづき

田村草子


曖昧さ回避


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