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概要

つい最近、ラスベガスで活動を開始した怪盗。コルボー(フランス語カラス)という名前の通り全身黒の衣装とシルクハットを身に纏う怪盗紳士といった風体で、白を基調とする怪盗キッドとは色違いに見える。

また、犯行現場には黒い羽を残していく。


キッドの前には黒羽盗一の姿に変装して現れた。以降はこの姿が基本になっている。


まじっく快斗1412』では第1話からシルエットで登場し、キッドを襲名した黒羽快斗の姿を傍観していた模様。

その後コルボーと対峙した快斗は、母親の千影からの置き手紙にコルボーと初めて対峙した際のやり取りが記されていたことから、コルボーの正体が千影ではないかと推測している。


しかし、マジック破りのハリー・根津が怪盗コルボーとして姿を現した際には、「私がオリジナルだ」「アシスタントには以前会ったことがあるだろう」という趣旨の発言をしており、根津こそがコルボー、あるいは根津がコルボーの変装の一つであり、千影はそのアシスタントであるという可能性もある。


関連タグ

まじっく快斗 怪盗キッド

カラス




























以下、『劇場版名探偵コナン 100万ドルの五稜星』最後にして最大のネタバレにつき注意!!

ネタバレ ネタバレ注意 くろ ご自由にお使いください
























その正体は、死亡したとされていた初代怪盗キッドこと黒羽盗一

そして、盗一は工藤優作の双子の兄であることが明かされた。

優作曰く、両親(快斗と新一の祖父母)が離婚した際に優作は母親に、盗一は父親に引き取られ疎遠になったという。

兄弟がいたことは妻の有希子にも話していなかった(本人は言ったつもりだったらしい)。


すなわち、二人の子である黒羽快斗2代目怪盗キッド)と工藤新一江戸川コナン)は従兄弟であるため、容姿が非常に似ている。

原作者の青山剛昌氏の発言に「新一とキッド(快斗)が似ているのは偶然ではない」というものがあったが、その理由が本作で回収された。


当の本人らはその事実を知らないはずであるが、キッドと交戦した服部平次がキッドの素顔と声が新一に酷似していることから「兄弟でもいるんじゃないか」とコナン(新一)に質問すると、コナンは「他人の空似、たまたまだよ」と明らかに意味深な笑みを浮かべて否定しており、コナン(新一)はキッドと自分に何らかの血縁があることに勘付いている、もしくは優作から疎遠になった身内の存在を聞かされている可能性がある。

ただし、原作1120話(2024年4月現在単行本未収録)では、新一に変装したキッドに対し、コナンが「つか何でオメー、オレに顔が似てんだよ」と問いかけており、不確定要素も残る。なお、キッドはこの問いかけに対し、「知るか!先祖が同じだったんじゃねぇのか?(と同時に『正直声も特に変えてねぇけど』と心の声で発している)」と返したが、上記の通り双方の父方の祖父母は同じである。


動向

作中では川添善久に変装し登場。

本編の出来事は4日間であり(川添の登場は2日目から)、本物の川添が2泊3日のミステリーツアーに行っており最終日の夜中に帰ってきた事から登場当初から入れ替わっていたものと思われる。

川添として一連の事件の捜査や関係する情報を説明したり捜査を行っていたりとその正体は最終盤まで明かされなかった。


終盤、優作と有希子が上記の話をしている最中に優作が執筆した新作小説の感想をメールで送信。

返信を確認した後、川添の変装を解き真っ黒な怪盗キッドの衣装と三本線が入った白い手袋に身を包んだ盗一が姿を表した。


作中には川添が偽者であることを示唆する描写や伏線がいくつか登場している。以下はその描写等。

  • 本来遅刻するような性格ではないのに遅刻する
  • ドジって関係のない(と思わせて実は事件の真相に関わる重大な)情報を表示する
  • 演じる大泉洋氏は北海道弁ネイティブなのにも関わらず、方言の「わや」が北海道民が聞くと違和感を感じる発音
  • 警察に相談があると訪ねてきた吉永神子を一般人のコナンと服部平次に任せその場を去るなど警察官として不可解な行動
  • 劇場版ゲストキャラなのにも関わらず、青山剛昌氏の原画と思われるシーンがある
  • 終盤に銃撃するシーンで丸メガネが右側だけ反射して光っており、キッド、コルボーのモノクルを連想させる


また、エンドロールにて黒羽盗一(コルボー)を演じる池田秀一氏の名前が役名なしかつ工藤夫妻を演じる田中秀幸氏と島本須美氏の真下に表示されており、黒羽盗一(または声が同じこのキャラ)はエンドロール以前の本編に一切登場していないことから勘の良いファンはこの時点で気付いたと思われる。


ちなみに池田氏は過去作では回想シーンとラストの超重要シーンなど明確にセリフが用意されて出番もあったが、本作ではなんとまともなセリフが一言もなく、「フッ」と笑みを浮かべたのみで終わることとなった。


過去作は先行して明かされた真実が公開期間中に原作でも解禁されたが、本作の真実が今後どのように扱われるかは不明。

史上初の試写会未開催など公開前の徹底したネタバレ防止を見るにしばらく伏せられたままとなる可能性もあるが、同タイミングで少年サンデー誌上では7年ぶりに作品の連載が再開しており、そちらで連動して解禁されるかもしれない。

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