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「瞳を汝に」

概要

アニメ『戦翼のシグルドリーヴァ』に登場する乙女たちのこと。


突如地球に出現した侵略者ピラーを迎え撃つため、主神・オーディンにより力を授けられた少女たちのことを言い、「いくさおとめ」と読む。別名「ワルキューレ」とも。

同じくオーディンが人類に与えた英霊機と呼ばれる戦闘機に搭乗して戦う。

ピラーには一般に(核兵器を含む)通常兵器での攻撃は効かず、ワルキューレの操る英霊機による攻撃によってのみ直接的な損害を与えることができる。


オーディンの義理の娘と言える存在であるため、戦乙女同士は義姉妹のような関係にある

クラウディア

右目を右手で隠しながら行う独特の敬礼が特徴的。これは元々オーディンの言葉を基に欧州で生まれた礼の形で、現在ではワルキューレ全体の礼となっている。


ワルキューレたちは能力に応じて上からS級、A級、B級、C級、D級とランク分けされる。最高のS級はネームド相当、最低のD級は訓練生相当。また、オーディンが『ミーミルの泉』から汲んだ水を使用した霊薬を飲む事で適性を上げる事も可能

その他、ワルキューレたちはその身に宿すオーディンの加護の力によって回復力が向上したり、ピラーの「枯渇現象」の影響を受けにくくなったりする。異能のような特殊な力を授かるワルキューレも僅かながら存在する。


なお、英霊機に描かれるメイン画像のマークは「ヴァルクナット」と呼ばれる古代ゲルマン民族が住む地域で見られたもので、北欧神話とも関係が深いとされているものである。


世代

ワルキューレは、「ファースト」「セカンド」「サード」「フォース」の四つの世代に分類される。ただし、アニメ時点でセカンド以前のワルキューレはほぼ全員引退ないし戦死しており、現役のワルキューレはほとんどがサードないしフォースに該当する。


また、そもそもこの区分はワルキューレ育成が早く進んだ欧州で生まれたもので、欧州以外のワルキューレをこれに当てはめて分類することは難しい。

例えば、ワルキューレ育成が欧州に比べて遅れをとっていた日本では、選抜方法的にはセカンドと同じ、元から自衛官だったワルキューレ(天塚・弥生神宮寺・晃など)も選抜の時期的にはサードに該当する。加えて、日本はピラーの本格的な侵攻が遅かったこともあり、当初は自衛官の中からでも高い適性を示す者だけを選抜する余裕があったため、選抜方法がセカンドと似ていても実力的にはサード級といえる。


以上の理由より、日本を舞台とするアニメ版、および前日譚「Sakura」でこの区分が使われることはまずない。ネームドワルキューレに関しては別格として扱われることが多い。


ファースト・ワルキューレ

この名で呼ばれる戦乙女は世界で唯一、オーディンに最初に選ばれたエイミーのみである。最初にして最強のワルキューレである彼女は、ピラーになす術のなかった人類にとって大きな戦力、希望となった。


セカンド・ワルキューレ

オーディンとエイミーの出現を受けて軍隊内から急遽選ばれた。元々軍に入っていた者の中で最低限の適性がある者が選ばれているため、軍人としての教育はされているが、ワルキューレとしての適性はファースト、サードに大きく劣る者がほとんど(少数だが優秀な戦乙女も存在していた)。該当するのはルサルカ・エヴァレスカなど。


サード・ワルキューレ

戦力の不足を補うため、軍隊に所属しないものをふくむ世界各地の志願者からワルキューレの適性重視で集められた世代。パンドラの悲劇での大敗を受け急遽速成教育を中断して実戦に投入された。彼女たちのワルキューレとしての高い適性、実力はピラーに苦戦する人類にとって非常に重要なものとなった。


フォース・ワルキューレ

戦乙女がピラーと戦うなか、さらに強力な戦乙女の捜索・育成を目指し調査対象を志願者でない者にも広げ選抜された世代。Rusalka下より後の欧州での世代のため、具体的に誰が該当するか等詳細は不明。


ネームド・ワルキューレ

サード・フォース世代の選抜において、極めて強力な適性を持つ戦乙女が発見された。その実力はセカンドはおろか他の同世代の戦乙女を凌駕するほどであり、一部の戦乙女においてはかのファースト・ワルキューレにも届くほどと評されている。

このうち、オーディンに認められた9人のワルキューレは、「オルトリンデ」「ゲイルスコグル」「シュヴェルトライテ」「ジークルーネ」「スヴェイズ」「ヘルムヴィーゲ」「ランドグリーズ」「レギンへイヴ」「ロスヴァイセ」の名がそれぞれ与えられており、9人がまとめてネームドワルキューレと呼ばれている。

なお、ネームドワルキューレが戦死した場合、その名はオーディンにより剥奪され別の者へと授けられる。ただし実例が存在するかは不明。


一覧

以下、作中で世代が明記されていない戦乙女の世代は、推定できるものについては選抜方法(軍民・志願か否か)を基準に示す。

名前世代所属英霊機
クラウディア・ブラフォードネームド(シュヴェルトライテ)欧州→日本・第909戦術姫隊グラディエーターMK.Ⅱ
六車・宮古サード日本・第909戦術姫隊キ44Ⅱ乙
駒込・アズズサード日本・第909戦術姫隊He100D
渡来・園香サード日本・第909戦術姫隊M.C.72R
ルサルカ・エヴァレスカセカンド欧州→欧州基地(ネルフェニッヒ航空基地)司令スピットファイア Mk.Ⅸ
リズベット・クラウンネームド(ロスヴァイセ)ドイツ・第103戦術姫隊Bf109G-6
レイリー・ハルティアネームド(ジークルーネ)ドイツ・第104戦術姫隊スピットファイア Mk.Ⅸ
セネア・スティングルセカンド欧州・シグルドリーヴァ(初代)He219A-7
ナタリー・チェイスサード欧州・シグルドリーヴァ(二代)スピットファイア Mk.Ⅸ
天塚・弥生サード・元ネームド(ヘルムヴィーゲ)日本・第901戦術姫隊F7F
神宮寺・晃サード日本・第901戦術姫隊F7F
沖田・桜ネームド(オルトリンデ)日本・第901戦術姫隊P-51
アルマ・コントーロネームド(スヴェイズ)イタリア・第201戦術姫隊ランカスター Mk.ⅠS
ラサ・ルリザーレ不明ロシア・第302戦術姫隊Ar234B-2
ニーナ・コルマコフ不明ハンガリー・第104戦術姫隊IL-2 NS-37
鈴原・くるみ不明(訓練生)日本P-51D
石動・萌不明(訓練生)日本P-51D
エイミーファーストシグルドリーヴァ(初代)フューリー Mk.Ⅰ
門脇・華サード日本Re.2005
夏秋・三三サード日本P-51

関連タグ

戦翼のシグルドリーヴァ 英霊機

北欧神話


勇者(勇者であるシリーズ) - 同じく神に選ばれた少女がなる戦士。二代目は他より能力が大きく劣る点、三代目は適性重視で一般から集めたという点が共通する。


アニマ(ガーリー・エアフォース) - 同じく超高性能の戦闘機を操縦する少女。ただしこちらは人造人間である。













※以下ネタバレ注意




スヴァルトワルキューレ

休眠に入った富士ピラー攻略を試みた第7話、ピラー内部に突入したワルキューレ達を襲った黒い英霊機の正体。

これまでの戦いで散っていったワルキューレ達の成れの果てであり、言葉を一切発さない上、コックピットの様子が一切映らないため肉体を保っているかどうかすら不明という幽霊のような状態になっている。

ただし彼女のように、戦死したからと言って必ずしもスヴァルトワルキューレになってしまう訳ではない様子。

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