概要
正式名称は「戦術歩行戦闘機」。
対BETA戦用の人型兵器であり、1974年に開発が行われた。
装甲材は「スターライト樹脂」で構成されており、強度は鉄以上でありながら耐熱性能も非常に高い素材である。
いわゆる巨大ロボットであるが、ロボットものの重要要素である「人型のロボット兵器にのる必要性」は以下のように解説されている。
- 光線属種BETAの出現により、既存の航空戦力が全て無力化され、地上から近づくか、成層圏から降下するしかできない。
- いわゆる敵の本陣が「ハイヴ」と呼ばれる地下坑道であり、その中を進軍するには上下左右に細かい機動が求められる。
- またハイヴの中に突入する場合、大規模な部隊で突入する事ができないため、特化させた兵装の専門兵器を多数投入する事が出来ず、少ない数の戦力であれもこれもできる柔軟性が求められる。
これらの事から、「二足歩行で必要に応じてジャンプできる」「生身の人間と同様に様々な兵装を現地で持ち替えて使う事ができる」兵器として、人型ロボットの兵器が開発された経緯がある。
戦術機を操縦するパイロットは「衛士」と呼ばれている。
操縦には衛士強化装備の着用が必須とされており、管制ユニットのシートに着座することで強化装備のヘッドセットに内蔵された高解像度網膜投影装置が機能し外部カメラの映像を衛士の網膜に投影する仕組みになっている。
種類
漫画版『マブラヴオルタネイティヴ』完結に際し、2049年までに第8世代機まで存在することが判明している。
確認される限り、第3世代まではまだ常識的な範疇の兵器だが、第7世代型や第8世代型の辺りにまで技術が発展した場合、一言で言えば戦術機サイズで小型かつ高機動性となった凄乃皇と呼ぶべき異次元の領域となっている。
メーカー
日本帝国
富嶽重工業 | 光菱重工 | 河崎重工 |
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ライセンス生産:撃震、陽炎 | ライセンス生産:撃震、陽炎、海神 | ライセンス生産:撃震、陽炎、海神 |
開発:瑞鶴不知火、吹雪、武御雷 | 開発:不知火、吹雪 | 開発:不知火、吹雪 |
遠田技研工業 | ||
開発:武御雷 |
米国
マクダエル社 | ||
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開発:F-4ファントム | ||
マクダエル・ドグラム社 | ノースアメリカーナ社 | ボーニング社 |
開発:F-15イーグル | 開発:不明 | 開発:F-15・ACTVアクティヴ・イーグル |
ノースロック社 | グラナン社 | ノースロック・グラナン社 |
開発:F-5フリーダムファイター、F-18 | 開発:F-11、F-14トムキャット、A-6イントルーダー、X-29 | |
ゼネラルダイノミクス社 | ロックウィード社 | ロックウィード・マーディン社 |
開発:F-16ファイティング・ファルコン | 開発:YF-22 | 開発:F-22Aラプター |
ソ連
ミコヤム・グルビッチ設計局 | スフォーニ設計局 |
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開発:MiG-21バラライカ、MiG-23チボラシュカ、MiG-27アリゲートル、MiG-25スピオトフォズ、MiG-29ラーストチカ、MiG-29OVTファルクラム、MiG-31ブラーミャリサ | 開発:Su-27ジュラーブリク、Su-37チェルミナートル、Su-47ビェールクト |
欧州連合
ユーロファイタス社 |
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フランス
ダッスオー社 |
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開発:ミラージュシリーズ、ラファール |
スウェーデン王国
サーグ社 |
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開発:JA-35ドラケン、JA-37ビゲン、JAS-39グリペン |
余談
実在の戦闘機をモデルにした物が多く、機種名だけで検索すると両者一緒に表示されてしまうので注意。
関連イラスト
関連タグ
戦術歩行戦闘機 衛士強化装備 マブラヴ マブラヴオルタネイティヴ トータルイクリプス シュヴァルツェスマーケン ユーロフロント マブラヴアンリミテッドザ・デイアフター マブラヴシリーズの用語一覧