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戦闘不能

せんとうふのう

戦闘不能とはゲーム用語でキャラクターが戦闘が出来ない状態のことである。
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概要

HPが0になる等の理由により戦闘に参加することが出来ない(または戦闘に参加しても行動が出来ない)という状態の一つである。


RPG

一時的にパーティから離脱する、イベント等で戦闘参加が出来ないキャラクターについては戦闘不能とは呼ばない。その為、HPが0というものを死亡と見なすゲーム(ドラゴンクエストシリーズなど)では死亡(死に)という扱いになるし、事実上RPGでの意味合いとしては両単語にそれほどの差異は無い。


しかしながら戦闘不能という単語を敢えて使うゲームの場合は「戦闘不能は死亡とは異なる」というニュアンスが強く出ているように思われる。例えば戦闘不能のキャラクターが居る状態でイベント地点などに到達した際に死亡であればそのキャラクターのイベントが発生し死亡しているのに会話などを行うという奇妙なことが起きる場合もある。しかしながら戦闘不能というのを「戦闘参加できないが生きている」と判断すれば会話をしていてもおかしくは無いわけである。とはいえ、だらけの身体で「良い天気」などという事を言っていれば頭がおかしいのではないかと思われそうだが……。

更にそれ以上の問題なのが「復活魔法」の存在で、「殺された重要人物に対し復活魔法を掛けない理由は?」と突っ込まれまくっていた。なので「復活魔法は戦闘不能(瀕死)からの復活であって、本当に死んでいたら無理」と言う設定が採用された(それ以前でも死体が腐り始めたら無理ではあった)。余談だが『エメラルドドラゴン』では復活魔法が存在しない代わりに、メンバーが(イベント以外で)一人でも死ぬとゲームオーバーと言う強引さでストーリーとの整合性を持たせている。


そしてもう一つは一時期話題になったゲーム内でのの軽視という問題への配慮も有るのでは無いかと思われる。勿論上述のようにプレイヤーにとっては戦闘不能と死亡というのは意味合いとして大差は無いため苦肉の策であると言わざるを得ないが。


SRPGにおいてはストーリーの関係により特定のユニットが戦闘不能になった場合、その時点でゲームオーバーになる(例として「サモンナイト3」の第12話2戦目でのアズリアなど)。

ゲームオーバーにならずともルートが決まってしまうことも。


シミュレーションゲーム

戦争シミュレーションゲームにおいては軍事ユニット(軍艦など)が撃沈されるなどといった復活不能な「喪失」状態にはなっていないが、損傷が大きかったり(つまり要修理)、または燃料等の稼働に必要な物資が無いなど戦えない状態に追いやられている状況を指す。

SF、架空戦記小説において大型兵器(おおむね戦闘車両や単座航空機以上)やロボット兵器が同じ状態になっている場合もこれに含まれる。

乗員に死者が出ている場合もあるが、現実の世界においても軍艦等では被弾による人的被害を想定して多めに人員定数を用意していることも多く、死者が出ていても戦闘能力は低下しつつも戦闘は可能な場合も多い。

これらの場合は運用人員には死者が出ていない場合も存在する(例、駐機中に飛行場で襲撃されて損傷し飛行不能な航空機、自律型ロボットが電子頭脳や記憶装置といったコアユニット以外の部分が全壊状態になったなど)。


別表現の例

なお、戦闘不能を別の表現に置き換えられている作品も存在する。

例として

など


  • 戦争シミュレーションでは部隊として扱い壊滅全滅などになっている場合がある。なお現実の軍隊での「全滅」とは「組織的戦闘を行えない状態」と言う意味なので、死傷者が4割程度でも全滅とみなされる事が多い。

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