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概要

廃止された列車も含めて千葉県を構成する房総半島各地を結ぶ。


2023年現在は、

が運行されている。


過去には、東京駅と(成田駅経由で)鹿島神宮駅・銚子駅間を結ぶ「あやめ」「すいごう」という列車もあった。


歴史

1972年総武快速線開通と房総東・西線→外房・内房線の全線電化に伴い両国駅発着の気動車急行を格上げして183系で運転開始された。

その後、1975年3月10日には総武本線成田線(東線)も電化され、電車特急が運行された。

1991年に、成田空港へ向かう「成田エクスプレス」が走り始め、これに伴い総武線の線路容量が不足するので、「さざなみ」「わかしお」が京葉線経由に変更された。

1993年255系房総ビューエクスプレス」が登場し、「さざなみ」・「わかしお」・「しおさい」の一部が置き換えられた(255系運転便はビュー○○と付けて区別していたが、しおさいのみ『ビューしおさい』と名乗らなかった)。


この時点で既に登場から20年が経過し183系の老朽化が始まっていたが、255系は少数配備に留まり、183系が房総特急の主役である事には変わりが無かった。E351系E257系の配備で置き換えられた「あずさ」用の183系と「あさま」用の189系がやって来て、特に古い183系を代替していた程度。

房総ビューエクスプレスの登場から更に10年、遂に183系に変わる新形のE257系500番台が登場し、ようやく房総特急の車両更新が完了。房総ビューエクスプレスの愛称はこの時に消滅し、房総特急は255系とE257系500番台の2形式体制になった。


「あやめ」は2004年に「すいごう」「ホームタウン成田」を統合した事も併せて増便したが、内房線の「さざなみ」は東京湾アクアラインを通る高速バスなどに押され気味で、年々減便。更に圏央道の木更津JCT東金JCT間が開通した事で横浜方面や品川方面で有利な高速バスに押され、減便が加速した。2015年、「しおさい」「わかしお」は減便だけで済んだが「あやめ」は廃止、「さざなみ」は君津止まりに短縮され、平日のみの通勤特急(実質ホームライナー)と化した。

乗客減による運行縮小傾向は今も続いており、E257系500番台の余剰車を波動用編成や「踊り子」に転用したほか、255系の運用を(八王子行きの廃止で運用面に余剰が出てきた)「成田エクスプレス専用だったE259系が肩代わりするなど、使用車両の整理・合理化が行われている。


関連項目

JR東日本 特急 千葉県

総武本線 中央・総武緩行線 総武線快速

成田線 鹿島線 内房線 外房線 京葉線

183系 189系 253系 255系 E257系 E259系

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