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概要

捕鯨とは、クジラ捕獲することである。イルカ漁を含む。
また、それとは別に下記のことを指す場合もある。


捕鯨問題

アメリカ合衆国オーストラリアフランススペインブラジルなどでは反捕鯨運動が盛んである。これらの国は過去には鯨油目的で大規模な捕鯨を行っていた(油を採った後のクジラは捨てていた)が、先住民を除いてクジラを食用とする文化が存在しない。
東アジアの日本、北欧のノルウェーアイスランド、デンマーク領フェロー諸島及びグリーンランドではクジラ肉を食べる文化があるため現在でも捕鯨が行われるが、厳しい捕獲枠で規制されている。

日本とノルウェーとアイスランドは商業捕鯨再開を目指して足並みを揃えている。
一方アメリカ合衆国やカナダは先住民の捕鯨は認めているが商業流通は認めないという複雑な立場である。
韓国もクジラを食用とする文化があるが、日本の捕鯨に反対する立場から自国を非捕鯨国であるとしており、「網に偶然掛かってきてしまった鯨のみ」食用にしていると主張している(実際にはクジラの専門料理店が多くあり、意図的に捕鯨を行っているものとみられる)。ロシアは先住民捕獲枠が認められているほか、調査捕鯨も行っており、ウラジーミル・プーチン首相がクジラ撃ちに挑戦したこともある。

反捕鯨運動は日本ばかりをターゲットにしているわけではない。日本ではあまり知られていないが、アイスランドやノルウェーでもシーシェパードなどの反捕鯨団体の嫌がらせは盛んで、捕鯨船を体当たりで沈没させられた事件も起っている。
アメリカ合衆国やカナダはインディアンエスキモーの沿岸捕鯨が許可されているが、反捕鯨団体はこれにも抗議行動を行っている。
なお、ロシアでは反捕鯨団体は容赦なく銃撃されるため、現在ではロシアでの抗議活動は行なわれていない。

反捕鯨にまつわる思想

反捕鯨運動とキリスト教を結びつける俗説があるが、誤りである。
実際、捕鯨国にはキリスト教国も含まれる。キリスト教においてクジラやイルカは聖なる動物でも何でもない。
神に象って創造されたわけでも霊魂を持っているわけでもないという意味で他の動物と同じである。
聖なるものの象徴にされる動物も存在するが、イエス・キリストの象徴である子羊も聖霊の象徴であるも普通に食用である。
そもそもキリスト教にはユダヤ教イスラム教のような食料規定が存在しない。

アメリカ小説白鯨」は、作家ハーマン・メルヴィルが実際にアメリカ捕鯨船に乗って取材した後に執筆された小説で、聖書を大量に引用しながら、アメリカ捕鯨という職業の風習や、捕らえた鯨の処理方法、嗜好で鯨肉を食べちゃう漁師の事まで、詳しく記述されている。詳しく知りたい人には絶好の資料、おすすめ。

反捕鯨の思想的背景は、アニマルライツ(動物の権利)思想やニューエイジである。

関連タグ

漁業
クジラ ダライアス シーシェパード Twitter 捕鯨トリオ
ノルウェー アイスランド
ハープーン:大型のを発射する捕鯨砲、又はアメリカの対艦ミサイル

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