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正式名称は損害保険ジャパン株式会社。東京海上日動火災、三井住友海上(MS&AD)と並ぶ日本の三大損害保険会社の一角で、2022年時点の売上高は業界第3位。


沿革

旧財閥系でゴッホの『ひまわり』を1987年に約53億円で落札したことで知られる安田火災海上保険と日産自動車系列の日産火災海上保険が2002年に合併し、初代「損保ジャパン」として発足。同年内に大成火災海上保険を合併する。


2010年に日本興亜損害保険と経営統合し持株会社のNKSJホールディングス(「Nippon Koa Sompo Japan」の略。現・SOMPOホールディングス)を設立、2014年にNKSJ傘下で(旧)損保ジャパンと日本興亜を合併し「損保ジャパン日本興亜」へ社名変更したが、長すぎる名称や「ジャパン」と「日本」の重複がよくネタにされたため略称として「SOMPO」を使うように推奨していた。

また、グループ企業にさらに長い名称の「損保ジャパン日本興亜ひまわり生命」があり、こちらは「NKSJひまわり生命」と略されていた。


こうした混乱もあり、2020年には前身企業の1社の名称を採った「損保ジャパン」を改めて正式社名としている。また、グループ企業のNKSJひまわり生命は「SOMPOひまわり生命」に社名変更した。


新宿の本社隣には前述の『ひまわり』や、長年にわたり旧安田火災の広告画を手掛けた東郷青児の作品を所蔵・展示する「SOMPO美術館」が建てられている。


ビッグモーターとの関係

中古車販売店チェーンのビッグモーターを巡る様々な不祥事が2023年夏に発覚したが、損保ジャパンは2015年時点で同社の第2位株主に名を連ね、37名もの出向者を派遣する親密な関係だった。そのため、同社内で自動車保険の請求を巡る不正に早い段階で気付きながら看過していた疑惑が取り沙汰されている。

東京海上日動や三井住友海上も少数ながら社員を出向させていたが、2022年にビッグモーター側の請求内容に不審を抱いた両社が取引を縮小させた分の保険契約のシェアを損保ジャパンが「総取り」するようになったと言う指摘もある。問題の発覚後、金融庁はこの3社を含む大手・中堅損保7社に事実関係の報告を命令しているが、特に損保ジャパンとの関係に重点を置いて調査する方針が示されている。


また「教育教育死刑死刑」のいわゆる「ビッグモーター副社長構文」で知られる同社前副社長の兼重宏一は損保ジャパン前身企業の1社に当たる日本興亜損保の社員だった。


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