概要
基本的に校長を補佐する役割にあり、学校教育法37条の7によると
教頭は、校長(副校長を置く小学校にあつては、校長及び副校長)を助け、校務を整理し、及び必要に応じ児童の教育をつかさどる。 |
とされている。
教頭先生と俗に言われるが、実は就任にあたって教員免許の所持は必須ではなかったりする。そのため学校に事務員として採用された人や、教育庁で経験を積んだ人が教頭になることも無いわけではない。ただ実情としては教師として経験を積んだ人が教頭昇進試験を受験するため、多くの場合教員免許を持っている。そのため、教員が数人しかいない小規模校では授業に当たることも普通にある。大規模校でも一般の教員に何らかのアクシデントが生じた際には授業を代行することもある。なお、年度の変わり目の教職員異動で次の年から校長に昇進するケースも多い。
創作世界での扱い
基本的に扱いが悪い事が多い。
校長や担任が善人で教頭が悪人な事はあっても、逆はまず存在しない(全員悪人とか全員善人なら存在するが)。悪人でなくても、校長や担任が生徒に理解を示すのに対し、教頭は頭が固い杓子定規で最終的に出し抜かれるパターンがすくなくない。
代表的な教頭先生
実在の人物
ウィリアム・スミス・クラーク(クラーク博士)
架空の人物
川島千尋(世紀末オカルト学院)
教頭(日常) - 本稿にて述べる。
・・・他にもいれば追記お願いします。
「日常」の教頭先生
時定高校で赴任している教師である。本名は、邑楽耕介。
CV:中博史
人物像
59歳。今の校長先生が来る前の校長先生で、何故か今の校長先生が校長先生になった時に教頭へと格下げとなったため、今の校長先生と教育委員会のことをあまり良くは思っていない様子。なお通常は、本人が希望した場合(責任の大きさが重荷になる、など)や、よほどの不祥事による懲戒処分(この場合、失職するケースも少なくない)でもない限り、このような格下げは無い(そして格下げに際しては「転任」という形式で学校を移る場合も多い)。
阪神ファンであり、チームが負けたときは落ち込んでいた。
ゲーム版の宇宙人では校長を妬む姿は見受けられるが教師である故、中村先生が睡眠薬を生徒に使用したことを選択肢によって知った時は、厳しく叱かったりOGの長野原よしのと会った時は自分が校長時代だったことを喜んだりもした。
服装は半袖姿も原作で見受けられたが「宇宙人」では、長袖ワイシャツとネクタイに紺色の腕抜きを着用している。
意外にもサッカーが上手で、少しだけ囲碁サッカーが出来た。
君子(現姓は設楽)という娘とみーちゃんという孫がいる。
校長への嫌がらせ
上記の理由で、校長に以下の嫌がらせを行っている。
・朝会後に、「校長先生今までありがとうございました。」とアナウンスをする。
・校長の靴箱にバターロールを入れる。
・校長のカツラが燃えてしまったとき、校長室を覗き見している(このとき満面の笑みである)。
・校長の像を自分の像に変える。
・死神の鎌のようなもので戦う。
このような事をしているものの、二人で熊を倒したり相生祐子に「仲がいいですね」といわれたときに赤面しているところから、なんだかんだ仲はいい模様。