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新日本プロレス

しんにほんぷろれす

新日本プロレスとは、日本のプロレス興行団体である。略称は新日本、新日。 (画像は公式マスコットキャラクター:ガオたん)
目次 [非表示]

概要

キャッチフレーズは「キング・オブ・スポーツ」。「日本プロレス」を追い出されたアントニオ猪木が旗揚げした団体で、現在の日本のプロレス団体では最古の歴史を持つ。

旗揚げ戦は1972年3月6日(その7ヵ月後にライバル団体の全日本プロレスが旗揚げされた)。

現在もメジャー団体最高峰にふさわしい形で君臨している。


毎年1月4日の東京ドーム大会に夏の恒例行事(近年は9月~10月の秋開催)である”G1 CLIMAX"や秋季開催の”WORLD TAG LEAGUE”、ジュニアの祭典”BEST OF THE SUPER Jr.”といった大会では数々の名勝負が産み出されている。


管理タイトル

王者表記は2024年1月4日時点でのもの

シングル王座

IWGP世界ヘビー級

  • 2021年にIWGPヘビー級王座、IWGPインターコンチネンタル王座が統一されたタイトル。

現王者:内藤哲也<第8代王者>

次期挑戦者:未定


IWGP Jr.ヘビー級

現王者:エル・デスペラード<第94代王者>

次期挑戦者:未定


IWGP GLOBALヘビー級

  • 2023年にIWGP USヘビー級(&UKヘビー級)が廃止されたことにより新設されたタイトル。

現王者:デビッド・フィンレー<初代王者>

次期挑戦者:ニック・ネメス(元ドルフ・ジグラー)


NEVER無差別級

現王者:タマ・トンガ<第42代王者>

次期挑戦者:未定


IWGP女子

  • 2022年に設立された女子プロレスのタイトル。

現王者:岩谷麻優<第3代王者>

次期挑戦者:


NJPW WORLD認定TV王座

  • 15分1本勝負で試合を行い。時間切れの場合はコイントスで決着をつける。

現王者:棚橋弘至〈第2代王者〉

次期挑戦者:未定


タッグ王座

IWGPタッグ

現王者:ヒクレオ&エル・ファンタズモ<第100代王者>

次期挑戦者:未定


IWGPジュニアタッグ

現王者:フランシスコ・アキラ&TJP<第74代王者>

次期挑戦者:未定


NEVER無差別級6人タッグ

現王者:オカダ・カズチカ&棚橋弘至&石井智宏<第26代王者>

次期挑戦者:未定


その他王座

KOPW2024

  • ルールは試合ごとに選手自身が希望するものを持ち寄り、ファン投票によって決定する。
  • 防衛戦を繰り返していき、年末の時点でのトロフィー保持者がその年のKOPW王者となり終了、翌年は1からタイトル保持者を決める。

現保持者:未定<初代保持者>

次期挑戦者:グレート-O-カーン&YOH &石森太二&矢野通


STORNG無差別級王座

  • NJPW STRONGという事前収録形式の番組として配信される。

現王者:エディ・キングストン<第6代王者>

次期挑戦者:未定


STRONG無差別級タッグ王座

現王者:ヒクレオ&エル・ファンタズモ<第6代王者>

次期挑戦者:未定


STRONG女子王座

現王者:ジュリア〈第2代〉

次期挑戦者:未定


主な歩み

旗揚げ当初は人数も5~6人と非常に少なく、テレビ中継も無ければカール・ゴッチ以外の大物外国人も招聘できなかった。

しかし、翌年の1973年に坂口征二が若手数名を連れて日本プロレスから合流。それに伴い、テレビ放送も開始される様になり「猪木・坂口」の2枚看板で団体をけん引し、80年代には長州力藤波辰爾の「名勝負数え歌」やタイガーマスクが人気を博す。

だが、長州が「ジャパンプロレス」を旗揚げして全日マットに参戦したり、前田日明が「UWF」に参加したりと「冬の時代」を迎えたが、後に坂口征二が社長になった80年代後半以降から黄金期に突入し、90年代「闘魂三銃士」がトップに立った新日本は業界をリードし続けていたが、坂口が会長にシフト、藤波辰爾が社長に就任した2000年代に入ってから冬の時代に突入。

ゴタゴタ続きで武藤敬司橋本真也に社長退任後の藤波など多くの選手が離脱したことで暗黒時代を迎え、

三沢光晴を中心に旗揚げしたNOAHK-1ら総合格闘技の繁栄もあり、プロレス低迷の象徴になってしまう。

とは言えこの頃には、岡田和睦(オカダ・カズチカ)や内藤哲也といった逸材も加入している。

しかし、ユークスに買収され猪木の手を離れてからは徐々に息を吹き返し、2010年は業績黒字を記録。

2010年終わりから半年以上、ツアーのまとめとなるビッグマッチではすべて満員を記録し、2011年における地方のビッグマッチは全て超満員札止めを記録している(2011年6月現在)。

全日本、NOAHを含む3大メジャー団体において、新時代のプロレス界におけるリーダーとしての存在感が出てきている。


ユークスからブシロードへ

2012年1月31日、新日本プロレスはユークスが保持する自社株100%を、5億円で株式会社ブシロードグループパブリッシング(ブシロードGP)に同日付で譲渡。

これをもって、新日はユークスからブシロードの子会社となった。

その後、9月にはカードゲーム「キングオブプロレスリング」が発売。

新日本所属選手をはじめグレーテストレスラーズ、他団体選手まで幅広いカードを展開中である。


2022年現在は棚橋弘至飯伏幸太、第三世代が所属する本隊、本隊と同盟関係に落ち着いたオカダ・カズチカを筆頭とする「CHAOS」、ジェイ・ホワイトが4代目のリーダーを務める「BULLET CLUB」、内藤哲也を中心とする「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」、鈴木みのるを首領とする外敵軍団「鈴木軍」、CHAOSを離脱したウィル・オスプレイが築いた新興勢力「UNITED EMPIRE」、BULLET CLUB所属のEVILがリーダーを務めるBCの内部ユニット「HOUSE OF TORTURE」・・・と複数の勢力が抗争を展開している。


海外展開

2014年2月にアメリカ第3の団体ROHと提携し、アメリカで合同興業も開催するようになった。

このほか、メキシコのCMLL、アメリカのインパクト・レスリング(旧TNA)、AEWとの連携を強めている。


最近はtwitterfacebookYoutubeの公式チャンネルなどネット上でも幅広く活動し、国外への発信力を強めている。公式動画配信サービス「njpwworld」、FITE TV(アメリカの動画サービス)ではアメリカにおけるシリーズ『NJPW STORNG』が展開を開始。独自の大会やタイトルも制定されるなど、日本国内とは別のブランドが形成されつつある。


新型コロナウイルス

2020年、世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスCOVID-19)は、プロレス業界にも多大な影響を及ぼした。

特に新日本プロレスでは、政府からのイベント自粛勧告に従い、3月1日から3月15日までの11大会を中止することを発表。だが感染拡大は収まらず、4カ月間・110日間に渡り合計53大会を中止した。その中には、重要な大会の一つである旗揚げ記念日(代替開催はなく開催中止)やGWの恒例行事となっている福岡でのレスリングどんたく(代替開催はなく開催中止)、NEW JAPAN CUP(興行再開後の6~7月に開催を変更)・BEST OF THE SUPER Jr.(2020~21年は11~12月に開催時期を変更)など、団体が重要視しているリーグ戦も含まれていた。

業界内では、既にフォーマットが構築されている女子団体アイスリボンなど、ネット配信による無観客興行を行っていた団体もあるが、業界最大手である新日本は、「最大手である以上、会社の社会的責任が伴い倫理観ある行動が求められている」として、さらに「無観客であっても(会場そのものが3密である以上)選手・スタッフの感染リスクは避けられない」という判断から、完全な活動停止に踏み切る判断を下した。

緊急事態宣言全面解除後の6月15日、会場非公開の無観客試合として興行を再開。その後、感染対策に留意しながら徐々に有観客大会にシフトしていった。

そして2021年5月に所属選手の陽性が確認されるまで、スタッフ、観客を含めて感染者を出さずに興行を成功させた。


所属選手

新日本プロレスの所属選手一覧を参照。


関連タグ

プロレス

アントニオ猪木:創設者

ブシロード:2012年から親会社となり、オカダ・カズチカなど所属選手をコマーシャルに起用している。

全日本プロレス:双璧を成すライバル団体。2022年の後楽園ホール60周年還暦祭では両団体の看板選手の混成タッグがみられた。

プロレスリング・ノア:近年のライバル団体。2022年1月8日横浜アリーナ大会で対抗戦が行われた。

DDTプロレスリング ドラゴンゲート:ここ数年間で好調を維持している団体

GLEAT:2021年に旗揚げした新興団体。旗揚げ戦のメインにSHOが参戦した。2022年1月の東京ドーム大会にCIMAが参戦して以降、両団体間での交流が活発になっている。(GLEAT所属選手が新日本の大きな大会へ参戦、新日本所属選手がGLEATの興行に参戦するなど)

ROH:アメリカの提携団体

CMLL:メキシコの提携団体

エマーソン、レイク&パウエル:会場での試合前と全試合終了後と中継番組『ワールドプロレスリング』のOPにエマーソン、レイク&パウエルの楽曲『The Score 』が使用されている。

JAM_Project:『G1 CLIMAX』第31回大会テーマソング『Max the Max』を歌唱(G1のテーマとして制作)。⇒JAM Project公式YouTubeチャンネルによる動画


NJPWグレーテストレスラーズ

新日本プロレスが創立35周年を期に創設して功労者(引退した選手のみ)を表彰する制度。

2012年以降は発表無し。故人は✝。なおブラック・キャットとドン荒川は正式に引退しないまま亡くなっている。

2007年

アントニオ猪木✝ 坂口征二 星野勘太郎✝ 山本小鉄

2009年

魁勝司 小林邦昭 前田日明 ブラック・キャット✝

2010年

アニマル浜口 橋本真也

2011年

ドン荒川✝


外部リンク

公式サイト

公式YouTubeチャンネル

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