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新絵心教室とは

ニンテンドーDS用「わりと本格的絵心教室(前期/後期)」(DSiウェア)「絵心教室DS」(パッケージ版)の後継バージョンとして発売された

ニンテンドー3DS専用絵画レッスンソフトである。


仕様

機種 ニンテンドー3DS
ジャンル 絵画レッスン
発売日 2012年9月13日(木)
価格 税込3,800円
販売元 任天堂
CERO A(全年齢対象)

新要素

・ダウンロード版とパッケージ版の併売(機能的な差異はない)

・レッスンは全く新しく新規制作された(メインレッスン17レッスン、ミニレッスン15レッスンの計32レッスン)

・前作にはなかった人物画レッスンが追加される

・新たな画材として色鉛筆やパステル等の画材が加わる

・試し書き用の描画領域が加わる

・鉛筆モードに白鉛筆と木炭が加わる

・絵の具の透明度はパレットに設定可能になった、また設定色数が増加(20×4パレット=80色、パレット間の色複写は不可)

絵の具の描画処理が前作から大幅に変化した、重ね書きをすることにより絵の具が厚みを持つ

・原色(チューブから出す絵の具)の種類が増加(スライドして設定)

・絵の具の設定色同士を更に混色できるようになった(従来は上書きされていた)

・「絵の具を乾かす」概念、ウエスによる上書き色を消す機能(簡易レイヤ)

・各画材は自由に変更可能、ただし変更時に定着する(下書き色として固定されるため簡易レイヤとして使用可能)

・動画によるものや角度や光源を変更できたりする参照データがある

・前作パッケージ版で不可能だった描いた絵のSDカード保存ができるようになった

(ニンテンドー3DSカメラの写真画像保存領域と共有、合計3000枚まで)

・途中経過を50枚保存可能(基本/応用/追加、フリーペイント別)また、途中経過を通信機能でシェア可能

・ハード解像度の変更に伴いペイント領域の解像度も上がった(640×480ピクセル)

・これに伴い額縁を保存画像にはめ込む機能はなくなった

・仮想美術館モード(額縁選択はこちらで行われる、100枚まで保存可能)

・追加レッスン(有料)

・手作りレッスンをフレンドコードを交換したユーザーに配布可能、また任天堂からもレッスンが配布されている、50レッスンまで保存可能

ビンス先生による今日の豆知識(内蔵タイマーにより日付ごとに異なるtipsを表示)

参照画像サイズが640×480ピクセル以外にも800×480ピクセルや400×240ピクセル(他のソフトのスクリーンショット)等のワイド画面サイズに対応(ただしグリッドを表示させると表示領域は320×240ピクセルの4:3に制限される)


追加レッスン

2012年10月4日に第一弾配布開始(メインレッスン+ミニレッスンで1パック、各150円)

・「夏の食べ物を描こう」(アイスクリーム/ベリー)

・「ボートを描こう」(青いボート/白いボート)

・「どうぶつを描こう」(猫/ニワトリ)

2012年10月25日に第二弾配布開始

・「モネのように描こう」(スイレン/ラベンダー畑)

・「鳥を描こう」(ミミズク/オオハシ)

・「ゴッホのように描こう」(夜景/画家)

2012年11月15日に第三弾配布開始

・「光の反射を描こう」(ケトル/水面)

・「感情を表現しよう」(平静/怒り)

・「グラスを描こう」(氷とグラス/林檎とグラス)

2012年12月6日に第四弾配布開始

・「灯りを描こう」(ロウソク/照明)

・「人の動きを表現しよう」(ポーズ1/ポーズ2)

・「風景をソフトに描こう」(空と大地/朝焼けの浜)



新絵心教室のユーザーインターフェース(UI)

以下、フリーペイントモードについての記載、レッスンモードでは

内容に応じて機能が制限されている

前作から変更されていない点

・筆圧感知はしない仕様、このため「抜き」の表現はできない

・UNDO/色スポイトはない

・一度出力したJPEG画像を編集はできない、又参照画像を直接編集もできない

例によってアニメ調/萌えイラストレッスンは無い


前作から削除された点

・参照画像フィルタ機能はなくなった

・額縁はめ込み機能はなくなった(これは3DSの解像度がちょうど1/4のQVGAになったためだと思われる)


注意点

液晶の輝度設定が低いor省エネモードになっていると液晶が黄色っぽく表示されたり細かいハイライトが見えない場合がある、注意。(入門コース「川」や応用コース「桃と水差し」のハイライト等)

輝度の設定は3DS本体メインメニュ-の左上アイコンを押下する



ポタンショートカット

Xアイコン類を隠す
yXアイコンを移動
a/b参照画像/ビンスお手本画像切替
L/R押下している間だけ画材設定モード
start/selectメニュービンズアイコンを押下と同じ

画材の解説


鉛筆モード

・二種類の太さ×4種のペン(2B/HB/2H/白鉛筆)+消しゴム2種+木炭

・新たに木炭(極太の寝かせ鉛筆の様な描画)が加わる

・鉛筆はそれぞれ粒子の粗さが異なる、単純に明度が異なるというわけではない

(2B鉛筆や白鉛筆は他の種類の鉛筆の重ね書きで荒いドットで描画される、定着してから上書きするとこの描画は出ない(仕様?))

・練り消しゴム(細い領域消去)、消しゴム(太い領域消去)

・白鉛筆は消しゴムで消すことが出来る



絵の具モード

・17色の原色から色を混ぜ合わせることができる

・絵の具には厚みの概念があり、濃度限界値を超えると厚みの光の反射を伴った独特の描画をする、また色を伸ばすことができるがその処理の限界値も制御しているようだ、描画濃度により色が描画された後もタッチしたままスライドすることで色を伸ばす処理にシフトする

・色設定は20色*4パレットの合計80色分を作成可能(濃度別も可能、4段階の濃度を持つ)

・描画濃度は水によって調整可能(0-3の4段階)、塗り重ねの透明度は以下の通り

-水3 7-8層程度で下地を隠す、塗り重ねても厚みを持たない濃度までしか描画されない

-水2 4-5層程度で下地を隠す、さらに8-9層程度で絵の具が厚みを持つ

-水1 1-2層程度で下地を隠す、さらに3層で絵の具が厚みを持つ

-水0 かすれによる塗りムラ有、はじめから厚みを持っている

・色の設定されていない座標は無色の筆となる、水を追加すると無色の水筆になる、水により色の伸び方が異なる

・筆は平筆3種(スライド距離で一定の太さ)、丸筆3種の(スライド距離で描画幅が太くなる)の6種+ウエス(色を削り取る、実質的に絵の具モードでの消しゴムとして機能する)

・作成した色を他の空の色領域にスライドするとその色を複写する

・作成した色を他の作成した色ににスライドするとその色と混色される

「絵を乾かす」モード、これを選択すると、選択以前の描画をウエスにより消せなくなる、これを利用した簡易レイヤ描画が可能

・チューブをタッチし続けると色名の説明が出る

・設定色をタッチし続けると色設定削除

・色相環アイコンをタッチすると、色相環混色サンプルが表示される(レッスンモードでは混色のガイドが出るがフリーペイントモードではこれ以上の機能はないようだ)


パステルモード

・3種類の太さが選択可能

・描画濃度は濃く、下地色がない場合や定着直後の描画は、2層で下地を隠す

・パステル同士の重ね塗りはタッチ時のパステルの下地色により色が混色されて描画される、5-8層程度で下の色を隠す

・スライド距離にかかわらず太さ、濃度共に一定の描画処理を行う

・擦筆(サッピツ)により色をなじませたり、こすり取ったりすることができる(あまりこすると色が剥げて紙の地色が出たりする)、太さも3種類

・消しゴムで消すことが出来る、練り消しゴム(細い領域消去)、消しゴム(太い領域消去)

・4つのパステルセット、固定色(45色/45色/14色/27色)、色配置も固定、移動できない

絵の具モードで厚塗した塗りムラを何故か擦筆でならすことが出来る


色鉛筆モード

・2種類の太さが選択可能

・描画濃度は薄く何回も重ね書きしないと下地を隠さない

・下地の画材により描画濃度が異なるようだ、絵の具の厚みの輪郭に対して色鉛筆は濃く描画する

・スライド距離にかかわらず太さ、濃度共に一定の描画処理を行う

・4つの色鉛筆セット、固定色(40色/40色/12色/24色)、色配置も固定、移動できない

・消しゴムで消すことが出来る、練り消しゴム(細い領域消去)、消しゴム(太い領域消去)

絵の具モードで厚塗した塗りムラを何故か消しゴムでならすことが出来る




公式HP

新絵心教室公式

開発者インタビュー(社長が訊く)


レッスンタグ

新絵心教室_レッスンまとめ


入門コース



応用コース


追加レッスン


公式手作りレッスン

新絵心教室_スギちゃん絵の具講師:任天堂(配信停止)
新絵心教室_クリボーパステル講師:ニッキー(いつの間に交換日記)(2013年1月20日まで配信)

関連タグ


絵心教室

colors!

ニンテンドー3DS 3DSLL

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