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日向秋

ひなたあき

『ケロロ軍曹』の登場人物。ここでは、彼女の夫(夏美や冬樹の父親)についても併述する。
目次 [非表示]

CV:平松晶子


概要

日向家の家長で夏美冬樹母親。角山書店から発売されているマンガ雑誌の編集者として働くキャリアウーマンでもある。


身長は160→162cm(11.5巻→22.5巻。なお、ひみつ超ひゃっかでは「172cm」と誤表記されていた)、体重は現在"TOP SECRET!とされているが、過去の「ケロロ軍曹ひみつ超ひゃっか」では60kgだった。年齢は不明だが、20年前には中学生だったので、30代前半だと思われる。


も不明(後述)だが、彼女の言葉から察するに、おそらく日向家にいない理由は遠出(海外赴任・転勤)をしている可能性が最も高い。ちなみに「日向」は彼女の姓である(たまたま夫と同じ姓という可能性も無くは無いが)。


容姿

上記のように160㎝台の長身で、男性から見ればとても魅力的な身体つきをしており、夏場はやたらと露出過多な服装をしている(アニメ版では規制の関係で服装が変わっている)。その影響で二次創作ではあっちの方面でも活躍。


髪は冬樹と同じ黒(アニメでは藍色)で基本的にはポニーテールだが、夏美と同じツインテールにしていることもたまにある。アホ毛の位置は側頭部に2本で昆虫触角のよう。普段はツル無しのメガネを愛用している(超劇場版4のみデザインが異なる)がどう見てもただ載せてるだけなのは気にしてはいけない。


クルルが発明した人生ガ二度アレバ銃で10代の体に若返った時は胸は今ほどではなかった。また若い時の風貌は髪を長くした冬樹そのもので、この姿で息子の制服を着て学校に遊びに行った時は夏美や桃華からは冬樹と間違えられていた他、山口先輩に至っては危ない扉を開きかけた

198X

↑画像左が秋(右は冬樹)


性格・能力

基本的に明るい性格で優しい。そのためいつも家事をサボっているケロロを叱る夏美と違ってケロロに甘い面がある。またケロロ小隊に対しては「ケロちゃん」「ギロちゃん」など名前の先頭二文字を「ちゃん」付けで呼ぶ癖がある。

さらに好奇心旺盛で運動神経が高く、何をするにも大胆なことしでかすため、クルルから『ダイナマイトな女』という異名を付けられている。もちろんこの言葉にはあっち方面のことも表しているが、大体は行動のことを指しており、その言葉に恥じず作中では通勤通学の移動手段であるバイクを使ってエイリアンを撃退したり、無意識に生き物を一撃で倒したりするといったものがよく描かれている。原作では合気道十五段を取得していることが判明しており、おそらくその大胆な行動はこれが影響していると思われる。


編集者としては同僚漫画家からとても人気があり、上司から「編集長にならないか?」と勧められるほど仕事上手。しかし、その影響で子供たちと一緒にいられる時間が少なく、彼女の悩みの一つになっているため、常に昇進を蹴っている

編集者としての顔は誰が見ても分かるほどの真面目といった感じで、作品自体は褒めるもののを細かい欠点を非難するように指摘していくのが基本スタイル。そのスタイル故に駆け出しの新人漫画家にとっては作品を酷評されて精神的なダメージを負わされるらしいのだが、彼女の指摘する欠点が的確であるために「その指摘こそ良い出来になる」と考える人の方が多く、おかげで大成功を収めた人は多い。

PS2ソフト『ケロロ軍曹メロメロバトルロイヤル』のオリジナルエピソードの1つである「マンガの秘密強奪大作戦!」では、彼女が漫画雑誌の編集者としていかにプライドを持っているかがストーリーを通してよく分かるものとなっており、「作戦」と称して漫画の原稿を盗んだケロロたちに対して「冗談にもほどがあるわよ…」と言いながら本気で怒り、「原稿は作家さんが命を削って描いたキャラの命の源」と諭して彼らを更生させている。


大の動物嫌いな面があり、日向家でペットを飼うことが禁止になっているのは彼女が影響している。ただしアニメ132話Bパートで別の飼い主の家から逃げてしまった青い鳥の「ブーちゃん(ナッチ)」を保護のために一時的に飼うことを許すなど、一概に禁止しているわけでもない様子である。その一方で宇宙人のようなものは特別歓迎しており、ケロロと初めて遭遇した際は「あなた最高よ。ずっとここにいてもいいわ!」と大歓迎していた。なぜなのは不明だが、宇宙人にドロドロヌルヌルにされたがっていたり、巨大ロボット等を見て面白がっていたりしていたため、「彼女にとって可愛らしい外見」だったり「その人が彼女にとって楽しみである対象」だったりすると許可されると思われる。


このような人物像のため、ケロロ小隊からは夏美ほどではないが「日向家最強生物」として恐れている存在でもある。


なお上記の10代の体に若返って夏美とサッカー対決をした際(夏美は冬樹と勘違いしていた)は同等の強さを見せつけるなど運動能力がほとんど今と変わっておらず、さらにアニメ210話で5歳に若返った際にも今のように運動神経が抜群だったことが判明している。


おそらく夏美の運動神経の良さ、冬樹の好奇心旺盛な性格と見た目は彼女譲り。


彼女の夫について

先述したように、現在日向家には父親がいない。また離婚しているのかどうかも不明。

基本的に作中ではこれといって情報がほとんどないが、秋曰く「現在の自宅を買った頃にはいなくなった」らしい。またこれまでの日向家の家族設定から、髪型やその色は夏美にそっくりであることが考えられる(冬樹の見た目が秋譲りであることから)他、名前に「」が含まれることも考えられる(日向家が春夏秋冬で繋がっていることから)。


作中でも冬樹の回想(いっしょに玩具屋に行ったりしていたらしい)で姿が隠されたり、秋の修学旅行の男子生徒(おそらく)とのツーショット写真では他の写真が邪魔になっていたりするなど、ほとんど情報が不明となっている。ただし、少なくとも秋よりは背が高いことが秋の若い頃の写真で判明したり、冬樹が基本的に秋を「ママ」と呼称する一方で、父親を「お父さん」と呼んでいるシーンが散見されるなど、おおまかな人物像が徐々にはっきりする場面も見られる。


そしてアニメ最終回である357話で、秋と秋奈の電話の際についに「春」というワードが登場。このワードについてケロロは「秋や夏美を超える最強人物」だと思っていたが、クルルは「父親の名前が"春"ではないか」と疑っていた。最終的には季節の「春」を指していると夏美や冬樹から指摘されたが、その話の終盤で秋が「春も一緒にね…」と語った。


そう、ついに父親の名と思われる発言が出てきたのである。本名なのかは不明だが、少なくとも"春"というワードが彼に関係するワードなのは間違いない様子である。

しかし肝心のは明かされることはなく、物語最後に赤髪の父親とみられる人物が夏美と冬樹に腕を引っ張られている写真が映ったところで終了している。


最後まで正体不明な父親である。


pixivにおいて、そのこともあってか父親関連のイラストが全くない。


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