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日5

にちご

毎日放送製作の日曜日17時(夕方5時)-17時30分にTBS系全局で放送されていたアニメ枠の通称。ここでは前身の「土6」についても述べる。
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概要

毎日放送が制作に関与しているアニメ番組枠。
この枠が出来たのは2008年春の番組改変で、それより前は土曜日の夕方6時にアニメ枠が設定されていたが、TBS製作のニュースショー「報道特集NEXT」(現:報道特集)が放送時間を拡大することに伴い日曜の夕方に移動してきた。

夕方6時のアニメ枠は「土6」と呼ばれており、1993年7月の小改編での「新伍のワガママ大百科」(クイズ番組)の終了を受け、そのピンチヒッターにアニメ「3丁目のタマ うちのタマ知りませんか?」を据え、さらにその後継に再びアニメ「ムカムカパラダイス」を据えたことで事実上誕生。1996年からは特撮ウルトラマンシリーズも放送していた。
2002年10月の「機動戦士ガンダムSEED」からアニメのみを放送するようになる。
この作品が大ヒットしたことにより、後の放送作品の傾向を決定づけることとなった。
また「土6」および「日5」アニメは、主にこれ以降に放送された作品を指している。

2017年4月2日に放送された「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」最終回限りで、アニメ・特撮枠として(土6含めて)23年9ヶ月の歴史に幕を下ろした。なお、毎日放送ホスト・TBS系列全局放映アニメ枠は、土曜朝6:30-7:00に移った上で存続してはいる(TBSとの合同アニメコンプレックス枠・「アニメサタデー630」第1部・第2部。15分作品2本立て)が、本枠とは傾向がまるで異なっている。

特徴

ここでは2002年の「機動戦士ガンダムSEED」以降の作品傾向について解説する。

放送作品の対象年齢は高めに設定されており、深夜アニメで放送されている作品とほぼ同等のファン層となっている。
少年漫画原作のアニメ化作品が(特に日5枠)多い一方で、これ以外の原作作品が放送されたことは殆ど無い。またアニメオリジナル作品はガンダムシリーズヤマトなど、往年の人気作品を除いて少なめとなっている。
所謂アニヲタ向けの作品が多い故に、日5枠では深夜アニメの続編が放送されたことがある一方で、続編が深夜枠にないし他局に移動した作品も少なくない。

前身の土6枠では、「BLOOD+」までは4クールまでが中心だったが、「天保異聞 妖奇士」からは2クール放送に変更された。
日5枠以降は土6枠と比べると放送期間は短くなっており、2クール放送中心だが、1クールのみやそれ以下となった放送作品も少なくない。連続放送4クール超えとなったのは「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」と「機動戦士ガンダムAGE」の2作品のみである。

多くの作品でスポンサーとして音楽ソフトメーカーのソニーミュージックの日本法人(SMEJ)並びにアニプレックスが関わっているため、主題歌やエンディングテーマは、まずSMEJ(アニプレックスも含む)系のアーティストによるタイアップを起用することが不文律となっていた。
日5枠以降では主題歌のみSMEJではない別の音楽ソフトメーカーが手掛けたこともあるが、それでも深夜アニメに見られる、出演声優が主題歌やエンディングテーマを歌うということはまずない。

放送局

視聴できるエリアは北は北海道から南は沖縄県までと非常に広い。TBS系列のない秋田県福井県徳島県佐賀県でも加入しているケーブルテレビがTBS系を再送信(ただし徳島と佐賀は近隣府県のTBS系をTVアンテナまたはケーブルテレビの再送信)していれば視聴できる。
また、BSでは一部作品がBS11アニマックスにおいて、遅れネットで放送される。

ただし土6枠時代は全局同時ネットを最初から行っていたのではなく、ローカル番組の関係で段階的に同時ネット局が広がっていった。ネット開始から日曜5時へ枠移動するまで遅れネット体制を維持していたのは静岡放送のみだった。

たまに放送時間が30分繰り下がることがあるが、その場合裏番組として「遊戯王」シリーズ(テレビ東京系列)と被ってしまった。また、一時期NHKEテレ(NHK教育)でも日曜夕方5時台後半にアニメを放送することがあるため、その場合もやはり裏番組として被ることがあった。
土6枠時代ではNHK教育のアニメと競合していた。

放送番組

土6時代

クイズバラエティ「新伍のワガママ大百科」が打ち切りにあったため、急遽この枠で放送。全9話中6話が4年前のOVAからの流用ということからもその急遽っぷりが伺える。とは言えこれが土6枠初のアニメ作品である。後に2期が制作されたが、日曜朝11時台にて放送された。この作品からしばらく日本アニメーション制作の作品が続いた。

いがらしゆみこが漫画を担当したタイアップ作品。
ちゃおの連載と同時進行でアニメが放送された。従来魔法少女ものに対するアンチテーゼ的な作品。
郵政省の学資保険(現在はかんぽ生命が取り扱う)のCMにキャラが起用されたことから話題になった作品のアニメ化。原作はだいぶ毒が強いが、アニメ化にあたりだいぶ改変されて丸くなっている。日本アニメーション制作はここまで。
いわゆる平成ウルトラマン三部作第1作。
平成ウルトラマン三部作第2作。
平成ウルトラマン三部作最終作。
ゾイドのアニメ化作品。玩具の売れ行きばかりか視聴率も良かったため、4クール予定が5クールに延長された。
文字通り新世紀第1作。前作が戦争ものだったのに対し、一気にトーナメントものに様変わりし、大きな話題を呼んだ。
平成ウルトラマン第4作。途中出演者が傷害容疑で逮捕される騒動があり、釈放されるまでの5話分は再編集版やビデオ作品の放送でつないだ。
  • 機動戦士ガンダムSEED(2002年10月-2003年9月)
この作品以降完全なアニメ枠に。この作品の大ヒット以降「アニメの月9」と呼ばれるようになる。
前作を超えるヒットとなった。原作とは多くの点が異なっており、原作準拠のアニメが2009年に作り直された(後述)ため、旧鋼と呼ばれることがある。
ガンダムSEEDの続編。地上波でアレなシーンが放送されたりもした。
  • BLOOD+(2005年10月-2006年9月)
沖縄の在日米軍絡みの問題など、プロデューサーの竹田靑滋の思想が色濃く現れた作品となっている。
これのベースとなった映画「BLOOD」と比べて、女性ファンがついた(これまでの3作で女性ファンを多く獲得したことも要因となった)ことで、商業的にはそこそこ成功を収めたが・・・・・・・・・・。
この数年後に新シリーズが深夜枠に放送されている。
視聴率が振るわなかったせいか、「放送延長を認めてもらえなかった」らしい。 このためか、これ以降の作品は原則2クールとなる。
前作の「打ち切り」のため、深夜で放送する予定が急遽この枠に来た。
土6最後の作品。続編は日5で放送された。この作品以降ハイビジョン制作。

日5移転後

記念すべき日5枠の第1弾。第1作は深夜アニメとして放送されたが、元は前身の土6で放送する予定だったらしい。後にスピンオフ映画「亡国のアキト」などが制作されている。

土6枠にて放送された作品の続編。第1期から5年後の世界を描く。この後劇場版が制作された。
土6枠で放送された作品の「作り直し」。話を原作準拠にした再アニメ化でとことん原作にこだわりすぎた結果、最終回が1週延期となってしまった。そのため、この枠で最長の放送期間を持つ。なお、キャストはエルリック兄弟などの一部を除き一新されているが、中には別役出演になった者も多い。
深夜アニメ「戦国BASARA」の続編。ゆえに一部系列局でその第1作のダイジェスト版(名付けて「宴EDITION(パーリィーエディション)」)が、深夜アニメとして放送。後に劇場版が公開された。
日5枠では初の、かつ唯一の完全オリジナル。学園もの+ロボットものという異色の組み合わせ。後に新作パートを追加した総集編映画が公開された。
原作はジャンプSQ連載。放送当時は既刊が6巻しか発売されておらず、原作に追いついてしまうため、後半部はオリジナル展開となった。その後、アニメ最終回後を描く劇場版が公開された。この数年後に続編が深夜枠アニメイズムで放送されている
 事実上サンライズレベルファイブの合作。連続4クール超えとなった最後の作品。
  • マギ(2012年10月-2013年3月、2013年10月-2014年3月)
原作は週刊少年サンデー連載。分割4クールが決定していたとはいえ、この枠で続編が放送された最初の作品。後に外伝「シンドバッドの冒険」が放送(こちらは深夜枠アニメイズムで放送)。
宇宙戦艦ヤマト」シリーズの大幅リメイク。諸事情によりひとまず映画として公開の後にテレビ放送された。
週刊少年ジャンプ連載作のアニメ化。この枠では珍しいスポーツもの。続編が2作製作されたものの、いずれもこの日5枠では放送されていない
原作は週刊少年マガジン連載で、これによりこの枠では3大少年漫画雑誌掲載作品がそろったことになる。また、この枠で続編とも言える完全新規エピソードが放送されたが、全4話であったため、日5枠では放送期間が最も短い作品となっている。さらに2期が決定している。
同名の小説ではなく、これを下地にした荒川弘の漫画が原作扱いとなっている。2作続けて講談社がらみの作品となった。また、この枠で続編が放送されている。
ガンダムシリーズ作品。第2部も本枠で放送された。そしてこれが日5枠の最終作となった。
原作は週刊少年ジャンプ連載。戦国BASARA弐以来の1クール作品となったが、2期が制作・放送される事になった。ただし他局に移籍(移籍先でも週末の夕方に放送)。

単発枠

かつてゴールデンタイムに放送されていた番組のアンコール放送。(単発とは言え)この枠の最高視聴率8.0%をマークしている。放送後、この番組の再開を求める投書がMBSに届いたとか。

OAD収録、テレビ未放送エピソードの「イルゼの手帳」を放送。本編は本来は独立局作品として作られたものだったが、なぜか全てのテレビネットワークが揃った作品に成り下がってしまった。

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