概要
東武鉄道のグループ企業。タクシーは埼玉県などの東武鉄道沿線、路線バスは主に埼玉県東部の東武伊勢崎線・日光線沿線を中心とした地域で展開する。路線バスは、かつて東武鉄道が直営していた路線が多い。
本社は埼玉県越谷市。
朝日自動車グループを形成し、朝日バスグループと呼ぶことも。
グループ企業一覧
バス事業
路線バスと乗合貸切バスを実施。通常の貸切バスは実施していない。
路線バスの系統番号は東武鉄道より移管された直後に廃止されたものの、近年になって復活し、現在はアルファベット2文字+数字2ケタで構成される体裁になった。
●越谷駅の系統ならKS11〜
●春日部駅の系統ならKB11〜(西口)/KB51〜(東口)
●久喜駅の系統ならKU11〜
というようになっており、のりばが複数ある駅に発着する系統の場合、十の位はその駅ののりば番号を指すものも多い。
春日部駅を例に挙げると、同駅バス乗降場は西口が1〜4番のりば、東口が1〜3番のりばと通し番号になっておらず、東口発着系統について、上記のように40を上乗せし、区別を図っている。
また、途中折り返し系統には別番号が付けられる。
この系統番号表示方式は川越観光自動車や、国際十王交通でも採用された。
3県跨ぎの路線バス
東武動物公園駅〜境車庫を結ぶ【TD01】系統は、営業エリアのうち埼玉県(北葛飾郡杉戸町)と千葉県(野田市関宿地域)および茨城県(猿島郡境町)に跨がる、一般路線バスとしては現在ではめっきり少なくなった3県跨ぎ路線である。
この3県跨ぎ路線は他に、春日部駅東口〜関宿中央ターミナル〜境車庫を結ぶ【KB57】系統も存在したが、現在は関宿中央ターミナル以北が廃止になり【KB55/56】に統合された(現在運行されている【KB57】は2代目で、春日部駅東口〜庄和総合支所を結ぶ)。
営業所
イタリックの営業所はタクシーも同居。特記以外は埼玉県。
- 越谷営業所 (北越谷駅近く)···越谷ナンバー
- 菖蒲営業所 (久喜市)···大宮ナンバー
- 杉戸営業所 (北葛飾郡杉戸町)···春日部ナンバー
- 加須営業所 (加須市)···熊谷ナンバー
- 久喜営業所 (久喜市)···大宮ナンバー
- 本庄営業所 (本庄市)···熊谷ナンバー
- 境営業所 (茨城県猿島郡境町)···つくばナンバー
- 太田営業所 (群馬県太田市)···群馬ナンバー
車両
バスは中型車が多く在籍し、新車はほぼ2ペダルのオートマチック車。白地に赤い半円とそれに沿うようにカーブを描いた青いラインで構成される共通デザインがある。大型車は少数派で、一時期は大型車そのものが不在だった時期もあった。
タクシーは埼玉県内ではクラウンコンフォートやセドリック営業車が多い。
タクシー事業
営業所
タクシー単独の営業所を記載。
- 北越谷営業所
かつては野田営業所が存在した。
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東武バス···東武バスセントラル(本社:東京都足立区)、東武バスウエスト(さいたま市大宮区)、東武バス日光(栃木県日光市)がある。