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声:東條加那子 → 梶裕貴(3章~)


主人公である渡辺早季の幼馴染。

やんちゃで明け透けな性格で、物事をやや大袈裟に捉えてしまう。そんな性格が祟ってか、真面目な話もホラ話と揶揄されて相手にされない場合が多々ある。ちなみに早季とは憎まれ口を叩き合う仲。


各章での活躍

1.若葉の季節

早季や青沼瞬等と共に「全人学級」に通っており、「第一班」として行動を共にしている。

しかし、学校行事である夏季キャンプの際、偶然今の世界が形成されるまでの歴史を聞いてしまう。

その直後、清浄寺の僧侶「離塵」に規約違反として呪力を暗示で凍結され連行されてしまう。


2.夏闇

連行中、人間に服従しない外来種バケネズミの集団「土蜘蛛」コロニーの襲撃に遭う。その攻撃の際に離塵が爆死し、呪力を凍結されたままの彼等は瞬の指示により散り散りに逃亡する。

早季と合流し共に逃亡するも包囲され捕縛される。しかし知恵を生かし監禁場所からの脱出に成功。再び逃走する中で「塩谷虻」コロニーの奏上「スクィーラ」に救われる。

その後、土蜘蛛の奇襲の中、早季の機転により呪力を取り戻し、それを存分に発揮して土蜘蛛の猛攻を蹴散らしていく。

途中疲労による危機に直面するも、関東一のバケネズミ集団である「大雀蜂」コロニーの援軍に助けられ、瞬達との合流にも成功する。


3.深秋

夏季キャンプの騒動から2年後、いつもと変わらない学校生活を送っていた。背が伸び、明るい性格はそのままに、やんちゃな部分は鳴りを潜め、冷静で思慮深くなっている。

思春期になり、生徒達の間では遺伝子レベルで組み込まれた機構に従い、親しい同性との恋愛が展開されていた。

彼も例外ではなく、青沼瞬と恋愛関係を築いていた。その仲の良さはお揃いのアクセサリーを身に付けたり、白昼堂々性的接触を行う程。

しかしそんなある日、瞬の方から別れを切り出され、心に傷を負う。しかし日に日に瞬の様子はおかしくなり、それが気になった早季の提案で瞬の調査を行うことになる。


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